来客【夢日記#399】

私の部屋にサークルメンバーが遊びに来ていた。
時間も時間なのでみんな帰ることにしたようだ。
せっかくだから見送ろうと思って玄関を出てエレベーターの方に向かったら、さっきまで私の部屋にいたメンバー(同級生・先輩)ではなく別グループ(後輩)の人たちがいた。
「●●達見なかった?」と聞いたところ、「先に行きました!」とのこと。
見送ることも伝えなかったし仕方がない。
部屋に戻ると一人が「さっき●●を忘れたらしいんですけど」と言って私を追いかけてきた。
この子は後輩で、部屋にいなかったはずなのだが。
そう思いながら一緒に探すが、肝心の●●が聞き取れなかったのだ。
とにかく部屋の床に落ちていて見覚えのないものを「これは?」「これじゃない?」とか、「これいる?」などと言いながら聞いていくが違うらしい。
そう考えると先ほど来たメンバーはいろんなものを置いて行ったり忘れたりしているようだ。
確実に私の部屋に忘れたという保証もないようなのだが、一向に諦めようとしない。
仕方ないので、その辺にあったお土産のお菓子の箱を開けて後輩にも勧めた。
未開封だと思ったのだが、実はシールが破れていて使用済みの楊枝が一本入っていた。
今開封する以前に開封した覚えがないのだが。
そんなことを考えていると後輩が、「もみじ饅頭だったんですよね・・・。」とぼそっとつぶやいた。
もみじ饅頭なんて部屋にあるわけがなく。
それなのに私は部屋に落ちていたリップクリームなどを渡そうとしていたので、ちょっと恥ずかしくなった。

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昔はよくたまり場になっていたけれど、卒業してからほとんど会わなくなったし、そもそも部屋に人を呼ばなくなった。
ほぼみんな結婚してるはずだし、もう会うこともないか。
色々あったしね。

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