管理されずに結果を出すために、どうすればいいの?
フリーランスで仕事をしていて思うことは、管理されていない方が心地いいし仕事も質の良いものができることです。
しかし、最近、テレワークの話題になると、どうしてもスタッフを管理するためのシステムや対応を見かけます。
実際に、フリーランスでテレワークで仕事をしている身としては、管理されることは苦手。
SNSで繋がっている方も、管理される方が集中力が落ちるなど、記事をシェアされていました。
離れた場所でもいい仕事ができるためには何が必要なのか?
その根拠が知りたくて読んだ本は「管理しない会社がうまくいくワケ」
「自分の小さな「箱」から脱出する方法」をご存知の方が多いかもしれませんが、この本はビジネス篇になります。
2017年に出版されている本ですが、今回、読んでみて、
「これって今必要なことだ!いい仕事をするための基本的なことって、いつの時代も変わらないんだな」
と、驚きと感動でいっぱいになりました。
フリーランスで仕事をしてきて、あらためて自分が
「この仕事好きだな」
と思う瞬間は、
一緒に仕事をしている人が動きやすく流れが作れた時
です。
作品とかそういうのじゃなくて、プロジェクトがだんだんと動き出して、メンバーがそれぞれフォローし合いながら作っている感覚。
それが、テレワークでも作れていることに、なんとも言えない感動というか、そんな気持ちになるんです。
メンバーが動きやすくなるために、いろんなことを考えながらやり取りするのですが、もっとよくなるためにできることは?
と考えることが増えてきました。
だから、最近、テレワークの話題で管理する話を見かけると、自分も苦手ですが、仕事の効果もあまりよくないんじゃないのか。
そんな気持ちがあり、根拠となるものが知りたかったんです。
今回、読んだ「管理しない会社がうまくいくワケ」に書いてあったことで、「なるほど!」と思った言葉が
物事のカギを握っているのは常に、行動だけでなく、
プラスアルファの”何か”
です。
行動するからこそ、結果は変わるのですが、行動だけではない。
ということは、「プラスアルファ」が、根拠なのかも!
と、読み進めてわかったことは、
マインドセットが変わった行動は長続きする。その結果、大きな変化が起きる。
変化した意志での行動は、自分から動く。
つまり、企業が求めている
自ら積極的に動くスタッフになる
ということです。
逆に言えば、管理することは、その瞬間の行動が変わったとしてもマインドセットが変わっていないため、長続きしない。
ということは、テレワークでスタッフを管理する働き方は、将来的に考えると会社にとってもスタッフにとっても、望む結果にならないのかもしれないと感じました。
会社としては、給料を払うので、「サボっているんじゃないか?」
ということが気になるのだと思います。
そうなると、仕事の配分や評価の方法も変える必要がでてきますので、今までの管理方法を変えるとなると…難しいと感じる方が多いのでしょうね。
でも、目標としていることを実現し、継続したいのであれば、「管理する」という習慣を手放すタイミングにきているのかもしれません。
テレワークでの働きやすさは、テレワークだけではなく、リアルではもっと便利になる働きやすさに繋がっていくと思っています。
仕事に限らずですが、大切なことは昔も今も変わらないことが多いこと、今回の本で気付かされました。
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