人生の教科書 ▶︎気持ちの波(なみ)
人間関係の話の前に、
自分の気持ち(メンタル)についてお話しします。
天気に晴れ・雨・曇りがあるように、
わたしたちの気持ちにも、上下があります。
気持ちが上がっている時はうれしいけれど、
気持ちが下がっている時は悲しかったり、苦しかったりします。
だからわたしたちは、「気持ちが平坦であればいいのに」と思います。
「落ち込みたくない」、「気持ちが下がってほしくない」と望みます。
わたしたちの気持ちは、
・自分のコンディション(体の調子や心の調子):3-4割
・周りの影響(人や環境など):6-7割
などの要素により、構成されます。
自分のコンディションよりも、周りの環境に影響を受けるので、
いくら努力しても、
気持ちの波(なみ)を100%コントロールすることは不可能です。
天気もそうですよね。
明日は特別な日だから晴れてほしいと思っても、
自分の思いで天気をコントロールすることはできません。
海は、雨の次の日は濁っているし、風の強い日は白波が立つ。
天気予報は晴れだったのに、雨なんてこともあります。
わたしたちの気持ちも同じです。
天気や自然と同じく、コントロールはできません。
それが当たり前。だから、気持ちの上下で一喜一憂する必要はありません。
気持ちが落ち込んだ時は雨、もうだめだってくらい苦しい日は台風、
大きなハプニングは自然災害、気分がいい時は快晴。
その程度で大丈夫。
それがあなたの日常で、いつもの自分。
気持ちの波に落ち込みそうになったら、
一度ふーっと息を吐いて、空を眺めてみてください。
天気と同じって思い出せるはず。
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