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6. 親子で一緒に楽しめる多目的遊具のデザイン (広島電鉄株式会社)

ピースにしたい対象

芝生広場に設置する、使い方がひとつに限らない遊具

対象の設置場所

KOI PLACE(コイプレ)は、ひろでん会館跡地の暫定活用を目的として整備された、JR西広島駅および広電西広島駅の駅前空間を活用した交流の拠点として、2020年2月にオープンしました。西広島エリアに新たなにぎわいを生み出し、地域住民や駅利用者の想い・くつろぎ・交流する場を創出することで、今後進むJR西広島駅周辺の再開発を見据えた周辺地域のまちづくりを目指しています。

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デザインパートナーに期待すること

芝生広場のあるべき姿を描く

【抱える課題】
・芝生広場は整備以降、イベントを頻繁に開催する予定だったが、コロナウイルスの影響によってうまく活用できていない
・約270㎡の芝生広場があるものの、ハンモックや子供向けアイテムを提供しているのみであり、広場の使い方や使う人が限定的である
【期待すること】
・居心地の良い広場としてのKOI PLACEを象徴するようなものをつくりたい
・子どもだけでなく大人も退屈することのないそれぞれの使い方ができる多目的性があるとなおよい
・利用者層が子供からシニアまで幅広い中で、子供も大人も楽しめるような空間にしたい

アイデアを考えるうえでの条件・制約

・芝生広場に設置可能であること(サイズの素材に規定はない)
・耐候性があること
・遊具として十分な耐久性、安全性が考慮されていること
・強い光を発するものでないこと(線路が近くにあるため)
・ある程度の重量があり、簡単には動かせないこと(広場に設置し続けることが前提のため)
・収納するスペースなどは無いため、屋外に常時設置できる仕様になっていること
・イベント開催時などは大人数名の力で移動させることが可能であること

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アイデアを募集する事業者

広島電鉄株式会社
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広島電鉄株式会社は、1912年に前身である広島電気軌道が広島市内に路面電車を開業して以来、広島県西部地域を中心として、電車、バス、不動産の事業を営んでおり、「広電」の愛称で親しまれています。全国屈指の路面電車網を持ち、地上にあることで誰にとっても利用しやすい公共交通機関として今に至るまで機能しており、広島市の景観を形づくっています。

プロジェクトチーム

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前田琢己さん(地域共創本部)、高田真さん(不動産事業本部)、乾栄里子さん(地域共創本部)

今回の取り組みにかける思い

広電は、街の景観の一部であり市民の足として広島の街の発展に貢献してきました。(原爆が投下されたあとたった三日間で復旧し、広島市民を勇気づけたのは有名な話です。)今回募集するデザインの設置場所であるKOI PLACE周辺、西広島駅周辺では今後再開発が進む予定です。ひろでん会館跡地の暫定的な活用で生まれた場には、周辺に公園が少ないこともあって小さなお子さん、親御さんからシニアの方々まで幅広い層の人たちが訪れます。今回の取り組みでは、KOI PLACEのシンボルとなり、子どもが楽しめる、且つ大人も一緒に遊んだりその様子を写真に納めたりして楽しめる遊具をつくりたいと思っています。KOI PLACE自体はあと2〜3年での運用終了を予定していますが、今後このようなかたちでの空地の暫定活用やパブリックスペースの利活用は広島市内の各地で行われることが想定されており、今回の取り組みが成功すれば遊具のシリーズ化も視野に入ってきます。広島の街に新たなシンボルをつくるためにぜひご協力ください。

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Webサイト・SNS

https://www.instagram.com/koiplace/
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HIROSHIMA DESIGN CHALLENGEとは

HIROSHIMA DESIGN CHALLENGEは、「◯◯をピースにするデザイン」をテーマに、広島県の事業者が主体的に「デザイン」を活用し、クリエイターと共同で新たな製品やサービスの開発に挑戦するプロジェクトです。
「街なかをピースにするデザイン」というテーマへの共感や興味、「デザインあふれるまち」の創出に寄与する街なかの空間や設置物等の開発に携わってみたいと考えているクリエイターのみなさまのご応募をお待ちしております。

https://awrd.com/award/hiroshima-design-2021









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