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大人に対する支援も。

こんにちは!HQの大野です!

私は今週TVerで見れる「家なき子」と言う
30年ほど前にやっていたドラマを一気見しておりました。

まだ8話までしか公開していませんが、
家庭内暴力受けている小学生の少女が、理不尽な環境の中でも困難に負けずに生きていく様を描いた物語です。

「同情するなら金をくれ」という言葉。
きっと知っている人も多いのではないでしょうか。
この言葉はこのドラマの中で主役の少女が
吐き出す言葉です。

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と同時に、最近読んでいる
「助けて」が言えない 子ども編
という本です。

まだはじまりの部分しか読めていませんが
自殺予防教育「SOSの出し方教育」を実施する。と言ったことがかかれていました。

しかしその後、
そんな教育でSOSを出せるようになるほど
子どもたちは無邪気ではないし
安心してSOSを出せるほど社会が安全ではないことも子どもたちは知っている。

SOSを出していいんだよ。という言葉と同時に
折れない心を育む。折れなさ。強さ。
を美徳とするメッセージも同じ口で
話しているのではないか。

大人たちはこうした矛盾にあまりに無自覚で
鈍感すぎる。

その意味では、自殺予防教育を提供すべきは
子どもではなく、子どもを支援する大人の方ではないか?

子どもの何かを言おうとするような訴え
リストカットやオーバードーズ(自傷行為)を
単なる厄介な問題行動として見逃していないか。

子どもたちなりの自己救済の試み、
SOSとして受け取ることができる大人は
今の社会にどれだけいるか。

そもそもその子どものSOSに気づけなかったり
するのは大人が余裕を失っているせいではないのか。

そういった意味でも
大人への支援も必要ではないのか。

といった文が書かれてありました。

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ドラマを見ていても、この本を読んでいても
言えるのはやはり大人側の支援も必要だということ。

ドラマの中でも結局大人側に余裕がない。

それでは、子どももSOSを出せない。
出しても意味がない。
出したところできっとまた
大人のわがままに振りまわされ、
良いように包められて終わる。

きっとそれくらいのことは
無意識のうちに子どもも理解しているんだと。

私の身近にいる子たちと
照らし合わせてもリンクする部分が
たくさんありました。

そのためにも、HQが掲げる
子どもも親も、SOSを出せる。出しやすい
環境づくりは大切なのだと改めて理解し、
気づくことができました。

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今週ももう少しで終わります。
しんどい時は言葉にして吐き出し、
頑張ったと自分で自分をハグしてあげてください。

なんだか、読書感想文?
ドラマ感想文?のような形になってしまいましたが、HQ大野の今週のブログでした!

最後まで読んでくださり
ありがとうございます^_^

また明日に向けてゆっくり生きていきましょう☆