オンライン疲れの理由は脳疲労?
オンライン会議は想像以上に疲れてしまうことがあります。リアルよりもオンラインの方が個人的には好きです。でも、1週間に何度もオンライン会議があると、かなり疲れていることに、最近気づきました。
疲れる理由は、会議の時間が予定通り終わらないから?
と思っていたのですが、
「そうではなかったのか!!!」
と、今日、気になって読んだ雑誌から理由を発見しました。その雑誌がこちら↓
この雑誌のP44「オンラインで好印象を持たれる見せ方と話し方の作法」に
オンライン疲れには、「身体的疲労」と「脳疲労」があるという。
ー引用元 THE21 P44より
と書かれていたのです。
身体的疲労は分かったのですが、
脳疲労は具体的にどんなことなのか?
気になって読み進めてみました。
私にとって衝撃的で「なるほど!」と納得した脳疲労の説明は
・システムトラブルが生じた時を予測していること。
・他の参加者の情報を画面上で見える範囲で一気に処理していること。
です。
複数の人が参加している場合は、画面上に複数人、同時に見えますよね。そのため、一度に複数の人の情報を受け止めている。だから、脳が疲れてしまうそうです。
リアルの場合はどうだろう?
と考えてみると、話を聞きたい人だけを視界に入れることができます。なので、その人だけに集中しやすいのかもしれません。
「確かに、そうかもしれないなぁ〜」
と思いました。
もう1つ、衝撃的だったことは
お互いの顔が見えた方がコミュニケーションしやすいと感じるのは、話し手の単なる自己満足なのです。
ー引用元 THE21 P44より
でした。
自己満足かぁ…そうかもしれません。感覚としては、オンラインよりもリアルがいいというのと同じかもしれませんね。
ただし、顔出しありとなしは使い分けが必要で、初めて会う場合は、信頼関係を築く上でも顔出しをした方がいいですよということも書かれています。
顔出しなしで対応できる会議や打合せは、信頼関係を築くことができてからだというのは、納得です。初めましてで信頼関係がないのに詳しい話をするのは、難しいですしね。
つまり、状況に応じて使い分けすることで脳疲労が軽くなるんだと思いました。
ビジネスではなく、イベントの場合はどうだろう?
と考えると、これも、信頼関係+学習効果を考える必要があるなと思っています。
今週は「初めまして」の人とビデオ会議が続いたことや、メッセージのやりとりもあり、どっと疲れたなと思っていました。理由がちょっとわからずに悶々としていたので、THE21を読んで理由がわかりスッキリしました。
これから、益々、いろんな方との仕事やオンラインでのやりとりが増えてくる時代。だからこそ、「脳疲労」があることを知っておくこと。そして、状況に応じてツールの使い分けをする必要があると実感しました。
脳疲労についてわかりやすい解説をしてくださっていたのは、長崎大学准教授 矢野香さんです。矢野さんの本、今度じっくり読んでみようと思っています。
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オンライン疲れしないためにも、いろんな使い分け意識したいですね。
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