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夜間動物病院に行ってきた

うちには、山で生まれし野犬界のプリンスと巷(まちこ家)で噂の大天使ぴよがいる。
推定2歳の元保護犬だ。

そんなぴよが夜間動物病院に行くことになったお話

ニョロニョロを背負うぴよ
 なんだか誇らしげだ

なんだかおかしいぞ、ぴよ


ある日の夕方。
ぴよは全くごはんを食べなかった。

今まで少し残すことはあっても一口も食べないことは無かった。
そして少し離れたところにいても聞こえるくらいぴよのお腹がぐるぐるいっている。
そしてなんだか元気が無い。
これはなんだかおかしいぞ。

時間は8時過ぎ。
近くの動物病院はしまっており、夜間動物病院が空くのは9時から。

うーん。
一晩様子を見るか…夜間に行くか…

夫(通称おにい)と相談。
なんかあった時後悔するから行くか。
ということで病院へ行くことに。

しかしうちには車がないので、近くに住んでるまちこ母(ジャニオタ)に相談。

まちこ「ぴよが調子悪そうやから連れてって欲しいんやが…」
母「いいよー。ちなみに今日おせんべい貰ってさ〜もって…」
まちこ「おせんべいの話はええからはやめに来てくれ。」

そんなこんなで病院まで送迎してもらうことに。

母到着

数十分後、母から到着のお知らせが。

ぴよ、そんじゃ行くぞ
といつものお散歩装備を出すと、のそのそと起き上がる。
やっぱりなんだか元気がない。心配だ。

うちのマンションは共用部分は抱っこ必須なので、抱っこで マンションを出た。

地上に下ろす。



するとまさかのダッシュ!!!!!
ちょっと待ってくれ!うそやん!めちゃくちゃ元気やん!

こんなピチピチ元気なのを連れていったら仮病かと疑われるかもと一瞬思ったが、
母も召喚してしまったしとりあえず病院に向かうことに。
 

次なるミッション 予約戦争

時は夜の8時45分頃。車内。
スムーズに行けば9時過ぎには到着する。

夜間動物病院は電話予約必須だ。
いち早く見てもらうためにも予約戦争に勝つ必要がある。

まちこ「おにい。戦争や。9時なった瞬間に電話や。」
おにい「わかった。」

車内には最近デビューしたらしいAぇ! group(予測変換ありがてぇ)の曲が流れている。
母はなんだかのりのりで曲を口ずさみつつ、その子たちの情報もあれこれ伝えてくる。

すまん母よ。今は戦争への精神統一中なんや。
ということでなんも覚えてない。


ついに時は来た。9時だ!

年に1回出るか出ないかのまちこの本気のおかげで無事繋がった!!!私えらい!

かくかくしかじか。症状を説明。

受付のお姉さん「あと何分で到着されますか?」
まちこ「あと1分で着きます。」

もう時間配分が天才すぎた。
 

大物現る

病院に到着。
ぴよはなんだかそわそわしている。

診察用紙を記入し待っていると、診察室に呼ばれた。賢そうな女性の先生だ。
診察台に乗せられたぴよはなんだか緊張気味。

ひとまず体温を測ることに。
つまり体温計をケツにぶっ刺すのだ。

 先生は慣れた手つきでぴよのしっぽを上げ、体温計を突っ込む。

その時のぴよの表情は…

チベットスナギツネのようだった。
前をじっと見つめ微動だにしない。
ケツに体温計が刺さってるとは思えない貫禄。
こいつは大物や。

熱はなし。お次はエコー。

先生「お腹の毛刈ってもよいですか?」
まちこ「どうぞ(即答)!ぴよ、ハゲデビューやな!」

と、いうことで毛刈りとエコーをすべく、少しお別れすることになった。
 

おハゲになったぴよ

数分後、看護師さんに抱えられてぴよは帰ってきた。
お腹を確認。
見事におハゲぴよになっていた。
じょりじょりしてて暖かい。

すごい突進してくる
活きが良い

診断結果は恐らく胃腸炎ですとの事。
胃腸の動きを正常にする注射を打ち、治療は終了。

お会計は35000円!!!!!

あわわわわわ…
ペット保険の元がとれたね!!!
加入してて良かった…
精神的ダメージが軽減できた。

無事帰還

こうしてぴよの夜間病院デビューは終了したのでした。

次の日ぴよはちゃんとご飯をたべ、一安心。
お願いだ〜健康でいてくれ〜

ペット保険と母のありがたみを感じた出来事でした。

広大なおハゲ
触り心地はなかなかすばらしい

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