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企業の採用ブランディング力を向上させる10のTipsをご紹介

多くの企業が「自社の認知力が低くて・・・」と困っています。

そこで本noteでは、企業の採用ブランディング力を向上させるTipsをご紹介します!

【中小企業、ベンチャーのネームブランドのなさ】

特に、学生の企業志向調査では「絶対に大手企業がよい・やりたい仕事ができるのであれば大手企業がよい」と答えた人は半数にも及びます。 また中途であっても「安定した職場で働きたい」と思う割合も多く、ネームバリューのない企業は候補者にいかに認知してもらい自社に興味を持ってもらえるのかが、重要になってきます。

【企業のブランディング力(認知力)を向上させるTips】

ここでは企業の認知度を向上させるTipsをご紹介します。

①ペルソナの設定

狙うべき求職者を理解し、理解したことを組織に共有し、それにマッチするような情報を発信したり、チャネル選定から始まり、コンテンツの見せ方を磨く上で、理想の求職者を明らかにすることは欠かせません。

ペルソナを作成する場合、名前や年齢・性別・住んでいる地域はもちろん、家族構成や生活・行動習慣など、実在する人物のように考えて設定します。

しかし、必ずしも100%マインドもスキルも自社にフィットする人材を採用するのは難しいです。

そこで、求める人物像にも、

・ベスト 
・ベター
・ノーマル

を設定してみましょう。

自社とカルチャーフィットする人物だけど、スキル面で不安といったなった場合、事前にベスト、ベター、ノーマルのペルソナを設定しておくことで、相手がどのような属性に含まれるのか、自社でどのように活躍できるかを明確に伝えることができます。

このようにペルソナ設定をしておく事で、採用すべきか、どうなのかを自社内で情報共有がしやすく、入社後のミスマッチを防ぐことにも繋がります。

具体的な手順はこちらのnoteをご覧ください!

②魅力の整理

ペルソナ設定と同じくらい重要なのが、企業の魅力を整理すること。

「人が組織に共感する要素」として、「4つのP」があるといわれています。

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①Philosophy=理念・目的:組織のビジョン・目的に対する魅力
②Profession=仕事・事業:組織の活動に対する魅力
③People=人材・風土:メンバーと接する事で得られる魅力
④Privilege=特権・待遇:組織に属する事で得られる処遇や特権

ただし、あらゆる企業が、この全てを満足に提供できる訳でもありませんし、提供しなければならないというルールもありません。それぞれの企業には個性や独自の強みがあります。

大切なのは、求職者がこの4つの中から何を期待しているのか。その期待に応えられるのかが、求職者が自社に魅力を感じるか否かになってきます。

しっかり4つのPを軸に分析していきましょう!

③企業メッセージの確立

事業内容や理念、価値観から強み、ペルソナがイメージできる言葉が浮かび上がったら、最後にそれを短い文章にまとめます。メッセージは凝った表現を用いずに、目的に沿った内容を分かりやすい言葉で伝える方が重要です。
業界内で他社との差別化を考える必要があるのですが、違いを生み出そうとしすぎて対象となる相手の心に届かなければ意味がありません。ストレートに気持ちを動かすような言葉を使うほうが効果的です。読んですぐに内容が分かるようなキャッチコピーや文章にしていきます。

④採用広報記事

今までは採用広報=自社の魅力発信の場ですが、あえてこの考えは捨て、 自社のありのままの姿を素直に公開することと、採用候補者(採用ペルソナ)が興味を持ちやすい記事を考えた上で逆算して広報コンテンツを作りましょう。
採用広報用コンテンツのよくある失敗は、「多くの人に読んでもらいたいという思いが強すぎて、抽象的・一般的な記事になってしまうこと」。採用候補者のスクリーニングという観点からも、具体的かつ独自性の高い記事を作りましょう。

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コンテンツ作成時の注意点を含めた、具体的な採用広報コンテンツの作り方はこちらをご覧ください。(▽以下ホワイトペーパーの一部)

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⑤SNSブランディング

基本的にブランディングは長い時間がかかるものですが、長期的な採用や企業の知名度向上にはかなり有用と言われています。

※HeaRで直近、最終面接/採用まで至った候補者さんのほとんどがTwitter経由で弊社に興味を持ってくださった方です。

Twitterブランディングにご興味のある方はこちらのnoteをぜひご覧ください。

⑥オンライン説明会

1番のメリットは、地方や海外にいる遠方の学生・候補者が、インターネット環境さえあれば参加できるということです。
遠方まで行かなくても会社説明会に参加することができます。

また、オンライン説明会をしているなら、移動中や合間の時間を利用して参加してみようかなと、オンライン説明会を活用する学生も多く、通常の説明会のように席に上限があるわけではないので、多くの学生と出会えるチャンスになります。

合同オンライン説明会などもあったりするので、他社さんとコラボしても良いですね!

⑦採用ピッチ資料

そもそも採用ピッチ資料とは「可能な限りの会社情報を公開したオンラインスライド資料」です。

従来、会社説明資料とは会社の沿革、創業者の思い、会社の事業紹介などを掲載したパンフレットのようなものでした。原則としては「会社のいい部分」を伝えるだけでした。

一方採用ピッチ資料では、会社の課題を含めた多くの情報をオープンに掲載し、採用候補者の読後感(読み終わった後に得られる感想)まで設計して作成することが特徴です。

公開すればすぐ認知度が広まるものではありませんが、読後感を設定することで、「この会社って〇〇だよね」というイメージがつき結果的に候補者さんに選んでもらいやすくなります。

弊社では採用ピッチ資料に関するnoteをたくさんリリースしてきましたが、最新のTipsをまとめてあるこちらのnoteを参考にすればどんな方でも理想の採用ピッチ資料を作成することができます!

⑧採用広報動画

採用動画を導入することで、人事側は毎回PPTで説明していた工数を削減することができたり、動画によって働くイメージが湧くので、候補者の意欲を向上させることもできます。そのため、企業への理解が深まることで、説明会時の質問も従来と比べ、より深いものとなり、毎回高い力量で話さなければならなかった説明を省くことも可能となります。また、会社の魅力を動画を用いて伝えることで、属人的だった情報伝達の部分を均一化することができるので、面接力がバラバラで苦戦している企業には特におすすめしたい手法になります。また多くの企業で採用ピッチ資料を作成していることもあると思いますが、採用動画ではイメージを湧きやすくさせ、採用ピッチ資料では具体的な業務内容や求めている人物像(今のフェーズでは一緒に働くのが難しい人物像)も一緒に提示することでスクリーニング効果と意欲向上効果の2つが生まれ、ミスマッチの少ない採用を実現することができます。


⑨求人票

「いや、求人票ってそこまで企業の認知度に関係ないでしょ・・・」と思われるかもしれませんが、それは大きな間違いです。

SNS上でインフルエンサー的なメンバーをトップ画像に使ったりすることで、「この人と働いてみたい!話をきいてみたい!」とその人から自社に興味を持つきっかけになります。
また、面白い求人票、個性的な求人票(画像)を使うことで興味を惹きやすくなります。
「応募数があまり伸びないな・・・」という方は新鮮さを取り入れてみましょう。

弊社の場合もこちらの求人票は弊社のメンバーが出したnoteのタイトルと関連性があり、普段の求人票よりPVが3倍となり、SNS上でも「面白い」というコメントをたくさんいただきました。

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一旦Wantedlyに飛んでもらえれば、採用広報記事や採用ピッチ資料を読んでもらうことも可能なので、工夫が大事ですね!

⑩有料広告

費用はかかってしまうものの、有料広告のメリット
・効果が出るまでのわかりやすさ
・適切にセグメントを切れば確実に採用候補者に届く
があります。

要は、求人活動に使う時間を削減し、運用次第で費用をコントロール出来るというメリットがあるのです。

今までの項目で出てきたことをやりつつも、最終的に広告を回してみるのも良いですね。

企業のブランディング力を向上させていきたい方はこちらの資料を参考にしてみてください!

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さいごに

採用ブランディングは1日にしてすぐ成果が出るものではありません。

全社員広報時代であることを念頭に置いて、コツコツと取り組んでいきましょう!




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