第1回🔰親子で！三郷ポケカ交流会🔰開催報告

2024年5月28日 12:33

こんにちは、へるしー（@healthy_pokeca)です。

2024年5月現在、小4息子・年長娘と親子でポケカを楽しんでおります。

2024年2月にポケモンカードゲームのイベントオーガナイザー資格を取得しまして、2024年5月19日(日)に初めての公認自主イベント「🔰親子で！三郷ポケカ交流会🔰」を開催することができました！

埼玉県三郷市で毎月開催されている公認自主イベント「三郷ポケカ交流会」（イベントオーガナイザー：さかなすさん）の拡大版として、三郷ポケカ交流会の名前をお借りした初心者親子向けの交流会を同日・同施設内で併設開催させて頂きました。

なお、こちらは2023年11月～2024年3月まで三郷ポケカ交流会内で開催していたティーチングイベントの後継イベントとなります。

過去に開催していたティーチングイベントの内容については、下記記事をご参照下さい。

「🔰親子で！三郷ポケカ交流会🔰」でもティーチングは今後復活させたいと考えています。

ありがたいことに「🔰親子で！三郷ポケカ交流会🔰」初回の定員28人枠は募集開始から3日ほどで埋まり、体調不良等も含め1人のキャンセルも発生せず当日を迎えることができました。参加者の皆様、ありがとうございました！

※ちなみに、子供の前日・当日の体調不良等は仕方がないことと考えておりますので、予定変更の際は無理をされずにキャンセルして下さい。キャンセルのご連絡だけ頂ければ問題ありません。

2024年6月9日(日)に開催予定の第2回も募集開始から3時間で予定していた28名枠が埋まってしまい、急遽定員を増枠して34名枠としました。

会場キャパ的に三郷ポケカ交流会との併設開催のイベントとしてはこれ以上増席することは難しく、盛況で嬉しい悲鳴です。

現在、三郷ポケカ交流会とは別の日程でも規模を拡大した同様のイベントを開催できないかを検討しております。

三郷ポケカ交流会のもともとの知名度もありますが、定員が埋まる早さから考えても初心者親子向けイベントのニーズはかなりあると感じました。

似たような初心者親子向けのイベントを開催したいと思っている方がいらっしゃれば、どんどん開催してほしいです！

🔰親子で！三郷ポケカ交流会🔰イベント概要

イベントコンセプト

親も子供も、ポケモンカードをみんなで楽しもう！

イベントの特徴

初心者親子向けを対象としたイベントとして、以下の特徴を持たせました。詳しくは別途、イベントの概要紹介noteを書きたいなと思っています。

・親子分の座席を確保

　親が子供の隣や近くに座った状態で対戦や対戦補助可能にしました。

・対戦用テーブルの奥行を子供用に調整

　座高の低い小さいお子様の視点からも盤面が見やすくなるよう、対戦用テーブルとして通常2つのテーブルを繋げるところをあえて1つのテーブルにしました。

・参加者のレベルやデッキを考慮した対戦ペアリング

　参加者の対戦経験やプレイレベル、持参デッキのレベル等を考慮して運営側で対戦ペアリングを行いました。

対戦記録シートとしては、以下を作成しました。

こちらは参加者の方に当日書いて頂き、記載された情報を参考にして対戦ペアリングを行いました。

気を付けたポイント：
・対戦ペアリングの際に参考にできる情報を見える形にした
・子供用の対戦記録シートには、ふりがなを振るようにした
（対戦経験等は、親が内容を読んで記載する想定）
・子供は書く文字が大きくなりがちなので、対戦記録部分の枠を大きくとった
（最初の案は10戦分記載できるようにしていたが、あえて5戦分に変更）

改善点：
・裏面も対戦記録用（6戦目以降）にしていたが、一人も使わなかった
→むしろ裏面には注意事項を記載して、イベント冒頭の説明時に一緒に読んでもらう形に変更する

・親子の対戦記録シートが、ぱっと見で区別しにくい
→左上か右上にイラストを追加する等して、区別しやすくする

・デッキレベルは、スタートデッキ/スターターデッキそのままなのか、改造なのかの記載がわかりにくかった
→スタート/スターターデッキそのまま、スタート/スターターデッキデッキ改造を分けて、4段階に変更する

イベント詳細

日時：2024年5月28日(日)　13:00～17:00
受付時間：13:00～16:00（入退場自由）
※実績
16:05頃　最終対戦ペアリング
16:40頃　全対戦終了・片付け
16:45～　1Fの三郷ポケカ交流会と合流してくじ引き大会
17:00　　完全撤収

会場：埼玉県三郷市立ピアラシティ交流センター 2F 会議室C

参加費：1人200円（親子2人で400円、3人で600円、…）
※親御さん用の座席も用意する関係上、親御さんが対戦に参加されない場合も参加費を頂きました。なお、親御さんはプレイできる必要はありません。

定員：28人（運営含む）
参加者：28人（親子11組、保護者12人・子供16人）

🔰親子で！三郷ポケカ交流会🔰データ分析

なんでも表やグラフにして怪しい分析をしてしまうクセがあるので、今回もやってみました。

参加者の内訳

全28人中、保護者12人、子供16人でした。

子供のみ抜き出した結果、年長～最高学年は小4でした。

参加者の傾向を鑑みて、次回からは中学生以上のお子様については1Fの三郷ポケカ交流会（本編）への参加を促そうかと考えております。

保護者のみを抜き出した結果、3分の2の方がプレイあり、残り3分の1の方がプレイなし（対戦補助・見学のみ）でした。

参加者のポケカ歴

対戦ペアリングの参考になるかなと思い、確認させて頂きました。

ポケカ歴が半年未満の方が4分の3を占めていました。ここ半年で拡張パックも店頭で買えるようになってきて、新規プレイヤーが増えていることを実感します。

参加者の対戦経験

対戦経験を確認すると、家庭外での対戦経験5回以下という方が4分の3を占めていました。

もともとジムバトル未参加・入賞経験なしのお子様をターゲットにしていることと、ポケカ歴半年未満だとまだ外で対戦する機会自体がそれほど多くないようです。

参加者のプレイレベル

こちらも対戦ペアリングにあたり、親と子供が近くで対戦する必要があるかどうか、お子様がひとりでも対戦できるかという観点で確認させて頂きました。

参加者の約半分は対戦補助（ルール補助、ダメージ計算、シャッフル等）が必要ということで、なるべく親御さんが隣や近くに座った状態で対戦ができるよう配慮しました。

対戦結果

私は、交流会って楽しければ別に勝敗はどうでもいいよね、と思っている派です。

しかし、ポケモンカードは勝敗がつく以上、できれば子供には1回は「勝てた！」「負けたけど惜しかった！」という経験をして帰ってほしいなあと考えています。

そのため、後半は多少意図的な対戦ペアリングも組んでいました。交流会の最後に皆さんの対戦記録シートを回収して分析させて頂きました。

結果、主催の娘以外、子供は全員1勝はできていたようでよかったです笑

※ちなみに娘は午前中の「朝から三郷ポケカ交流会」で1勝していたので、実質子供は全員1勝以上でした！

振り返り・改善点

イベント名称が招いた誤解

「親子で！三郷ポケカ交流会にエントリーしたつもりが、通常の三郷ポケカ交流会にエントリーしていた」
「親子で！三郷ポケカ交流会は、親子ともにポケモンカードがプレイができないと参加できないと思っていて、通常の三郷ポケカ交流会の方にエントリーされている方がいた」
といった事象が発生してしまいました。

次回以降は、親御さんはプレイができなくても参加することができる旨をより強調したいと思います。

ただ、個人的には親御さんも最低限プレイはできた方が、親子のコミュニケーションツールが1つ増えて、損することはないと思っています！
設営～受付～初回ペアリングのばたつき

13:00から2Fの会議室を利用開始の場合、12:45に鍵受け取りの制約あり。

三郷ポケカ交流会で用意された子供が引けるガチャガチャ（オリパ）を回してもらう関係上、1Fの三郷ポケカ交流会（本編）と同時に受付をする必要があり、受付は13:00～13:20。

設営後にすぐ受付を開始→参加者を2Fへ誘導→対戦記録シートを配布→イベント説明→対戦記録シートを回収して対戦ペアリングを検討・・・と、かなりバタバタしました。

一部、三郷ポケカ交流会常連の親御さん方にもお手伝い頂きましたが、それでも飾り用のぬいぐるみを持って行ったのに出す暇もないほどでした。タイトルの写真は、終わった後の片付けの際に撮りました。。。

次回からは、以下の改善をします。

・エントリーの時点でトナメルに対戦経験・プレイレベル・デッキレベルを予め情報登録してもらう
→初回の対戦ペアリングはある程度事前に決めておくことで待ち時間を短縮する。

・受付や対戦ペアリングのやり方を言語化しておく
→当日お手伝い頂く方々に受付や対戦ペアリングを一部お願いする。
ペアリングで同じペアリングを2回してしまう×2回

対戦表上で子供のサインが簡略化されていて既に一度対戦済みということを見落としてしまいました。

「子供はプレイヤー名どおりにサインをするとは限らない」という教訓を得ました・・・。

次回は、「一度対戦したかどうかはサインで判別するから、なるべくプレイヤー名の通りにサインしてね」と案内してみようと思います。
「たのしいデッキ」で「環境デッキ」を使用されているケースがあった

これはデッキレベルの定義自体がふんわりしているため、ある程度は仕方ないと思っています。

あくまで本人とって「たのしいデッキ」であったり、親があまりプレイしない場合には子供のデッキがどのレベルなのかを把握するのが難しいというケースもあったり、という感じでした。

親がデッキレベルがわからない場合は運営メンバに確認してください、という説明を加えた方がよいかなと思いました。
デッキに使用できないカード（XYシリーズのカード）や4枚以上入っているケースがあった

「レギュレーション」と「プロキシ使用禁止」についてはトナメルのイベント案内に記載したほか、当日冒頭にも話をさせて頂きました。その際に気づいてスタンダードレギュレーションに抵触するカードを抜いている子もいましたが、XYシリーズのレギュレーションマークが記載される以前のカードがデッキに入っているケースや、同一カード（ネモ）がデッキに10枚入っているケースがありました。

注意事項は紙に印刷してホワイトボードに貼り出していましたが、紙が1枚しかなく小さかったため、次回以降は対戦記録シートの裏面に注意事項を記載する形で配布・当日説明をしたいと考えています。
対戦の様子を漫然と見てしまっていた

漫然と対戦を回って見ているだけだと、何のデッキを使っているかはわかったものの、プレイングについてはあまり記憶に残らないように感じました。

1卓ごとに回って見る場合も「先攻後攻1ターンずつ見る」とか「1卓あたり3分くらい見る」「自己申告のプレイングレベルとの乖離がないかを確認する」とか予め決めておいたほうがよさそう、と学びました。

謝辞

本イベントの開催にあたりまして、三郷ポケカ交流会主催を主催されているさかなすさんには三郷ポケカ交流会の名前を貸して頂いただけでなく、併設開催の日程調整から会場確保・集客までご協力頂き、大変感謝しております。

三郷ポケカ部、三郷ポケカ交流会の紹介はこちら↓

また、2024年4月に参加させて頂いたCHANGさん主催のオーガナイザーズキャラバンでは、先輩オーガナイザーの皆さんのお話を聞く機会やワークショップで参加者同士でイベントを企画する体験をさせて頂き、イベント企画にあたり大変参考になりました。

オーガナイザーズキャラバンの参加レポートはこちら↓

そのほか、親子で複数回参加させて頂いた以下の公認自主イベントを非常に参考にさせて頂きました。

いずれも長期間継続して開催されている非常によく考えられたイベントで、カントー地方の親子プレイヤーの方々に自信を持ってオススメできるイベントです。

・ゆるふわポケカ会（みゆパパさん）
・小平PCG（ヒデさん）
・MTジム/MTリーグ（kzさん）

また、三郷ポケカ交流会に参加されている常連保護者の以下の方々には、対戦記録シートへのアドバイスや、当日設営・対戦補助・初心者の子供の対戦相手など、沢山の運営補助を頂きましてありがとうございました。今後もよろしくお願いします！

・Lilyさん
・つくるさん
・おかずのりさん
・てーこさん

おわりに

初回は三郷ポケカ交流会常連親子の方々も含めて16人くらいこっちに集まったらいいなあくらいに思っていたので、初回からいきなり満席で2回目から増席を検討することになるとは思っていませんでした。

ひとえに1年以上継続開催されている三郷ポケカ交流会の知名度を実感するとともに、これからイベントを始めてみたいと思っている方も、ぜひ既に公認自主イベントを主催されているイベントオーガナイザーの方に相談してみてほしいです。

初心者親子向けのイベント需要がまだまだ取り切れていないことは実感しましたので、今後も三郷ポケカ交流会との併設開催は継続しつつ、同様の形式のイベントの拡大開催を検討していきたいと考えております。

ポケモンカードって楽しいね！！

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