NHKドラマ「六畳間のピアノマン」~苦痛に怯え続けるのではなく選択次第でその先の人生は変えることが出来るのだと教えてくれる~夏野誠(古舘佑太郎)が歌う ビリージョエル「ピアノマン」

NHK出放映中の「六畳間のピアノマン」安藤祐介さん原作をドラマ化したものでじんわり涙が溢れ ジーンとして来る久々に心に温かさがふわっと触れてくるようなストーリーです。

Keyは過労で居眠り運転事故死した彼「六畳間のピアノマン」が亡くなる前、亡くなった後、身近に関わっていた人たちへ心温め勇気を与えてくれる、そして、すべての記憶を無くしてしまったパワハラの上司にさえ優しさとか柔らかさとか、「恐れ」に向かう勇気が湧く、「どうしようもないこと、苦痛にしか見えないことにもキチンと対峙することで自分を活かせる道が他にも沢山あるのだ」という事を教えてくれています。

様々な苦悩に居る人達の性質が柔らかく変わって行く様子が感じられ観終わった後爽やかな風が吹き抜けるような感覚を得られます。

人がどうしようもなく苦悩とか苦しみが生じる時間に生きていても、触れてきた在りし日の人の姿というものはこの様に肉体が在る無いに関わらず、人の心は何らかのちょっとしたその人の過去の姿から沢山の言葉を受け取ることが出来ます。

このストーリーは人生の中で生まれてしまう辛さとか苦しみ…そんな中から 人は苦痛に怯え続けるのではなく、選択次第でその先の人生は変えることが出来るのだと教えてくれる 大変オススメのドラマです。

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