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自己管理とダイエット〜美は自分と向き合う時間から〜

ダイエットの語源とは、整えること。
無理に制限をしたり、減量が目的ではありません。不調を感じた時身体の声を素直に聞いて、それに合わせた食事をきちんと摂ること。

増えすぎていた体重は自然ともとに戻り、逆にストレス等で減りすぎていた体重は自然な数値で留まります。荒れた肌もつるつるになり、むくみもとれて、だるさもなくなる。もっと野菜が好きになり、ジャンクな物は不要にななります。

①自分と向き合う、身体と向き合う

健康診断結果で、体重計に乗って、うんざりしながら見ぬふりをして好きなものを食べる?我慢はできないから…外食は避けられないから…
わかっているけど仕方ない?

人それぞれ自分にとってベストな体型・体重があります。自分が自分自身を受け入れてハッピーに過ごせていればどんな体型でも関係なく素敵で幸せなのです。
ですが「本当は痩せたいけど..」とか「ベスト体重から10kgほど増えて」、、本当はどこかで引っかかってるけどそれでも何も行動にしない方はもったいないかもしれません。「本当にそれで良いのですか」と思うわけです。

本当は痩せたらもっとキレイな私なのに、ほんとはもっとかっこいい自分なのにって。
どこに行っても自分は自分。ごまかしても見ないふりをしても脂肪はついています。
自分の脂肪は自分でしか落とせないのです。

②薬やサプリで解決するのはどうか

*お薬

私はダイエット指導以外にLDLコレステロールや中性脂肪、血圧、血糖、、数値が高かった方に向けてのお食事指導も行っています。

医師の診断で内服が必要な場合もありますが、食事で改善できることも多いです。
ですが中には食事や運動などの生活習慣の見直しを拒んで、私の話を聞く前にお薬の処方を選択する方もいます。

もちろん薬を飲めば数値はコントロールできますが、生活習慣は変えていないので飲み続けないと正常な数値は保てないことになります。服用を止めれば悪化し続けて重症化するリスクは高まります。
それだけではなく薬の種類は増えていくかもしれません。
↓↓
例えばダイエットの必要がある方(標準体重をオーバーしてる方)が、食事を変えずにコレステロールの薬だけ飲んでいた場合、コレステロール値は安定しますが、体重を減らさない限り、
・脂肪がインスリンの効きを悪くして血糖値が上がってくる
・脂肪が心臓から血液を回すのに負担がかかって血圧が上がってくる
・体重の重さで膝の痛みや腰痛にも影響してくる

などなど、根本が改善できてない為に、年齢と共に別のところでまた違う薬が必要になることも多いのです。

さらに、薬には、ものによって・人によって副作用もあるので、頭痛、だるさ、疲れやすいなど、もっと別の不調が出てくることもあります。
それ用の薬も更にもらいに行きますか?
また病院にかからなくてはいけないかもしれません。

食事の見直しの偉大さがわかりますよね。

*サプリメント

これもよく聞かれますがサプリメントは足りない栄養を補うもので、数値を下げる効果はありません。あるとしたら医薬品(薬)になってしまいます。

それから、サプリメントはあくまで栄養補助食品。「補助」であってメインにはなりません。1日分のビタミンをサプリメントで摂っても1日分が体に吸収されているわけではないのでメインは食事からしっかり摂ったうえで、足りない栄養を補う分として使うようにしてくださいね。
栄養は食べ物から摂った方が色んな栄養素が一度にとれて体に浸透しやすいのです。

③食事は日々のバロメーター


体のことを何も気にしなくて良いという日々はとても幸せなことと感じます。

中でも食事は私のバロメーターみたいになっていて、健康的な食生活をしている時は体調も気分も良く明るい気持ちでいられますが、外食が続いたり不規則になると気分も体調もなんとなく落ち込みます。食事が整っているときが一番前向きな気持ちでいられて良い状態です。

この日々のバロメーターは人それぞれ「家庭がうまくいっていると」「仕事が、」「恋愛が、」…など、自分にとっての浮き沈みポイントがあると思いますが、食生活は自分の体そのものを作っているので、ここのブレが大前提にプチ不調につながりやすいです。
特に女性特有の「病気まではいかないけどなんとなく不調」の、PMS、むくみ、肌荒れ、疲れやすい、などの改善は私の得意分野ですが、これらは食生活を通して起こっていることも多いので、逆に食生活を通して改善できることも多いのです。

④ダイエット=自分を大切にすること

ダイエットの本来の意味は「減量」ではなく「食事や生活を整えること」です。
持論になりますが、ダイエットは自分自身が自分の味方になって本当の意味で大切にして、自分の体の為になることをする、ということなのではないでしょうか。

「減量」を目的にすると、自分の体の声を無視して無理をしたり、何かを制限して我慢を積み重ねがちになります。
一方で、野菜やたんぱく質、適量の炭水化物といったきちんとした食事を毎食、体を労る気持ちで摂るように心がけると、きちんと栄養が体に行き渡っているので余計な食欲も沸きにくく、体重も、その他色んな数値も安定しやすいのです。

中性脂肪=低脂質
高血圧=減塩
高血糖=低糖質

と考えがちですが、その前にバランスの良い食事がとれているかがすべてです。体重は適正ですか?野菜は足りていますか?コンビニや加工品など簡易的な食品に頼りすぎていませんか?

健康な体はどこにでも持っていける宝物です。
一生向き合う自分の体、大切にしてあげてくださいね。食を通してもっと自分のことが好きになり、心が豊かになりますように。☆☆☆

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