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毎日お風呂に入ると「幸福度」が上がる!!

毎日、仕事や家事、育児で大忙しな私たち。   その日の疲れ、そのままにしていませんか?   

家に帰って夕食を取り、すぐに眠りたいからシャワーで済ませてそのままベッドに向かう人。シャワーに入れるなら良い方、メイクを落とす力も残っておらず、そのままソファで眠ってしまい朝を迎える人。特に働き盛りな女性は多いのではないでしょうか?

私もそのひとりでした。水道代ももったいないし、基本的にはシャワーでいっか。そのくせ、疲れが取れないなーっと思いつつ、マッサージ店へ行ったり、お肌の調子がよくないなーっと、少しランクを上げたスキンケア商品に手を伸ばしていました。

しかし、LOHAS思考(以前執筆したLOHASの記事で説明しています)になり、基本的な生活を見直すようになった結果、身近なお風呂の大切さを感じました。また、汗蒸幕(韓国式サウナ)にハマったこともあり、自律神経のONとOFFによる疲労回復の効果を実感したことも1つです(こちらも以前執筆したサウナの記事で説明しています)。

そこで今回、お風呂が健康や美容にどのように効果があるのかを学びたいと思い、読んだ本が「最高の入浴法」です。とっても勉強になりましたよ♪

この本の面白い点は、             ①シャワーや半身浴では入浴で得られる効果が下がってしまうこと。               ②適切な入浴方法について、温度や時間まで指定しているのでわかりやすいこと。         です。       

今回も女性の目線で取り入れるべきと思ったものをご紹介していきますね♪

<毎日お風呂に入ると幸せになる!!> 

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銭湯好きな人は健康的な人が多い、生き生きしていると感じたことはありませんか?「お風呂に毎日入ると幸せになれる」。これは化学的な研究に基づいた調査結果で証明されています。実際、幸福度が高い人の割合は、毎日お風呂に入るグループ(週7回以上入浴する)では54%、毎日お風呂に入らないグループ(週7回未満しかお風呂にな入らない)では44%でした。よって、毎日お風呂に入るグループでは、幸福な人が10%も多いんです。

<入浴の「7大健康作用」とは?>

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入浴の代表的な健康作用をここでご紹介します。

①温熱作用:体を温めて血流をアップする。   ②静水圧作用:水圧で身体をしめつけて「むくみ」を解消。                   ③浮力作用:筋肉や関節をゆるめて緊張をとる。 ④清浄作用:体の汚れを洗い流す。       ⑤蒸気・香り作用:免疫力を高めて、自律神経を整える。                    ⑥粘性・抵抗性作用:手軽な運動療法作用。   ⑦開放・密室作用:日常から開放されるリラックス効果。

1回のお風呂で7つもの作用が得られるのは、とっても嬉しいことですよね。ここで注目して欲しいのは、シャワーとの比較です。

<シャワーだけではもったいない!!>

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入浴の作用が上記の7つに対して、シャワーの作用は1つだけ。④清浄作用のみであることを自覚してほしい!!とっても手軽なシャワーでは、清潔を保つことはできるけど、その他の疲労回復効果などは得られないんです。なんだか残念な気持ちになりますよね。

そこで、忙しくてお湯を張る時間も惜しいんです!!という方には、足湯をプラスすることをおすすめしています。43度の少し熱めのお湯に足を入れながら、頭や体を洗うだけでも、血流が良くなり疲労回復に繋がります。可能な方は、炭酸系の入浴剤も入れると、より効果が増しますよ。

<半身浴は作用も半減!!>

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この記事を読んだら、あの半身浴ブームはなんだったのかと思うはずです。半身浴というと、ゆったりと音楽を聴いたり読書をしたり、優雅な時間を過ごしているのにダイエット効果があるっみたいなイメージが私にはありました。みなさんもデドックスできるっみたいなイメージありませんでしたか?

しかし、半身浴はその名の通り全身浴と比較すると作用は半減してしまうんです。特に、①温熱作用②静水圧作用③浮力作用は、わかりやすいと思います。お湯に浸かっているのが半分なんだから、体を温める作用は半減するだろうし、水圧も少なくなるから筋肉をマッサージする力も減ります。また、浮力も減るから筋肉や関節を緩めることも難しくなりますよね。

よって、健康や疲労回復を目的に入浴する場合は、全身浴がおすすめということです。もちろん半身浴がダメという訳ではありません。のんびりとリラックスした時間を過ごしたい方や、心疾患など持病があって肩まで入浴することにリスクのある方には、半身浴をおすすめします。

<お風呂はダイエットには向かない>

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長風呂をしてたくさん汗をかいたら凄く痩せるっということはありません。入浴前後で0.5kg程度は減量すると思いますが、それは汗が出ていってしまった証拠。ぜひ500mlの水分を補給してほしいと思います。

なぜダイエットにお風呂が向かないのか。それは、身体活動の強さを表すメッツという指標で説明します。安静にしている時を1メッツとすると、入浴は1.5メッツ、散歩は3.5メッツです。私たち理学療法士も心臓のリハビリを行う際にこの指標を使うので納得です。入浴よりも、ただ歩くほうが身体的な負荷が大きいんです。

しかし、間接的なダイエット効果はあるので、ぜひこちらを利用することをおすすめします♪私たちの身体は温まると皮膚表面に血液が分散するため、胃や腸の働きが抑制されます。これは食欲を抑える効果があるということです。また、食後の入浴は血糖値が高くなるのを防ぐ効果があるので、脂肪が身体に蓄積しにくくなります。

まとめると、食前の入浴は、食欲が減退してダイエット効果がある。食後の入浴は、高血糖を防げるため脂肪が蓄積しにくくなりダイエット効果があるということになりますね。

ちなみに私は、次の記事で紹介しますが、入浴での疲労効果も期待しているので、入浴は食後にしています!食後1時間後に入浴すると決めてしまえば、1時間後にはお風呂に入れるお腹にしておく必要があるので、食べ過ぎを防げて一石二鳥って思っています♪食べ過ぎた日は、お風呂に入ると気持ち悪くなりそうって体が教えてくれるので、あー今日は食べすぎたんだなっと自分の食事量も把握できるようになって、楽しいですよー♪

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。次の記事では、「最高の入浴法」の疲労解消についてご紹介しますね。

              

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