児童養護施設職員のやりがいとは

皆さんこんにちは。
一般社団法人Heart resQ理事の小松奏楽です!

私の趣味として一人で飲みに行って、そこのお客さんとお話するというのを楽しみにしております。色々な年代や職業の方のお話を聞いて、自分の知らないことを教えてもらうのはすごく楽しいです。

よく「仕事は何してるの?」という質問に
「児童養護施設の職員です」と答えても

「児童養護施設って何?」
「子どもが毎日通ってるの?」←これ一番多い
「しんどい仕事してるんやなあ」と言われます。

あーまだまだ児童養護や福祉についての認知が
広がっていないんだなあと反省しています。

しんどいよねってよく言われる理由として
「そんな子どもたちってどうしていいかわからないよね」
「子どもたちの話を聞いていたらこっちもしんどくない?」
というのがあります。

確かにそうです。

この仕事をしている限り、子どもたちの思いはたくさん聞いてあげたいです。
信頼関係ができてくればなおさら、過去の体験や心の苦しさを話してくれます。

代理受傷という言葉があるように
ケアをしている私たちが、子どもたちのトラウマを抱えてしまうこともあります。

また、子どもたちの心の苦しさは言葉だけではなく
無視したり、ルールを破ったり
物を壊してしまったりと行動に出てくることもあります。

その中でこの仕事のやりがいってなんだ?となることがあります。
主任に相談もして私なりに考えてみました。

よくあるやりがいは
いつか子どもたちが大きくなった時に
あの頃はありがとうと言ってくれることです。

でもこれって2年目の私にはまだまだ感じるには道のりが長いように思います。

では何が「やりがい」なのか

それは子どもたちの行動や言動の背景について捉えて
それを自分自身の知識や考えに結びつけていくことなのかなと思っています。

どうしてこんなこと言ったのだろう?
どうしてこんなことしたのかな?

と考えて、またそれにどう対応していこうと考えると
自分のスキルにも繋がるし、よりその子どもを理解してあげられるのではないかと思っています。

虐待や親と暮らせないといった経験をしていない私には
子どもたちの思いを深く理解してあげられないかもしれませんが

常に理解してあげようという姿勢は持ち続けていたいなと思います。

そのためにはまず勉強。知識も必要。
まだまだ未熟です。勉強し直してきます!

こんなHQ理事の小松奏楽ですが、
最後まで読んでいただきありがとうございました!