手榴弾【夢日記#366】

軍隊か何かの訓練。
司令官が先陣を切って、それを追う形で細長い建物の中を階段を使って上っていく。
上り切った後はファストロープを使った懸垂降下の練習の予定だった。
ロープは天井に繋がっており、事前にハーネスなどを装着した状態で上まで上っていた。
が、何か嫌な予感がした。
司令官が何を血迷ったのかいきなり手あたり次第手榴弾を投げ始めたのだ。
狭い建物故、逃げ場がない。
ファストロープで降下していくしかないし実際にそうしているのだが、まだきちんと練習できていない上に、次々に上から手榴弾が落ちてくる。
それを避けながら降りて行かないといけないのだが、ところどころ金網などがあってスムーズに降りることができない。
先ほど上ってきた階段も壁にピッタリくっついて設置されているわけではなく、ところどころ隙間があったりする。
もしかしたらこういう隙間なら安全なのでは?と思い隙間めがけて避難しようとするのだが、それを見越してそういう場所にも手榴弾が落ちてくるため急いで降りるしかないのだ。
これは訓練ではなく、もはやテロである。
何度かこれはやばいなというタイミングでの近場での爆発があったのだが、そこはやはり夢なのだろう。
『今のはこういう状況だったから無効』みたいな条件を自分の中で設定していたようで、普通ならアウトな状況だったはずのところも何とか無傷でやり過ごせた。
鬼気迫る状況の中なのに、うっすら夢だとわかっていたようだ。

その後、何とか無事に下まで降りられたのか、建物の下に何人かの仲間と立っていた。
合流できたこともあり安心していたところに銃撃を受けた。
ここには隠れられる場所がない。
びっくりしてみんな散り散りに逃げて行った。
たまたま自分の目の前には金属の壁があったためそこに隠れたが、全身が隠れるほどの大きさはなく何とか頭だけ隠れている状態。
そこに弾が当たって弾が当たったところが突出していた。
このまま銃撃が続けば蜂の巣になってしまうだろう。
ここから逃げたいのだがこの建物の外には身を隠せる場所もなく、逃げ込む場所もない。
ひたすら広大な砂漠が広がっていた。
途方に暮れる。

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多分昨今の世界情勢が見させた夢なのだろう。
おかげで疲れが取れない。

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