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採用活動に欠かせない「ペルソナ設定」について(ペルソナ設計シート付き)

「採用したけど、思っていたのと違う!」
「自社でどんな人を採用すべきなのか明確になっていない!」

という方にオススメしたいのが、「ペルソナ設定」です。

ペルソナとは、具体的な生活がイメージできるように詳細まで描かれた人格を指します。

ペルソナを作成する場合、名前や年齢・性別・住んでいる地域はもちろん、家族構成や生活・行動習慣など、実在する人物のように考えて設定します。

採用におけるペルソナを設定する際の10項目は下記になります。

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1.デモグラフィック:デモグラフィックは人口統計学的属性、つまり性別、年齢、住んでいる地域、所得、職業、学歴、家族構成などその人のもつ社会経済的な特質データのことです。 デモグラフィックスによって、その人の行動・態度が異なるという考え方からこれをベースにデータを分析します。

2.背景:松竹梅に分けていますが、上から順に求める人物像の経験や背景について記載しています。

3.行動特性:水面上に現れている、つまり他人から見てすぐ分かる情報は、いわゆるスキルや知識です。情報感度やコミュニケーション、普段使用しているツールから、どれくらいのWEBの知見や自社に慣れるかを設定します。

4.目標:どのような目的意識や目標を持っているかによって、仕事や業務に対する取り組みが変わってきます。常に成長を求めて自主的に行動ができる人を採用するのか、あるいは成長よりは安定的な仕事を求めてルーティーン業務をしっかりとこなしてくれる人を採用するかは企業によって異なるので、単純にこのスキルがあるひと!と設定するのではなく、求職者にどのようなマインドで働いて欲しいのかという部分にも繋がります。

5.課題:求職者を突き動かす原動力となる、ある意味「負」の部分です。ただこれはポジティブに改善の余地がある「課題」にすぎません。前述した、4項目めの目標と近しいものがあるので、一貫性を保ちつつ、設定していきます。

6.提供できること:これは企業として、求職者に提供できることです。待遇よりは仕事や将来の目標に合わせて提供できる経験を示します。メディア運営のインターン募集の内容ではありますが、それ以外の業務にも携われるので、メディア運営を基礎として、色んなことを学びたいという意欲のあるインターン生には響く内容になっています。

7.口癖:日頃どんな言葉を発するのかによって、人物像を明らかにします。ハングリー精神のある人を採用したい場合は、口癖が「定時最高!」よりは、「成長するためなら、遅くまで仕事できる!」の方が自社にフィットするでしょう。

8.批判意見や懸念点:自社に対して求職者が抱くであろう、懸念点や意見をピックアップします。クリエイティブなメディア運営を謳っているが、それらが本当に可能なのか。求職者の心情(負の根深いところ)までイメージして設定します。

9.企業メッセージ:自社の現状をありのまま伝えることが大事です。仕組みづくりを好む人もいれば、整っている環境でのびのびと学びたい人もいます。企業の事業フェーズや求める人物像によって、伝えたいことや魅力は変わってくるので、ありのままを記載しましょう。

10.30秒ピッチ:こちらは求職者に伝えたいメッセージや魅力を30秒で伝えるショートメッセージの役割です。一言で、自社の状態、やっていること、どんな人を求めているのかメッセージ性のあるピッチになります。長すぎないように簡略化したメッセージを意識するために30秒で伝えられる内容にします。


採用におけるペルソナ設定はとても重要です。上記の項目でペルソナを設定したい方は、下記のURLから、テンプレートをダウンロードしてください。

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もしペルソナ設計などにお悩みがございましたらお気軽にご相談ください!現在無料相談を行なっていますので、貴社に沿ったペルソナ設計の仕方や他社事例など共有させていただいます!



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