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寝坊して気づいたこと

昨日久しぶりに寝坊をした。

寝坊と言っても会社に遅刻するような
大きなものではなかったのだが、
私の朝活時間は大幅に減ってしまった。

朝活を始めて2年以上になるが、
この2年間は感染症の影響で
時差を伴うような出張はなかったので
ここまで寝坊をすることはなかった。

今回改めて時差ボケの修正の難しさを
実感した。

そんな昨日の朝であるが、
いつもよりも朝活に使える時間が
明らかに短くなってしまったので、
どのように活用しようかと考えていた。

私には朝活のルーチンのようなものが
あるのだが、それを普通にしたのでは
時間が足りなくなってしまうからである。

そこで、家でPCでないとできない作業と
通勤途中にスマホからもできる作業に
頭の中で分けて、
家でPCでないとできない作業に
残りの朝活時間を全集中することにした。

すると不思議なことに
いつもの作業量とは言わないまでも
8割程度の作業量を短い朝活時間の中で
こなすことができたのだ。

もちろん短時間で仕上げたものなので
出来栄えにはアラがあるかもしれないが、
この結果に私は正直驚いていた。

なぜなら日ごろから朝活時間を
有効に活用するために、
時間当たりの効率にはこだわっている
自負があったからである。

にもかかわらず、
今回はさらに短い時間ですることで
高い効率が得られたのだ。

ポモドーロテクニックという方法が
一般的に良く知られている。

タイマーで25分間を測り、
その間は徹底的に集中して、
その後5分間休憩をするという
サイクルを繰り返すものである。

この方法ですると高い集中力と
効率が得られると言われているが、
これはまさに時間制限が生み出す
力を活用したものである。

一日仕事をしている中で
なぜか終業間際がとても効率よく
仕事ができている気がすることがあるが、
これも時間制限を意識するように
なったからである。

私の日ごろの朝活には
効率を上げる余地があることがわかり、
今回の経験は怪我の功名となった。

今朝もさっそくタイマーを片手に
新しい方法を模索しているが、
これはこれで新鮮で楽しい。

習慣化の力の偉大さは
日々実感しているが、
たまには習慣から外れたことも
色々な気づきをくれるものである。

故意に寝坊をしろというわけではないが
たまにはこんな経験もいいものである。

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