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黄色い枯葉と空の青

夢の内容は覚えていない。
覚えているのは
よしもとばななの『デッドエンドの思い出』の表紙だけ。

時期的なものなのだろうか。
ちょっと前からこの本の表紙の色合いを日常の中に見つけては
この本を思い出していた。
そういえばそんな表紙のそんなタイトルの本があったなと。
そして数日前。
知り合いがこの本を薦めていた。

読め!ということだろう。
読んだような気もするのだが、
もはやどれを読んでどれを読んでいないのか定かではない。
メモくらいつけておけばよかったと今になって思う。
いや、一時期は読んだ本リストをつけていた。
ただ、内容を要約したり感想を書くということが
誰も見ない前提であっても苦手なのだ。
それが苦になって辞めてしまった。

読んでいる間はいろいろ思うことはあるのだが、
終わってみると、面白かったか面白くなかったかくらいしか
思うことがなくなってしまう。
これに関しては映画も同じ感覚だ。
学生時代の国語の授業の発表なんかで
ぼろくそ言われたことが多少なりともトラウマになっている。
『みんなと違う感情を持つことはよくないことだ。』
いつのころからか根底にそんな感情があるので、
素直に感情を感じることができないようになってしまったのかもしれない。

とりあえず読め!ということだと思うので、
買ってきて読みますか。
思い返してみると、
一年以上本を読んでいないかもしれない。

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