「先が見えない」と感じる時に読みたい一冊
辛いときや先が見えないときこそ、自分で考えて決めることはとても大切です。なぜなら、自分で考えて決めることで、辛いことからも先が目ない状態からも脱出できるから。
あらためて、自分で考えることや決めることが大事だと気づかせてくれたのが、今回、手に取った本、「うまくいっている人の考え方 完全版」です。
2013年出版の本で『うまくいっている人の考え方』『うまくいっている人の考え方 発展編』を1冊にまとめた完全版になっています。
「本書の使い方」に
「週に一項目ずつ、一年間にわたって取り組んでいくとか、あなたの状況にあった項目を見つけて取り組むとか、いろいろなパターンがある」
と書いてあったので、今回は、私の状況にあった項目を見つけて読んでみました。
今回、私の状況にあうと感じた項目は
31自分で考え、自分で決める
ここには、決断を誰かに代行してもらうことは得策ではないことと、3つの理由が書かれています。
著者が1番大事な理由としているのが
「あなたの人生を他人の決断にゆだねてはいけないのは、他人に決断を代行してもらっていると、自分で決断する習慣が身につかなくなるからだ。」
—『うまくいっている人の考え方 完全版 (ディスカヴァー携書)』ジェリー・ミンチントン著
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この言葉が刺さったのは、私自身、決断を他人に委ねていた時期があったからです。決断だけではなく、考えることも、いつの間にか他人に委ねていました。
そうなると、自分が何者で何のために存在するのかさえ、わからなくなるんです。結果的に、自信を失ってしまう。
でも、最初から他人に委ねていたわけではありません。
私、ちょっと変わっていたし、みんなと同じようにできないことが多かったんです。
だから、みんなと違うと怒られ、同じようにするように強要される。時代もあるかもしれませんが、そうやって他人と同じように振る舞い考えることがいいような時だったのかもしれません。
しかし、大人になったら、突然、「あなたはどうしたいの?」と考えを求められることが増えます。
特に、子育てをしていると、「お母さん、どうしますか?」と聞かれるんです。
私の場合、今まで自分で考え決めることがなくなっていたから、どうしたらいいのかわからない。だから、「こんな感じかな」という、当たり障りのないところで返事をしてしまっていました。
そのため、上手くいかないと誰かに責められたり「お前が悪い」と言われることもありました。今思えば、自分で考えて決めたことではないから当然の結果なんです。
子供たちが不登校になってからは、さらに正解も参考になることもない。だから、自分で考え決めるの連続になったんです。
たくさん失敗したし、悲しい思いもしました。時間はかかりましたが、とことん自分で考え決めてきました。
自分で決断することは、今回読んだ本にあるように、結果的に自分に自信を持てるようになり、仕事も生活もうまくいくようになっていきます。
そして、子供たちも「自分がどうしたいのか?」をしっかり考え決めて、行動できるようになりました。
昭和、平成はきっと考えずに決断も誰かに委ねた方が生きやすかったのかもしれません。でも、令和は、自分で考え決断することがより強く求められているんですよね。
「うまくいっている人の考え方」は、
「自分の人生は自分のものだから、これでよかったんだ。」
そんな清々しい気持ちと笑顔になれる一冊でした。
今、「辛い」、「先が見えない」と感じている方は、ぜひ「うまくいっている人の考え方 完全版」読んでみてください。
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