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小3息子のシティリーグ@ポケセンセンター初参加の記録(家庭外ポケカ27回目)

こんにちは、へるしー(@healthy_pokeca)です。

本記事は、2023年4月から家庭外ポケカを始めた息子が、2023年11月のシティリーグ2024 シーズン1 ジュニアリーグ@ポケモンセンターメガトウキョーに初参加したときの記録です。

前回、チャンピオンズリーグに初参加した記録はこちら↓

シティリーグ(ジュニアリーグ)初参加の結果は2勝2敗の予選落ち(18位/30人)で特筆することもない結果でしたが、日程発表から申し込み・当日までの準備・当日の流れ等を記載しています。

このnoteは自分の記録がメインですが、
「いつか子供をシティリーグに参加させてみたい」
と思っている方々にとって、少しでも参考になる部分があれば嬉しいです。

※本記事は、2023年11月に開催されたシティリーグ2024 シーズン1 ジュニアリーグ@ポケモンセンターメガトウキョーでの流れとなっています。
ポケモンセンターによってシティリーグ運営方法(親の観戦可否・マッチング発表方法など)が若干異なっているようですので、参加されるポケモンセンターによっては同じ運営方法でないことがありますのでご留意下さい。


なぜシティリーグに参加するのか?

まず、シティリーグってそもそも何?ジムバトルと何が違うの?という方は、本記事の最後に「おまけ:シティリーグについて」を記載していますので、そちらをご覧下さい。

シティリーグに参加する目的は色々あると思います。もちろんCSPを沢山ゲットして世界大会(今年はハワイ)出場権利獲得というのが一番の目標になると思いますが、実力試しの意味で参加されてる方も多いのではないでしょうか?

うちは息子が今年から本格的にポケモンカードの対戦を始めたこともあり、世界大会をいきなり目指すというよりは「真剣勝負の緊張感のある場でしか得られない経験を得るため」にシティリーグに参加しています。

小学生が普段生活しているだけで緊張する経験はなかなか味わえません。せいぜい学校で何か発表する機会くらいかなと思います。私もいまや全然緊張しない人間になってしまったのですが、小学生の頃は緊張して、よくお腹が痛くなっていた記憶があります。

緊張は場数を踏むことで慣れていくものだと思っていて、受験や面接・プレゼン等、場馴れして緊張しなくなるに越したことはないと考えています。息子にも、今後訪れるであろう様々な緊張する場面において、平常心でいられるようになってほしいと願うところです。

また、息子は現時点で勉強やスポーツ等で特に何か秀でているものがあるわけでもないため、趣味の延長線上、参加費500円で緊張感のある真剣勝負の場を体験できること自体、とても貴重なことだと捉えています。

日程発表から申し込みまでの流れ

シティリーグ2024 シーズン1
(開催期間:2023/9/30~2023/11/26)

スケジュール
2023/9/8(金)      :開催発表
2023/9/12(火) 12:00 :会場発表・抽選申し込み開始
2023/9/19(火) 18:00 :抽選申し込み〆切
2023/9/20(水)    :抽選結果発表

2023/9/22(金)    :追加開催発表
2023/9/27(水)    :追加エントリー日程・会場発表
2023/9/28(木) 18:00 :追加エントリー受付開始(先着)

参加を決める
チャンピオンズリーグ2024横浜が2023/9/10(日)だったため、横浜に参加した時点でシティリーグ シーズン1の開催が発表されていました。

申し込み時点では家庭外ポケカ18回目で「多分勝てないしそもそも抽選当たるかもわかんないけど、とりあえず申し込んでみよう!」というノリでした。


抽選への申し込み
2024シーズン現在、シティリーグに参加するためにはあらかじめ決められた抽選期間内に希望する日程・会場を選択して抽選に申し込んだ上で、当選する必要があります。

ジュニアリーグ/シニアリーグはポケモンカードステーションを併設しているポケモンセンターと仙台・福岡での出張版でしか開催されていないため、抽選倍率が非常に高くなっているようです。

シティリーグ2024 シーズン1 ジュニアリーグの開催回数・参加人数

ここでまず、開催回数・参加人数の少ないジュニアリーグで参加するのか、オープンリーグで参加するのかという選択肢があります。

ポケモンカードの公式大会(トレーナーズリーグ以上)は、年齢によって参加できるリーグが決まっており、ジュニアリーグは小学5年生まで(年齢下限なし、幼稚園/保育園児でも一人でプレイすることができれば参加は可能)の大会です。

生まれ年(学年)によるリーグ分類

ジュニアリーグが小学6年生ではなく小学5年生までとなっているのは、ポケモンカードのシーズンが9月~翌8月となっているためです。

そのため、シーズンの前半(3月まで)は小学5年生までで、シーズンの後半(4月以降)は小学6年生を含んでいます。

ちなみに、このジュニアリーグ/シニアリーグ/マスターリーグの区切りは、ゲームのポケモンのジュニアリーグやポケモン世界大会(WCS)のジュニアリーグとは違うそうです。ややこしすぎる・・・。

一方、オープンリーグは年齢制限なしで、大人でも子供でも誰でも参加が可能です。シティリーグには大人だけのマスターリーグは存在しません。そのため、ジュニアリーグやシニアリーグに参加できなかった子供がオープンリーグで参加するというケースもそれなりにあるようです。

ちなみに規模感で比較すると、ジュニアリーグの参加可能人数が500人前後に対して、オープンリーグの参加可能人数は10000人以上と、大きな差があります。(ポケモンカードって、もはや子供の遊びじゃないんですね…)

ジュニアリーグとオープンリーグ、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみると、こんな感じです。

↑ ジュニアリーグのメリット/デメリット ↑
↑ オープンリーグのメリット/デメリット ↑

結論としては、金額/時間的に行くことが可能な範囲にジュニアリーグの会場があるのであれば、まずはジュニアリーグの抽選に申し込み、すべて落選した場合に改めてオープンリーグで参加するか見送るかを決めるのがよいと思います。

私もオープンリーグでシティリーグに参加していますが、ジュニアリーグ世代の子供がオープンリーグで決勝トーナメントに上がるのは相当実力がないと難しいです。予選で5連敗している子供を見たことも複数回あります。

特に低学年の初心者の子はなかなか勝てず、気持ちが萎えてしまう可能性も十分あります。「負けてもともと、勝てたらラッキー」くらいの気持ちで子供を送り出してあげるのがよいと思います。

抽選結果と先着申し込み
最初の抽選では関東開催の8つのジュニアリーグの日程に抽選を申し込んだものの、残念ながらすべて落選してしまいました。オープンリーグで参加するかどうか考えていたところ、運良く追加のジュニアリーグ開催が発表され、先着申し込みすることができました。

追加エントリーは先着申し込みという関係上、セッション等、ある程度ITやシステムの知識がある人が若干有利になっている気がしました。

また、シティリーグの申込みにあたってはシティリーグのシーズン期間中に拡張パックの新弾が発売されて環境が変動する可能性があるため、開催される時期にも注意が必要です。

2024シーズン1は、開催期間2023/9/30~2023/11/26に対して2023/10/27に拡張パック「古代の咆哮/未来の一閃」が発売されたため、新弾前1ヶ月/新弾後1ヶ月というタイミングがありました。

とはいえ、ジュニアリーグは開催回数自体が非常に限られているため「当たったらラッキー、当たったら時期次第で使うデッキを考える!」という精神で、参加可能な日程はできるだけすべて抽選に申し込むべきかと思います。

当日までの準備

本人の意志確認
子供をポケモンカードの大会(シティリーグ、チャンピオンズリーグ)に参加させるにあたって一番重要なことは「本人自身が大会に参加したいと思えるかどうか」だと考えています。

うちは「大会に参加してポイントを集めるとプロモカードがもらえる」「シティリーグでポイントをたくさん貯めたら日本代表として海外に行ける可能性もある」という話をしたところ「それなら僕も出てみようかな!」となりました。

ここを曖昧にしたまま親先行で話を進めてしまうと、子供の中での大会に対する優先順位・モチベーションが上がらず、直前で「やっぱりやめておこうかな」となってしまう可能性もあるため、本人が大会に出てみたいと思っているのか?という意志確認は非常に重要です。

環境読み
シティリーグで勝利を目指すのであれば、現在どのようなデッキが多く使われているのか、いわゆる「環境読み」が必要になります。

初回参加のため、まずは参加経験を積むことが一番大事と考えていましたが、初回参加で全敗してしまうと「勝てなかった」という気持ちで次回また参加したいという気持ちに繋がらなくなる可能性もあったため、せっかくなら少しでも勝てる可能性が高くなるようにしたいと考えました。

とはいえ、息子は2023年5月以降「白ルギア」デッキ以外を使った経験がほぼなかったので、"使用デッキを検討する"というよりは"どんな対面が多くなるかを想定して対策をする"ということが目的でした。

ジュニアリーグの環境は、マスターリーグの環境とは若干異なっています。

具体的には、以下のような特徴があります。
・回すのが簡単なデッキタイプが特に好まれる
→「ミライドン」「パオジアン」
・一撃で相手を倒すことのできる攻撃手段を持つ(いわゆるワンパン)デッキが好まれる
→「ミライドン」「パオジアン」「リザードン」「ロストギラティナ」「サーナイト」「トドロクツキ」
・使い慣れたデッキタイプをあまり変えない子が多い(新しいデッキに慣れるのに、大人よりも時間がかかるため)
→マスターリーグほど環境の変化が早くない。少し前に使われていたデッキタイプがある程度残る。

シーズン1では、参加する2週間程度前に以下のように環境を想定しました。
・「ミライドン」デッキが「テツノカイナex」によって強化され、回すのも簡単なため圧倒的に使用者が多く、1回はほぼ確実に当たる。
・「悪リザードン」デッキが「ミライドン」デッキに有利であることから使用者が増えており、当たる可能性が高い。
・「パオジアン」デッキも少し前に流行っていたため、まだ一定数使用者がいて当たる可能性がある。
・「ロストギラティナ」デッキは対面のデッキに左右されにくいため、経験豊富な強い子が多く使う。
・「サーナイト」デッキは「ミライドン」デッキが厳しくなった(テツノカイナexの「ごっつあんプリファイ」を返す手段に乏しい)ことと、プレイに時間がかかることから慣れていない相手に時間切れで両者敗北してしまう可能性があるため、予選1敗までしか許されないシティリーグで使用する子は多くない。

結果的に、環境読みは大体当たっていたかなと思います。「トドロクツキ」デッキは私が思っていたより使用者が多かったですが、ワンパンできるワザを持っていることを考えると、それほど違和感はなかったです。

デッキ選択
息子と相談した上で、「白ルギア」デッキで参加しました。

正直、環境的には「ミライドン」デッキや「悪リザードン」デッキ等の不利対面が多く厳しいのですが、2023年11月時点ではまだ他のデッキをほとんど使っていなかったため、これ以外の選択肢がありませんでした。

【デッキコード】LLLPLL-pb1aQx-inHgLN

いわゆる「色ルギア」デッキです。

「ミライドン」デッキが弱点対面でかなり厳しくジュニア環境に多いため「ノコッチ」を入れてます。また特に「ルギアVSTAR」がやられてしまった場合において、後半でも相手のポケモンを倒せる可能性を残しておくために「かがやくリザードン」を採用しています。

あとは息子がポケモンのゲームをバイオレットでプレイしていて「テツノカイナ」が好きなポケモンだったこともあり「悪リザードン」デッキや「サーナイト」デッキの序盤に対して「ごっつあんプリファイ」を一応狙える形にしています。が、シティリーグでは一度も決められなかったそうです…。

「テツノカイナex」をデッキに入れると「ごっつあんプリファイ」を打つことを最優先にしてしまうために後半が辛くなる、というのが本人としても課題で、この後のチャンピオンズリーグ京都に向けては「色ルギア」デッキはやめて、シンプルな「白ルギア」デッキに戻すことにしました。

シティリーグ前週の小学生のみのジムバトル(4回目)で初めて3勝1敗で3位に入賞する等、このデッキを使った調子はまずまずでした。

デッキ登録(当日朝8:30まで)
デッキ登録は、シティリーグ当日の朝8:30までに行う必要があります。

一度登録した後も、〆切時間までは何度でも変更可能です。前日夜にデッキ登録をした上で、スリーブ(デッキシールド)を入れ替えた上で参加される方が多いようです。

前日にスリーブを入れ替えるのは、普段から使っているスリーブはシャッフル等で角が折れていたり表面に傷がついていることがあり、決勝トーナメント出場時のデッキチェックに引っかかる可能性があることと、予選の試合でも不正を疑われないようにするためです。

当日の受付時間・持ち物等の確認
準備が終わった後、当日の受付時間の確認を行いました。しかし、トレーナーズウェブサイトのイベントページを見ても、イベント時間10:00~18:00としか書かれておらず、受付時間が何時から何時までなのか、10:00までに行かないといけないのか?がよくわかりませんでした。

X(Twitter)を見ていたところ、たまたま「ポケモンセンターで開催されるシティリーグに関する案内は、各ポケモンセンターのスタッフボイスに記載されている」という情報を見つけ、スタッフボイスを見てみたところ、受付時間を含む記載がありました。

シーズンによって、スタッフボイスに投稿されるタイミングが違うこともあり、参加時期によっては遡って確認する必要があります。また、ポケモンセンターによっても受付開始・終了時間が若干違うようですので、参加される都度の確認が必須です。

今回イベントページに記載されていた10:00~というのは「受付開始時間」であり、そこから45分間、10:45までが受付時間でした。

当日の流れ

以下は、2023/11/11(土) ポケモンセンターメガトウキョーのケースです。

最初に時系列をまとめて記載し、後に詳細を記載しています。

10:00 受付開始(~10:45まで)
10:45 再集合~全体説明(~10:57まで)
11:05 1回戦集合時間(マッチング発表)
11:14 1回戦(~11:39まで)
11:50 2回戦集合時間
11:57 2回戦(~12:22まで)
12:35 3回戦集合時間
12:45 3回戦(~13:10まで)
13:20 4回戦集合時間
13:32 4回戦(~13:57まで)
14:03 予選順位発表
以降、決勝トーナメント


10:00 受付開始(~10:45まで)
10:00すぎにサンシャインシティの駐車場に到着するも「お腹痛くなってきた・・・」とトイレに駆け込む息子。早速ちょっと緊張している様子。

指定された受付時間内に、ポケモンカードステーションにて受付します。

サプライが沢山売ってるとテンション上がりますね

子供のプレイヤーズクラブのログイン後のアカウント画面(プレイヤー名)を見せて、スタッフが持っている紙の名簿の情報と照らし合わせた上で、確認OKであれば参加費の500円を支払います。

メガトウキョーの場合、この参加費500円は「ポケチケ」という謎の商品として処理され、サンシャインシティの駐車サービスの積算対象外だそうです。謎・・・。

謎のポケチケ100円×5個

受付が終わると対戦スペース入口に置かれたホワイトボードの前のスタッフのところへ行くよう案内され、そこでQRコード読み取りによるイベントチェックインと、1分程度の個別説明(会場内での飲食禁止、次の集合時間等)があります。

ボールペンを持ってきたかどうかを何度も確認されます。忘れずに!

また、この時に参加者のプレイヤーズクラブのID順に割り振られた座席が掲示されていますが、これは最初の全体説明の時の座席で、対戦時の座席は都度指定されます。

余談ですが、この最初の座席はプレイヤーズクラブのID順となっているため、ポケモンカードを本格的に始めた時期(ジムバトル等の大会に出場しようと考えて、プレイヤーズクラブに登録した時期)順と、ほぼ一致します。

つまり、最初の座席表で自分の子供の順番が下にあればあるほど(IDの数字が大きいほど)、その日の参加者の中でポケモンカードゲーム歴が浅いということが推測ができます。

後から見直したら、2023年7月からジムバトルに出始めたうちの子は、この日の参加者のうち、下から2番目でした笑

最初の表で上の方にいるプレイヤーIDの数字が小さい子は、ポケカ歴の長い猛者の可能性大

また、この座席表は受付終了時間前から掲示されているため、座席表に空欄がある場合は前日までにキャンセルがあったものと思われます。この日は、定員32人に対して参加者30人だったため、2人キャンセルがあったようです。

キャンセルはキャンセル期限に間に合えば自動的に他の方が先着応募可能になりますので、体調不良等によるキャンセルはなるべく早めにしたいです。ジュニアリーグ/シニアリーグは開催枠自体が少ないため、当日空席が出てしまうのは本当にもったいないです。(※シーズン2からは、キャンセル期限が前日18:59、先着応募が当日8:00まで可能になっています。体調不良等で行けなそうな場合は、早めのキャンセルを!)

受付した後は自由時間となり、受付時間内にどれだけ早く行っても受付終了時間まではカードステーションの中に入れません。子供と一緒にカードステーションの外で集合時間を待つことになります。

シティリーグ期間中、カードステーションは全席利用できません

ポケモンセンターメガトウキョーの場合、参加者32人(親子で64人以上)に対してカードステーション周辺に座れる椅子は8個程度しかないため、中途半端な時間に行くと受付終了・集合時間になるまで親子で30分くらい立って待つことになり、小さい子は疲れちゃいそうな感じです。

とはいえ受付時間は厳守で渋滞や電車遅延での遅刻は避けたいので、早めに会場に到着した上で、カードステーション周辺に限らず、座って待てる場所にて受付10分前くらいまで時間を潰すのが一番よいかと思われます。

10:45 再集合~全体説明(~10:57まで)
選手は受付終了時間にカードステーションに再集合するように案内されます。この時点で、参加者である子供が一度カードステーションの中に入り、最初に指定された座席にて、全体説明を受けます。

付き添いの親は基本的にシティリーグ開催中、カードステーション内には入れません。この日は予選順位発表がカードステーション内で行われ親の入場が許可されたのと、決勝戦はカードステーション内のモニターでも観戦可能なようでした。

カードステーションの前には衝立てが置かれ、対戦中の様子はほぼ見えません。以前(コロナ前まで?)は衝立てもなく、対戦中の様子が外から見えたそうですが、おそらく不正防止のためにこうなったとのことで、観戦も禁止です。カードステーション前の通路を塞いで待つと、スタッフに注意されます。

こんな感じで衝立てが置かれ、中はほぼ見えません

子供を対戦前に送り出したら、対戦が終わるまで親はカードステーションの外で待たなければいけません。たね切れ等で試合が終わってすぐに子供が戻ってくる場合もあるためです。カードステーションの周辺で待機するか、キッズケータイ等の連絡手段を子供に持たせておく必要があります。なお、次の試合の集合時間は、ホワイトボードに書かれた時間が随時更新されていきます。

試合が早く終わってしまった場合、次の試合までの間の時間をどう潰すかも考えておく必要があります。うちは本人の希望を優先してSwitchやらスマホゲームやらで間の時間を潰していました。(余裕すぎる・・・)

あと予選が終わるまで休憩時間は取られないため、対戦が早く終わった際におにぎりやお菓子を食べるなど、お腹が空いてしまった場合の準備も必要になります。

11:05 1回戦集合時間
全体説明後、1回戦の集合時間が約10分後に指定されます。集合時間前後になると、カードステーション前に紙が掲示され、対戦のマッチング・テーブルがわかります。スマホ等でマッチングを見ることはできません。

マッチングとテーブルの掲示

対戦のマッチングがわかった時点で選手の入場が可能になります。そこから対戦準備をして、全卓の準備が揃って一斉に対戦開始するまで毎回約10分かかります。

1試合は25分で、カードステーションの外のディスプレイに対戦時間の残り時間が表示されます。対戦が終わった子から随時会場から出てきます。

モニターのタイマーが動き始めたら試合開始とわかります

11:14 1回戦開始(~11:39まで)
×ミライドン 先0-6

対戦相手は年上の子で、対戦前に話していたらCL横浜で勝利賞のサンダーを取ったという話をしていたそうです。息子は取れなかったため、この時点で強い子だと認識したと思われます。

先攻で「ミライドン」デッキと判断して「ノコッチ」を出すも、「ノコッチ」を出したことで「ルギアV」の準備が遅れてしまい、アッセンブルスターできずに負けてしまったとのこと。

後で結果を見たら、この対戦相手の子は予選5位、決勝トーナメントベスト4でした。


試合終了後、次の試合の集合時間までの間も基本的に約10分程度です。試合中にホワイトボードの集合時間が次の集合時間に更新されていきます。次の集合時間前後に、次の試合のマッチングが紙で掲示されます。

集合時間はホワイトボードに手書きで都度更新
(この集合時間は1回戦ではなく2回戦です)


11:50 2回戦集合時間
11:57 2回戦開始(~11:22まで)
◯ミライドン 後6-3

対戦相手はうちと同じくシティリーグ初参加の子だったとのこと。

2戦連続で弱点の「ミライドン」対面、後攻でしたが手札が結構よかったようで最初に「ノコッチ」を出して弱点を消しながら「ルギアVSTAR」を早期に立てることで勝利できたそうです。

12:35 3回戦集合時間
12:45 3回戦開始(~13:10まで)
×パオジアン 先5-6
この試合は対戦時間の25分が終わっても戻ってこず、時間いっぱいまで対戦して両負けになるギリギリで、最後の相手の後攻のターンでサイドを取りきられて負けたようです。

はっきりと「最後のほうで時間がなくなって、焦って僕がミスしちゃって負けた!」と説明できていて、息子の成長を感じました。

「ダブルターボエネルギー」つきの「ルギアVSTAR」で「パオジアンex」を攻撃してしまい200ダメージで倒しきれず、相手のターンになってベンチには「ダブルターボエネルギー」のついていない「ルギアVSTAR」がいたので、バトル場から逃げてベンチのもう一体で攻撃していれば勝てていたことに気づいたとのこと。

練習でも結構遭遇するシーンで普段は相手のポケモンによって「ダブルターボエネルギー」をつけるかどうか判断しながら対応できていたこともあり、時間に追われて焦って攻撃してしまったことをとても悔しがっていました。

後で結果を見たら、この試合の対戦相手の子が予選6位で決勝トーナメントベスト4に入っていて、勝負の分かれ目という感じでした。

ただ、息子は初戦負けのため、3勝1敗でもオポネント差で決勝トーナメントに行けていなかった可能性が高いです。32人の場合、全勝者(4勝)が2人になる時点で、3勝1敗が8人出るため、3勝1敗のうちオポネントの低い2人が上位8人による決勝トーナメントに上がれません。(ほとんどの場合、初戦または2回戦で負けた選手)

13:20 4回戦集合時間
13:32 4回戦開始(~13:57まで)
◯トドロクツキ 先6-0
「ドラピオンV」でスタートするも、1ターン目に「ルギアV」を出して、次のターンで「キャプチャーアロマ」裏から「ネオラントV」→ルミナスサインで「バーネット博士」使えて「ルギアVSTAR」にも進化できて回って勝てたとのこと。相手の子の手札も結構悪かったみたいです。

14:03 予選順位発表
もともと、4回戦の開始時点では決勝トーナメント集合時間が14:00と記載されていましたが、4回戦が13:57までかかったこともあり、少し遅れたと記憶してます。14:03頃に「予選の結果を貼り出しました」と言われ、親もカードステーション内に入って結果を確認しました。

予選8位までの参加者が赤枠で囲われ、それ以外の参加者はここで解散となりました。

息子は初戦負けの2勝2敗だったので決勝トーナメントに行けないことは親はわかってたのですが、息子は「もしかしたら行けるかもしれない!!」と順位発表をワクワクしながら見に行って「あー!入ってなかったー!!」とガッカリしてたのがちょっと面白かったです笑

ちなみにこの日、3勝1敗で決勝トーナメントの8名に入れなかったオポ落ち(オポネント落ち)は、1回戦負けと2回戦負けの子が1人ずつでした。

赤枠内の上位8選手が決勝トーナメント進出!

結果と感想

×ミライドン 先0-6  (対戦相手:予選5位・ベスト4)
◯ミライドン 後6-3 (対戦相手:予選29位)
×パオジアン 先5-6  (対戦相手:予選6位・ベスト4)
◯トドロクツキ 先6-0(対戦相手:予選27位)
改めて見てみると、対戦相手の成績が偏りすぎですが…
息子の初めてのシティリーグは、×◯×◯の2勝2敗、18位/30人でした。

本人も「3回戦の最後でミスって負けちゃったけど楽しかった!」と言っていて、親的にはまだ出るにはちょっと早いかも?と思ってましたが、参加してみてよかったです!

おわりに

息子の初家庭外ポケカ(2023年4月)から約7ヶ月、ジムバトル初参加(2023年7月)から4ヶ月でシティリーグに初参加し、2勝することができました。

息子のポケカに関する目標を聞いたら以下とのことなので、引き続き色々なイベントに参加させて頂きながら、経験を積んでいきたいと思います。

息子のポケカ目標
・CLを完走(4勝3敗以上)してサンダーexプロモをもらうこと
・CLやシティリーグで決勝トーナメントに上がること
・四天王とバトルすること
・あばれる君とバトルすること

ポケモンカードって楽しいね!!!



おまけ:シティリーグについて

シティリーグってそもそも何?参加すると何がいいの?という方もいると思うので、自分が初心者の方に説明する時の頭の整理用に記載しています。どこかのタイミングで別記事にするかもです。

シティリーグはポケモンカードの公式大会です。カードショップで開催される公認ジムバトルやトレーナーリーズの上に位置付けられる16人/32人/64人参加の大会です。(大人が参加できるマスターリーグの大会は64人のみ)

シティリーグの順位によって、CSP(ChampionShipPointの略称)を獲得することができます。

一度参加してみるとわかりますが、ジムバトルやトレーナーズリーグと比べても、かなり「ガチ」な大会となっています。

ジャッジが複数人つき、宣言してしまったプレイの巻き戻しは許されないですし(巻き戻しが許されないのは本来ジムバトルでもそうなのですが、自然にやってくるプレイヤーもいます)、盤面を巻き戻せないレベルのプレイミスが発覚した場合、サイドペナルティが課せられるケースもあります。 

2024シーズンの大会仕様では決勝トーナメントに進出するためには予選を全勝するか1敗の上位に入る必要があり、初戦に負けてしまうと決勝トーナメント進出の目がかなり薄くなってしまうこともあって、特に初戦の緊張感はかなり高いです。

大会形式

予選
スイスドロー形式(1試合25分)で対戦を行います。時間切れの場合、後攻プレイヤーの番の終わりまでプレイした上で、いずれかのプレイヤーがサイドを6枚を取りきれなければ両者敗北となり、サイド差による勝敗判定はありません。

予選は「全勝者が2人になるまで行う」というルールのため、会場の参加者の人数によって、対戦する試合回数が変わります。
・参加者16人の場合3回戦(メガトウキョー以外のポケモンセンターのジュニア/シニアリーグ)
・参加者32人の場合4回戦(メガトウキョーのジュニア/シニアリーグ)
・参加者64人の場合5回戦(上記以外のオープンリーグすべて、仙台/福岡の出張版のジュニア/シニアリーグ)
が基準となります。途中で上位卓で両者負けが起きた場合、予選の試合回数が少ない状態で終わるケースもあります。

本戦(決勝トーナメント)
予選の上位8名で決トーナメントを行います。優勝者、準優勝者、ベスト4、ベスト8を決めて終了となります。

予選終了後、決勝トーナメント参加者のデッキについてはジャッジによるデッキチェックがあり、事前に提出したデッキリストと差異があった場合や特定のカードに大きな反りがあり容易に判別できる状態となっている場合にはマッチロスと判定され、それ以上の試合ができないケースがあります。

シティリーグでCSPを獲得するとどうなるの?

CSPを獲得するメリットは、2つあります。

(1) プロモカードの獲得(年間30pt以上)
年間(9月〜翌8月末)の間にCSPを30pt以上獲得すると「おいわいファンファーレ」というプロモカードがもらえます。(シーズン終了後、9月後半ごろにプレイヤーズクラブの登録住所に郵送)

CSPはシティリーグで上位に入る以外に、トレーナーズリーグ(優勝1回で15pt)で年間30ptまで貯めることができ、シティリーグに出ずに貯めることも可能です。

(2) ポケモンカードの日本大会/世界大会出場権利の獲得((5月上旬時点、6月末時点)の年間CSP獲得ランキング上位者)

各リーグ(ジュニア/シニア/マスター)の5月上旬時点の年間CSP獲得ランキング上位者に、JCS(Japan ChampionShipの略称、日本大会)、その後さらに上位者を絞ってWCS(World ChampionShipの略称、世界大会)に出場する権利が与えられます。

獲得できるポイント等のルールや世界大会に参加できる人数は、毎年微妙に変わっているようです。

シティリーグ優勝者がJCSへの優先出場権をもらえるようになったのも、2024シーズンからです。詳しくは、公式サイトの最新のルールをご参照下さい。

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