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究極のCXで学生の心をグリップ!内定者辞退を防ぐ方法とは

withコロナ時代における採用活動では、対面でのアトラクトが困難な上、同時にたくさんの企業の選考を受けている学生の内定者フォローで苦戦している企業も少なくありません。

優秀な学生の内定辞退を防ぐためには内定者フォローが重要になります。

しかし、今の時期どのようにフォローをしていけば良いのか悩んでいる方も多いことでしょう。

そこで今回は内定者フォローをする際に効果的なコミュニケーション方法をお伝えします。

新卒採用における面接や内定後フォローをホワイトペーパーも合わせてご覧ください!

新卒採用の選考フローにおける課題


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1.認知フェーズ

認知フェーズにおけるに課題は、そもそも学生にリーチできないことです。 学生の多くが大手企業に入社することを好む傾向にあるため、情報収集もネームバリューのある企業に集中し がちです。そのため、学生にリーチできるような施策が必要となります。
また、説明会参加率が悪いことも課題としてあります。「説明会のドタキャンがひどい」というのはどの人事 の方も感じていることでしょう。とりあえず応募してみたけど行く気がなくなってしまう、「参加しなくても 他の企業を受ければいいや」といった思考が原因とされています。

2.応募フェーズ

そもそも説明会自体に工数がかかり、採用担当者側の負担は大きいもの。集客やイベント準備その
後のフォローまで...。とくに最近はコロナによってオフラインのイベントが開催できないため、従
来以上に母集団形成に苦労している企業も少なくありません。また、説明会や面接にたどり着けた ものの、面接官の間でも情報伝達の属人化が生じてしまっているため、選考へ進む学生も少なく なってしまっている現状があります。

3.面接フェーズ

そもそも、面接に携わるメンバーの面接スキルにばらつきがあることによって、離脱が 生じてしまっていることも考えられます。人によって伝える情報が属人化しているが故 に、学生に本当に必要な情報や魅力の提供ができていないことも多いことでしょう。

4.内定/内定承諾フェーズ

やっと内定を出したのに、競合に流れてしまったり、内定を辞退されることも多い現状です。 母集団形成の時点で自社にマッチしそうな人材を確保できず、焦って採用をしてしまうときに多 くの企業がぶつかる壁です。 また、学生自身はその企業に就職したくても、学生の親御さんが心配して、「大手じゃないから心配!」と反対したり、執拗な親の確認が入ってしまうこともたくさんあります。 親御さんと面談を行なっている企業もありますが、その前に周りの人にも応援してもらえるよう に企業側の情報発信が重要になってきます。

内定辞退を防ぐために重要な3つのポイント

1.候補者の状況を把握する
2.候補者のWillに合った惹きつけを行う
3.自社の熱意を伝える(CX)

1.候補者の状況を把握する

○効果的にヒアリングできる存在感を作り出す
候補者から本心を引き出すには、心を許せる相手とならなければな りません。各タッチポイントの中で、
「この人なら自分の人生について包み隠さず話せそう」と思ってもらえるように寄り添う姿勢が重要です。 そうすることで、効果的なヒアリングを行うことができるので、自社にマッチした人材の採用へとつながり
ます。


○候補者の見極め
面接官は、候補者に寄り添いながらヒアリングをすると同時に見極めを行なっていかねばなりません。 では、実際候補者の見極めはどのように行っていけばよいのでしょうか?

2.候補者のWillに合った惹きつけを行う

候補者の入社意欲を高めるには、自社の魅力や強みを伝えることが大切ですが、企業側の視点によ る自社の長所だけでは十分と はいえません。学生が入社によってかなえたいと考えていることを 察し、それを自社で実現できると明確に伝えることが重要です。ヒアリングで得た情報を下記のように整理し、学生のニーズに応じながらひきつけ を行っていきましょう。

3.自社の熱意を伝える(CX)

内定辞退が起こる要因としては、『他社への入社』と『オヤカク』(※1)と呼ばれる、学生の親が「大手企業以外は不安」と中小企業への入社を拒む、この2つが多い現状です。内定を出した学生に対して、人事ないし社長が「なぜ内定を出したのか」 や「一緒に働きたい想い』を撮影し、ビデオレターとして学生に届けるなどのアクションも、内定辞退の防止に有効です。 HeaRでも、内定者の方向けにその人だけにカスタマイズした非公開のnote記事を送付することで、候補者体験(CX)を向上 させる方法を推奨しています。 「こんなにも向き合ってくれるんだ」と内定を保有している他社との差別化を図りCXを向上させていくことが重要です。

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■動画の活用

学生さん向けに社長からのメッセージ動画があると、学生だけでなく、その親御さんもみ て安心して入社を応援してくれることでしょう。

■内定承諾時のコミュニケーション

内定承諾時に対面の時は、握手をかわしたり、フィードバックを行いつつ、今後に関する すり合わせや、学生さんに期待していることを話すようにし、入社意欲を向上させましょう。

■カスタマイズ採用広報記事や手紙の活用

弊社の事例の場合、noteの非公開リンクを候補者さんに送ったりすることで、「その人だけ」の記事を送り、入社意欲を高め、CXを向上させています。また、内定と同時に手紙を 送る企業もあるので、手紙や寄せ書きを活用しても良いでしょう。

新卒採用担当者向けの資料を公開中です!(以下資料の一部)

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この機会にご活用ください!

さいごに

コロナにより、候補者とオフラインで会いづらい今ではありますが、

オンラインでもCXを意識して採用活動を行なっていきましょう!


>>>参考文献<<<

(※1)ミツカリ社,「オヤカクとは?就活生の親にも内定承諾を確認する内容について」,2019/3/20<https://mitsucari.com/blog/parent_confirm/>(2020.5.27参照)

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