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技術士総合技術監理部門への挑戦『第5回』

今回受験した技術士総合技術監理部門の二次試験(筆記試験)についての総括です。反省と来年の試験への準備について現時点で考えた内容をまとめてみました。

 技術士総合技術監理部門を受験した感想(総括)


概略
機械部門を受験した時と同じようなレベルで準備した。率直な感想は全体的に準備不足と感じます。感触としては総合で50%程度の点数で有れば上出来と思う。他の部門よりもレベルというか要求グレードが高いことが試験を通して理解できた。思考だけではなく知見と実識(実際に経験した事で得られる知識)が必要と感じた。知っているだけの表面的な知識はこの試験では役に立たない。実務を行いながら実識を一つでも多く重ねることが必要と強く感じた。

🔶択一式問題の感想
準備は 2022キーワード集をひと通り流したレベルと一部の計算問題を解いた程度。過去の知識がどれだけ通用するか?と考えていた。キーワード集に書いてある言葉はあくまでも表面的なものであり、実際の問題は一歩踏み込んだ問題と感じた。もちろん全ての問題がそうではない。一方で計算問題はサービス問題という設定に見えた。


🔶 論文式問題の感想
DXに関する問題で日本社会にDXが浸透しないことについて危機感を感じていることが背景にあるように感じた。状況を設定後の課題文も全体的に長い。課題文がシンプルであったのは前半のみ。後半はプロジェクトのプランナーというか事業企画開発者のポジションで初期の計画立案から実施事項と懸念事項を挙げて、かつ5つの管理項目を散りばめてトレードオフも論じるという点は非常に難易度が高い。言い換えれば『この程度はクリアしないとダメよ!』との暗示であると理解した。多方面からの俯瞰した視野を持ち実際のトレードオフの苦労をいくつか経験しておかないと3時間半の限られた時間で論理的に矛盾がなく書けるものでは無さそう。クリアする為には実際に実務でいくつか苦労せねばいけないだろうと思う。

来年への準備

🔶択一式問題
あと数年かかると予想して毎年ノートにキーワード集をアナログでまとめるのは非効率であり前年の資産を有効利用しずらい。そこでDX化を自ら導入してみようと思う。

🔹 来年2023年のキーワード集が100%別なキーワードに置き換わるとは思えないので『2022年総合監理キーワード集』をパーソナルwiki化

🔹『2023年総合監理キーワード集』が出たらパーソナルwikiへ取り込んで更新

🔶 論文式問題
2022年の問題はH24年に出題された問題と似た構成が複雑な難易度の高い問題との声を聞いたので、まずはH24年の問題について取り組んでみる。

🔹 今年と同様に困難な問題と言われたH24年の問題を分析、解答骨子の作成
🔹他の年の問題も同様に分析と骨子作成練習の再開

道具

🔹パーソナルwikiを構築するためのアプリの調査
Macでもipadでもiphoneでも活用できることが条件になるので、Notionか他のアプリが今の所有力候補かと。これがいいよとお勧めするアプリを知っている方がいたらコメントをお願いします。

スケジュールや気がついたことは、順次更新していく予定





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