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イジワル、イジメ、イヤガラセに負けるもんかー!<3>

接客の現場で半年前からバイトをしています。

専門職として30年近く接客をやってきましたが、あくまでも新人としていくつかの場所で働いています。

働く目的は、今の接客の現場を知ることです。

選んだ仕事は、どれも初めてです。

数ヶ月はケアレスミスの連続でした。

でも、慣れたら失敗は減り、人と触れ合う接客業は楽しいことがたくさんあります。

カスハラが問題になっていますが、体験してわかったこと。

それは、カスハラよりも直属の上司や先輩のモラハラ・パワハラ的な言葉に心底うんざりするという予想外のことでした。

大企業でないかぎり、教育訓練の方法は現場主義。

つまり、先輩達から口伝で学ぶのです。

しかし、先輩は教えるプロではありません。たまたまシフトが同じ人が教えます。教えるために仕事を引き受けているわけではないと、教えることを余計な業務だと捉えている人もいます。

私が最初に言われた言葉。

それは、

「なんで私が、あなたに教えなきゃいけないの?そう思わない?」

でした。

私は内心『は?何言ってるんだろ??』と思いながらも、言い返さず、黙って先輩が繰り広げる先輩独自の考え方の先輩節や上から目線の一方的なタメ口での指示命令指導を
3ヶ月聴き続けました。

やっと基礎的なことができるようになり、その先輩とシフトも違うので会わなくなりました。

ところが、最近数時間シフトが重なり一緒に顔を合わせて仕事をすることになったのです。

先輩は年下ですが、相変わらずのタメ口、命令、文句、愚痴、他の人の悪口ばかり。

一緒にいて、それらを聞くことにウンザリしたところに

そこに私の言動に対する反発があり、色々言われてしまいました。

その先輩のために黙ってやっていたことを、悪く解釈して

「私はそんなこと頼んでないから。忙しいのは分かってるし、余計なことしないでよ!」と感情的に怒っています。

そもそもそれは、ある仕事のやり方を変えて効率的にした方がよいこと、

さらに他の人の負担が減るからやっていると上司に説明したら

その上司がわざわざその先輩に、「スナフキンさんはあなたのためにこういうやり方をしているけど、それはあなたがお願いしたの?」と

聞いたからです。

先輩は、カチンと来たのでしょう。

その気持ちは分かります。

新しいやり方は、今までと違うのです。でも、腰痛が減るし効率が良くなります。

効率のことを考えるより
勝手に後から入った新人にやり方を変えられたことが許せなかったのかもしれません。

先輩の負担を減らすことが目的でしたが、それを望んでいないと言われれば私のやったことはおせっかいです。

ただ、些細なことでも、「黙って、変えた!」ということに、上司や先輩はとにかく許せないほど腹を立てることを理解しました。

その作業は私だけがすることです。かえたからと言って、誰にも迷惑かけないから、わざわざ許可は必要ありませんでした。

違う職場では、違う価値観がある。
それにやっと気づきました。

私が前に30年働いてきた接客の現場では、職場の改善は皆でしてきました。

後輩にタメ口や命令をする人も殆どいなくて、業務のやり方は全て個人を信用して任せて貰っていました。

マニュアルもあったし、教育もきちんとしていました。私は恵まれた職場にいたのです。

今の職場は、お客様との触れ合いが楽しくカスハラは皆無です。仕事は難しくなく、やりやすいのです。

それなのに、新しいスタッフが定着しない理由は、カスハラではないのだと分かりました。

ここの職場は、1人の上司と1人の先輩のネガテイブな思考と発言、行動が職場を暗くしています。

職場には、モラハラパワハラのときに報告する場所はあります。

中小企業でも、そういう場所はあるのです。

しかし、報告したらどうなるか誰でも想像がつくので、誰も利用などしません。

イジワル、イジメ、イヤガラセをするのは個人です。

皆がそうではありません。

でも、1人でもそういう人がいて、その人と関わることが避けられないとき

せっかく、お客様との触れ合いが楽しくても、一瞬で不快な気持ちしか感じなくなります。だから、皆面倒くさい人間関係を避けて辞めてしまうのです。

お客様は一回だけ、あるいはお得意たも触れ合う時間は短いのです。

しかし、上司や先輩との触れ合う時間は長いので、耐えがたいストレスと向き合う覚悟と工夫、そしてストレスリリースと認知や価値観の修正が必要です。

これは、学校でも家庭でも同じです。

私の父親はギャンブル依存症でした。

そのことで家庭は崩壊していたので、私は学校では優等生を演じながら、同時に他の友達と深く触れあうことは避けていて

スナフキンのように1人の時間を作ることで、友人達との深い関係性を作ることを避けました。そうすることで、人間関係に傷つくことはないからです。

親を見て学んだこと。
人は皆弱くてダメで愚かな部分を隠している。

このことは、人を理解するときに役立っています。

常に他人に期待しないので、人間関係で嫌なことがあっても立ち直りか早くでぎます。

私はコミュニケーションとは

裏切られたり
嘘をつかれたり
騙される

ことは
誰にでも起きることだと考えます。

なぜ、そんなことをするのか?

それは、

裏切ること
嘘をつくこと
騙すことは

自分を過剰に守るために
人は誰でもやってしまう脳の防衛策だからです。

上司と先輩のイジメ、イジワル、イヤガラセも当たり前。

脳は必死に自分を守るために他人を攻撃するのです。

誰でも嫌なことをされたときは
不愉快だし、許せなくなりますが
上司と先輩だけがそれをするのではありません。


イジメ、イジワル、イヤガラセはどの国でも昔から誰にでもある問題です。

視点を変えると
許せないと強く反応するのは
攻撃されるとネガテイブに対応したくなる受け手側の反応次第ですを

同じことをされても、跳ね返す人、受け流す人、乗り越える人もいます。

過去と他人は変えられません。
ならば、自分の不快感を軽減するためには自分の反応を変えるしかありません。

そのためには、自分の気持ちを自分で客観視して眺めます。

私は「パワハラとモラハラは本当に許せない」という価値観を強く持っている。

私は過剰反応して受け流せない。

そのために、あまりにも不愉快だと
一瞬呪うような気持ちや仕返ししたくなる気持ちが湧くことがあること。

これは逃げてはいけない私の心の闇に芽生える私の真実です。

自分の心の闇に呑み込まれない。

自分の気持ちをリセットする方法を模索してきて、今はその方法を使って闇からすぐ抜け出しています。

ネガテイブ泥沼に引きずりこまれて生きて、変えられない過去にこだわり人生を無駄にはするなんて、馬鹿みたいです。

半年間、色々試して、自分に合ったストレスマネジメント法を見つけました。

ネガテイブ泥沼から自力で這い上がると、勇気や自信が湧いてくることも分かりました。

這い上がると
たくさん気づき、自己実現達成感を得られます。

嫌なことを一晩で乗り越える方法。

それは簡単には手に入りませんが四苦八苦しながらでも
手に入れた方がマインドも人生も健全に保たれます。

次回からは、私が試している様々な方法をお伝えします。


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