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これであなたもディズニーマニア!? ▶︎▶︎▶︎ イッツ・ア・スモールワールド篇

あ、どうも。ディズニー大好きパパです。

Beforeコロナでは陸の年間パスポートを所有し、年間50回以上、東京ディズニーランドを訪れていました。Withコロナの今でも、年間パスポート枠や通常のパスポートにて、月3回のペースで東京ディズニーランドに行っています。

また、世界のディズニーパークもウォルト・ディズニー・ワールド(フロリダ)、アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ(ハワイ)、香港ディズニーランド(香港)を訪れ、我が家とディズニーは切っても切れない関係になっています。

「これであなたもディズニーマニア!?」とは

「これであなたもディズニーマニア!? ▶︎▶︎▶︎ ○○○篇」には、次の2つを載せています。

①アトラクションの体験動画

②アトラクションの概要(歴史や背景、豆知識など)

このnoteを読んでいただければ、今日から「ディズニーマニア」になれると思いますし、誰かに伝えたくなる「豆知識」も習得できます。

コロナ禍の今だからこそ、一緒に「おうち」でディズニーのアトラクションについて学びながら、実際に体験型動画で楽しみましょう。

体験型動画のみを楽しみたい方は、目次の「▶︎〇〇〇版・体験型動画はこちら」をクリックいただければ、体験型動画の箇所まで移動します。

はじめに

2017年9月に新婚旅行で訪れた「ウォルト・ディズニー・ワールド」へ、2020年2月に入った頃、娘を連れて行く計画を立て始めました。

その矢先、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、世界中で感染者が増え続け、未曾有の事態を迎えたのです。

世界各国(日本も例に漏れず)で渡航を禁止する措置が取られ、「ウォルト・ディズニー・ワールド」へ娘と一緒に行きたくても行けない日々が続いています。しかも、いつ行けるようになるのかの目処も立たないため、だんだんと行きたい欲が抑えられないようになってきました。

そこで、2017年9月に新婚旅行で撮影した写真・動画を引っ張り出してみると、当時、飛ぶ鳥を落とす勢いで流行していた「GoPro」で撮影したアトラクションの動画が出てきたのです。

その動画を見返してみると、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーでも楽しめるアトラクションもあれば、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーでも楽しめるけど内容が少し違うアトラクション 、ウォルト・ディズニー・ワールドでしか楽しめないアトラクションもありました。

撮影動画はアトラクションの入り口から待機列を経て、ライドまで撮影していたので、簡易な編集でつなぎ合わせただけですが、あたかも「ウォルト・ディズニー・ワールド」の現地で体験しているかのような動画になりました。

娘は動画を見ながら、私の膝の上に座り、私が縦揺れ、横揺れをしてあげることで本格的なライド「おうちディズニー」を楽しんでいます。

思いの外、娘の反応が良かったので、皆さんにも共有できたらと思い、動画を公開することにしました。

ぜひ、おうちでディズニーが好きな大切な方と楽しんでください!

そして、合わせて、アトラクションの歴史も一読いただき、アトラクションの背景まで含めて、楽しんでいただけると幸いです。

☆★イッツ・ア・スモールワールド★☆

「イッツ・ア・スモールワールド」は、世界のディズニーパークにある、カナルボート型のライドに乗り、世界各国の子どもをイメージした人形たちが歌って踊る夢の世界を訪れるアトラクション です。

★豆知識|フロリダ、東京版は地面の多くに水が張られていて、水面の下に沈んでいる航路に沿ってボートが進む形式です。一方、アナハイム、パリ、香港版は航路の下のみに水が流れていて、それに沿ってボートが進む形式です。
★豆知識|フロリダ、東京版では、アメリカのシーンがありません。フィナーレにカウボーイとネイティブアメリカンの子どもが出てくるだけです。これは、「イッツ・ア・スモールワールド」が出展された万国博覧会のホスト国がアメリカだったので、アメリカのシーンを設けていなかったからです。

□イッツ・ア・スモールワールドの歴史

イッツ・ア・スモールワールドは、もともとディズニーランドのアトラクションではなく、1964年〜1965年にニューヨークで開催された「ニューヨーク万国博覧会」で、ユニセフ(国連児童基金)のパビリオンとして、ウォルト・ディズニー社が制作したアトラクションです。

第二次世界大戦後、世界が平和に向けて動いている中で開催された「ニューヨーク万国博覧会」のテーマが「理解を通じての平和」だったこともあり、ウォルトは「人種、国籍、言語が違っても何のしがらみもなく、すぐに仲良くなれる子どもの世界こそ"平和"」だと感じ、「世界の子どもがそれぞれの母国語で歌う」というコンセプトを思いつき、「イッツ・ア・スモールワールド」が生まれました

ただ、ユニセフ館へのアトラクション出展は急遽決まったため、開催までのわずか1年という短期間でウォルト・ディズニー社のイマジニアがつくりあげたのです。

「イッツ・ア・スモールワールド」のテーマ音楽はシャーマン兄弟が担当

★豆知識|シャーマン兄弟(兄・ロバート・シャーマン、弟・リチャード・シャーマン)は、1960年代にウォルトに誘われてディズニー・プロダクションに参加。最初の作品である「メリー・ポピンズ」が大ヒットし、その後もディズニー映画の楽曲を多く手がけたことで有名です。東京ディズニーランドでもお馴染みの「魅惑のチキルーム」の音楽もシャーマン兄弟が手掛けています。

ウォルトからのリクエスト「普遍的で、どんな国の言葉でも歌えて、どんな楽器でも演奏できる。そんな要素がすべて入った曲」に応えて生まれたのが、皆さんもご存知の「"it's a small world"(小さな世界)」です

★豆知識|テーマ音楽でウォルトが最初に考えたのは、「世界の子どもたちが自分たちの国の”国歌”を歌う」という案でした。しかし、できあがった音楽は各国の国歌の音がぶつかり合い、とても聴けるものではなかったそうです。その失敗もあり、シャーマン兄弟に「普遍的で、どんな国の言葉でも歌えて、どんな楽器でも演奏できる。そんな要素がすべて入った曲」というリクエストをしたのだそう。

また、アトラクションのデザインはディズニー映画などで活躍していたメアリー・ブレアが担当し、人形の衣装デザインはアリス・デービスが担当しました。

さらに、ウォルト・ディズニー社は、音(オーディオ)と動き(アニメーション)、電子工学(エレクトロニクス)を組み合わせて、音と動きに合わせて作動するリアルな人形でもある、「オーディオ・アニマトロニクス」を採用し、「イッツ・ア・スモールワールド」を制作しました。

★豆知識|オーディオ・アニマトロニクスは、1961年にウォルト・ディズニー社が商標登録し、今では、世界のディズニーパークのアトラクションなどに導入さています。東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのパーク内には約3,500体のオーディオ・アニマトロニクスが存在しています。

「ニューヨーク万国博覧会」終了後の1966年、「イッツ・ア・スモールワールド」はカリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランドに移設されました。移設する際に、北極や太平洋シーンが追加され、アトラクションの外観もメアリー・ブレアのデザインに基づき再設計されました。

この通り、「イッツ・ア・スモールワールド」は、「ニューヨーク万国博覧会」用に制作されたアトラクションでしたが、今ではフロリダ、東京、パリ、香港のパークでも親しまれる、ディズニーランドの定番アトラクションになっています。

□ディズニーランド(アナハイム)版

「ニューヨーク万国博覧会」から移設されたオリジナル版です。移設後には北極と太平洋のシーンが追加され、すべてのパークにある同アトラクションの原型となりました。

建物(ファサード)は何度も塗り替えられましたが、現在は開業当時の白とゴールドを使った建物(ファサード)に戻されています

ちなみに、からくりが動いてる時の音は東京ディズニーランドと同じです。

また、2008年1月にクローズし、オープン以来41年ぶりの長期に渡る全面的改修を行い、オセアニアシーンを縮小、北米シーンを追加し、香港ディズニーランドで導入された計29体のディズニー映画、ピクサー映画のキャラクターの人形を登場させる内容に変更しました。これに伴い一部の人形を撤去しています。

★豆知識|2008年の全面的な改修では、シーンの追加・縮小、ディズニー・ピクサー映画のキャラクターの登場だけでなく、ゲストの体重増加が原因で「進行途中でボートが重量オーバーで沈んでしまう事案」が多発したため、その対策(ボートの浮力を増加させ水路を深くすること)も講じられたそうです

▶︎体験型動画 -Coming Soon

□ウォルト・ディズニー・ワールド(フロリダ)版

ディズニーランド(アナハイム)版と同じく、メアリー・ブレアがデザインを直接行った最後の「イッツ・ア・スモールワールド」ですが、他のパークと違って建物(ファサード)が表にありません

のちに開業する、東京ディズニーランド版はウォルト・ディズニー・ワールド版をもとにしてつくられたため、東京ディズニーランド版と内容がほとんど同じです。ただし、現在は、東京ディズニーランド版は東京ディズニーランド開業35年にあたる2018年のリニューアルで内容が大幅に変更しているため、ウォルト・ディズニー・ワールド版を体験すると、妙な懐かしさを感じます。

▶︎WDW版・体験型動画はこちら

□東京ディズニーランド版

開業当時の東京ディズニーランド版では、ウォルト・ディズニー・ワールド版の内容を基につくられました

★豆知識|東京ディズニーランド版だけですが、アトラクションのフィナーレシーンで「ピノキオの人形」を持っている少女(ピンク色の髪の毛)がいるので、ぜひ見つけてみてください!

外観はディズニーランド(アナハイム)を基につくられましたが、デザインに多少の違いがあります

★豆知識|違いの例として、「東京ディズニーランド版では時計の上の旗が斜めであるが、ディズニーランド(アナハイム)版は上を向いている 」等があります。

2003年よりクリスマスイベント「クリスマス・ファンタジー」期間に合わせて、『イッツ・ア・スモールワールド“ベリーメリーホリデー”』が2014年まで実施されていて、通常のテーマ曲に、「ジングルベル」や「ひいらぎ飾ろう」といったクリスマスの曲をミックスした音楽でライドを楽しむことができました。

★豆知識|1998年11月3日で営業を終了をしてしまいましたが、アトラクション向かって右側に併設する形で「スモールワールド・レストラン」がありました。現在、レストランがあった場所は「プーさんのハニーハント」になっています。

2016年には大幅リニューアルオープンすることが発表され、それに伴い、2017年3月にクローズ。リニューアル版は、2018年4月15日に正式公開されました

★豆知識|2018年のリニューアルでは、『アナと雪の女王』、『ふしぎの国のアリス』、『シンデレラ』、『ピーター・パン』、『塔の上のラプンツェル』、『ヘラクレス』、『ムーラン』、『アラジン』、『ライオンキング』、『リロ&スティッチ』、『ファインディング・ニモ』、『リトルマーメイド』などのディズニー映画のキャラクターの人形たちが加わり、新しく加わった人形の付近では、それぞれの映画を彷彿とさせる音楽が「小さな世界」の曲に織り込まれています。

また、乗り場も大幅にリニューアルされ、『スモールワールドステーション』という、世界各国へ向かう駅へと変更されました。待機列には、鉄道や気球、ボートなど旅にまつわる装飾が多数盛り込まれています。

▶︎TDL版・体験型動画はこちら

□香港ディズニーランド(香港)版

他のパークとは構成も異なり、アメリカ、中東エリアの追加、アジアエリアの面積倍増とシーンの追加など特徴的なものとなっています。

また、テーマ音楽もアジア重視となり、既存する日本語に加えて広東語・中国語・韓国語・フィリピンのタガログ語の4つの言語が追加され、計9言語となっています。

★豆知識|東京ディズニーランド版ではお目にかかれない、『バンビ&とんすけ』、『マリー』、『ウッディ&ブルズアイ&ジェシー』、『ポカホンタス&フリット&ミーコ』が登場します。ディズニー映画、ピクサー映画のキャラクターではありませんが、『パンダ』も登場します。体験型動画にバッチリ映っていますので、ぜひ、チェックしてみてくださいね。

▶︎HKDL版・体験型動画はこちら

□ディズニーランド・パーク(パリ)版

建物(ファサード)の外観にメアリー・ブレアのデザインを採用していなかったり、時計にある動く顔のからくりが太陽と月になっていたり、リアルタイムで動く時計と月と太陽の位置を示すからくりがついていたり。さらには、アトラクションの内容がヨーロッパのシーンが大きく目立つ演出となっていて、他のパークとは大きく異なる内容になっています

歌の言語も現地ヨーロッパ重視となりイタリア語・フランス語・ドイツ語・アラビア語が収録されています。

★豆知識|からくりが動いてるときの音は、東京ディズニーランド版と同じ。また、人形が行進するときの音楽も、東京ディズニーランド版と同じ「ト長調」になっています。

▶︎体験型動画 -Coming Soon

おわりに

「イッツ・ア・スモールワールド」の体験型動画、歴史、豆知識はいかがでしたでしょうか。このnoteを読むと、世界中の「イッツ・ア・スモールワールド」にライドするときの視点が変わりますよね。

ここに記載できていないストーリーや、私もまだまだ知らないストーリーもたくさんありますので、ぜひ、興味を持っていただけたら、ご自身で検索等をしてみてください。

そして、私の知らないストーリーがありましたら、ぜひ、コメント欄で教えていただけると嬉しいです。

それでは。

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