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不登校の子どもの学び

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不登校の子どもの学びってどんな感じ?そんな気になる疑問に、我が家の子どもの実践事例を紹介します!2018年度使ったパルステップの事例や、これからの学びについても掲載中です。
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2021年6月の記事一覧

子供が学校に行けないとき健康診断の対応どうしてますか?

学校に行けない、または学校に行きづらくなった時、いろんなことを個別対応する必要があります。その1つが健康診断。 普段、学校に行きづらいのに健康診断のためだけに学校に行くことは、かなりハードルが高いんです。 では、どうしたらいいのか? そもそも、健康診断をなぜ学校で受けなければいけないのか? とうことを考える必要があります。 なぜ、小学校や中学校で健康診断を行っているのか?ですが、 学校保健安全法の第三節13条一項で下記のように定められています。 第十三条 学校に

自分の未来をつかむために。ゆっくりと着実に動いていること

今回は、不登校の娘ちゃんが通信制高校の体験会に行くまでの話です。 小学校1年生から不登校の娘ちゃんも、あっという間に中学3年生になりました。 娘ちゃんにとって学校は、憧れの場所。 同じ年のお友達を作るのが夢だったけど、気づいたら中学生になり、思春期も重なって人が怖い気持ちが強くなってしまいました。 「あんなに、人と接するの喜んでいたのに…」 と、時々、何とも言えない気持ちになります。 そんな娘ちゃん、中学2年生の終わりから友達を作るよりも、大人になった時の夢を叶え

子供が学校に行けなくなった時に言ってしまった絶対に言っちゃいけない言葉

私にとって「失敗した」と感じることは、とてつもなく多いです。 その中でも1番の失敗であり、今につながっていることは子供が学校に行けなくなった時に言ってしまった言葉。 それは 「学校に行ってくれないと働けないじゃん!」 です。 事実ではあるけど、学校に行きたくても行けなくなっている子供たちに絶対に言っちゃいけない言葉。 なぜなら、「働けない」と選択したのは親である私だから。 もっと、いろんな方法を探して試せば良かったし、他にもいろんな方法があったはず。 もちろん

不登校の子が成長するために「タイミング」って大事なのです

我が家の不登校の子供たちの様子を見ていて、 タイミングって大事だと思うことが、たびたびあります。 微妙にタイミングがずれることで、いつもできていることができない。 逆に、いつもはできないことがすんなりできる。 ということがあるんですよね。 だから、不登校の子供たちにとってタイミングって大事。 ただ、子供たちが、いつも自分のいいタイミングでできるとは限らないことを、学ぶことも必要です。 とはいえ、自分にあったタイミングでできないことがほとんど。 泣いたり、悔しか

学校での「音」ってものすごく大きいこと知っていますか?

6月に入り、中三の娘ちゃんは週に3日ほど給食の時間+お昼休みを学校で過ごしています。授業が終わるギリギリの時間に教室に入り、昼休みの時間にそっと帰る。 そんな日々を、もう長い時間、繰り返しています。 私が子供たちの学校に付き添って9年目で思うことは、 学校はものすごく音が大きいこと。 娘ちゃんは聴こえすぎ、専門用語でいうと聴覚過敏です。だから、音の大きさはその場での過ごしやすさに影響します。 小学生の頃は、イヤーマフを使う時もありましたが、やっぱり周りの理解がないと

子供が家族以外の大人と関わるタイミングっていつ?

子供が家族以外の大人と活動できるって、すごく大事だと、今日あらためて思う出来事がありました。 家族以外の大人と活動できることが必要なことは誰でもわかっています。 でも、学校に行けなかったり、外に出られなかったりすると、かなり難しいんです。 また、人それぞれ学校に行けない理由や外に出られない理由が違うので、 この方法があれば人と関われるようになる! というのは、なかなか言えません。家族としては、 とにかく外に出さなくちゃ! 学校に行かせなくちゃ! そうしないと、大

料理に「ありがとう!」

最近、料理に毎日、助けられています。 学校に行けなくなった子供たちですが、9年目になり、日々いろんな変化が増えてきました。 その1つが料理です。 最近、料理に「ありがとう〜」と、思うことが増えました。 実は、今日(6月28日(月))は明日のご飯のために、息子くんは下ごしらえ。そして、娘ちゃんは、パンを作っています。 すっかり料理にはまった子供たち。 明日は、ちょっとしたイベントがあるため、 ごちそうを作る! と、2~3週間前から、二人で話し合ったようです。