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雑記置き場

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いわゆる雑記はここにまとめてあります。そんなに増えないかもしれないしいつか増えるかも知れません。 ※2018.11/9追記 逆噴射関係でない小説も今後暫しここに置きます。
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#パルプ銃撃戦

安息日のバニー・ガイ

安息日のバニー・ガイ

日曜午前の遊園地。
分かりやすくマスクと手袋をした着ぐるみの兎と鰐が、風船を配っている。
「ベータからガンマ、遊園地のバイトはどう?」
「こちらガンマ、大盛況さ」
「『チェスト』の様子は?」
「真面目にやってるね」
「ならよかったわ。それじゃ頑張って、バニー・ガイさん」
バニー・ガイ。悔しいが適切な喩えだ。
兎の着ぐるみを着たバツイチの誘拐現行犯、それが俺。
そして隣にいる『チェスト』は、密入国し

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【私選PPU】このパルプがアツい!RETURNS Vol.2

【私選PPU】このパルプがアツい!RETURNS Vol.2

右を見ても左を見てもパルプ・パルプ・パルプ!イマジネーションを指先から注がれた800字の銃弾が今日も論理メキシコに飛び交う戦場へようこそ!

というわけでピックアップ第2弾です。前回はこんな感じでした。

それでは行ってみましょう!胡乱の筆者!パルプ!

1品目

敵は格上、俺は三下、その上期限は今日ときた!藁にもすがる思いで目にした占いを頼りに動き出すアウトローの運命やいかに!

2品目

目に

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人を狙わば

人を狙わば

認めたくないが、嵌められた。
繁華街の路地裏、土地勘は「相手」にあり。
しかもどこで調達したか人質まで取られている。20代のくたびれた会社員と思しき女。どこにでも居そうなヤツを選ぶあたり容赦がない。大通りを逃げる最中で見つけたか。

俺は改めて相手を睨みつけながら、状況打開の糸口を探る。女の顔には絶望の色。緩いウェーブをかけた髪に見覚えがある。右手のナイフは女の首筋へ、隠れている左手は恐らく女の腕

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ダンジョン社屋24時

ダンジョン社屋24時

「班長、おはようございまーす」
ゴギッ……ギギゴ。
石の擦れるような音。床に土がちょっと零れる。班長の方を向くと、口と類推される部分がきれいな弧を描いている。
「いやぁ、昨日のラグビー凄かったっすね」
ゴゴッ、ギゴギギ……ズズッ。
班長はタックルの真似をした低い姿勢を取る。本人は真似のつもりだが、俺が仮にぶつかられたら確実に死ぬ。圧死請け合いだ。
身長132cn、推定質量

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捧げよ神輿を、その命を

「矢面半壊!」
「右陣見ろ右陣!食い込まれて……がァっ!?」
何故だ。
元町地区「神輿将」のハルヤは、愕然としていた。担ぎ手はまだ元気がある。しかし、戦いは最早個の力で制する次元でもなくなっていた。

美邦名物決闘神輿、その第一試合。
若い衆が手厚い元町の相手は優勝候補の浜浦と山深い大岳であった。大岳は若い衆もろくに揃わぬ弱体者。海の男が居並ぶ浜浦との決戦に余力を残せ。ハルヤの立てた作戦は、前回の

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日ノ本横断空駆競走顛末記

日ノ本横断空駆競走顛末記

人生三十余年。
与助は西の空から真っ直ぐに此方を目掛けてくるそれを初めて見た。
甲虫とも蝙蝠とも異なる羽。骨ばった腕が二本。その手には八尺前後の槍。白焼きにお誂え向きの尻尾。そして甲高い鳴き声。その上には……齢二十にも見えぬ若武者が1人、跨っている。
「な、な、なんだありゃあ……」
蜥蜴か。蜥蜴が飛ぶものか。おれにもとうとうお迎えが来たのか。でなければあんな代物、見えるはずがない。
阿呆のように口

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【今年も】第2回逆噴射小説大賞、それは真のエンターテイメント【しよう】

【今年も】第2回逆噴射小説大賞、それは真のエンターテイメント【しよう】

闘技場の控え室は、今や熱気に満ちていた。
血にまみれた斧を構え、精神統一する者。
召喚術の呪文をおさらいする者。
触腕の動作を確かめる者。
ひたすら虚空に正拳突きする者。
誰もが殺気立ち、それでいて静かに笑っていた。

ここは逆噴射小説大賞。誰もが血湧き肉躍り電子の一撃を交わす、論理闘技場である……!

PUL-POCALYPSE NOW!
というわけで今年もやって来ましたパルプ魂と胡乱のバーリト

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【雑記】逆噴射小説大賞最終結果

昼休み。スマッホの通知画面に、noteからの通知が踊っていた。
まさか。もう来たのか。大晦日の夜に盛大に来るのではなかったのか。
逸る心をギリギリ押さえてオフィスを飛び出し、昼飯が決まったところで結果を見る。

(まだ見ていない方はこちらから)

……というわけで今回は「グルメ×タブー×ハクスラ」の三重奏、死と生が複雑に入り乱れる美味しい潰し合いを描いた「池守よいとこ 一度はおいで」が最終選考に選

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#逆噴射小説大賞 二次選考結果

#逆噴射小説大賞 二次選考結果

12月1日、午前2時41分。

あまりの寒さに目を覚まし、スマッホに手を伸ばす。noteにスキが複数件来ている。何事だ。覚束無い手つきでnoteを開くと、逆噴射小説大賞の2次選考結果が来ていた。

寒さに震えつつマガジンをスクロールする。

まず飛び込んできたのはこの作品だった。おお、これが来るか。ちょっと倫理観の箍を外して書いた甲斐があったというもの。

にしてもこれはどうしたことか。まさかの大

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