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横須賀の無人島

無人島に行くなら、何を持っていく?

人生の中で、こういう質問をだれでも何回かは受けたことがあるだろう。

ただし、この質問を受けた人のうち本当に無人島に行ったことがる人は、そんなに多くないと思う。

でも、私はこの日、無人島に旅に出た。

バック1つに、お財布とスマホとカメラを入れて、お気に入りのかわいいバレーシューズをはいていった。

2月だけどずいぶん温かかったから、歩くことを予想してちょっと薄着にした。

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そうして私がたどり着いたのが、神奈川県横須賀市だ。

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無人島「猿島」

無人島だけど、毎日何便も船が往復していて、夏にはバーベキュー客でにぎわう島。

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70年ほど前の昔、要塞として戦地として多くの兵士が緊迫した歴史を作ったこの島も今では多くの人の笑い声にあふれる。

それでも砲台跡や鉄砲の跡が残されている。

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戦争の傷跡を目に移して、ふと思い出したのが、テレビの中で兵士として戦地に赴いたことがあるおじいちゃんが言っていた言葉。

戦争だけはしちゃいけない。

今私がこうして、この地に足をつけて笑顔になれるのは、誰かが作ってくれた歴史があるからだ。

そう思うと私も、今をちゃんと歴史にしないといけないと思う。

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世界中が沈んでいるこんな時代だけど、私たちだってこういう時を乗り切った人たちの歴史の上で生きている。

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いつかこの瞬間が、昔話になる時に、誰かが笑っていられるように、私は今をしっかり生きよう。



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