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6月の絵本通信

絵本を通して考えるSDGsをテーマにお送りしました📻

SDGs🤔

何となく知っていても、口に出して説明するのは難しいですよね。
SDGsはsustainable development goals「持続可能な開発目標」の略。
人間が地球でずっと暮らしていけるような世界をつくるための、国際社会共通の目標です✨

国連は、2030年の達成に向けて、貧困・飢餓・気候変動など、17の分野で目標を設定しています。
HBCも、SDGsの目標達成に向けて、道民の皆さんにSDGsへの理解を深めてもらえるような情報発信をしています。

https://www.youtube.com/watch?v=9Y2LqPMnBB4&t=1s

さて、ここからが本題!
子どもからキラキラのまなざしで「ねぇママ、SDGsってなぁに?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか?!😨
大人が聞いても難しいのに、どうやって将来を担うこどもたちに伝えていくか…悩みますね💦
そこで今回は、昔からある名作絵本を、SDGsの17の目標に結び付けてみました🎵

 17冊全部を挙げると時間がかかるので、今回は3冊に絞ります。

まずはわかりやすい、こちらの目標から!

飢餓をゼロに

この目標に関連している名作は・・・・?!

あんぱんまん

『アンパンマン』

作・絵やなせたかし フレーベル館

アンパンマンは、お腹を空かせている人や元気のない人を見つけると、自分の顔をちぎって人に与えます。1976年に出版された『あんぱんまん』の絵本のあとがきではこう書いてあります。

「捨て身・献身の心なくして正義は行えません。アンパンマンは自分をたべさせることによって飢える人を救います。それでも顔は気楽そうに笑っているのです。」

やなせたかしさんの願った世界や、アンパンマンの優しく勇敢な姿は、
飢餓をなくそうという目標そのものではないでしょうか。

つづいてはこちらの目標!
海の豊かさを守ろう & 平和と公正をすべての人に
この2つの目標に関連しているのは・・・?!

にじいろのさかな

『にじいろのさかな』

マーカスフィスター・作 谷川俊太郎・訳

世界で評判の光る絵本!
にじいろに輝くうろこをもった、世界でいちばん美しいさかな。でも、彼はひとりぼっちでさみしい。ある日彼は、かしこいタコに相談にいくことにしましたが……。(講談社HPより)

こちらも世界中で愛される大ベストセラー。

自分の大切なものを、仲間と分かち合うこと。相手の喜びを自分の喜びとすること。分かち合うことで生まれる連帯感。感謝されることで感じる自分の存在意義…
これぞまさに、平和と公正をすべての人に
さらに、綺麗な魚たちがこれからも住み続けられるよう、海の豊かさを守ろうという目標にもつながるお話だと思いました。

そして最後は、
パートナーシップで目標を達成しよう

この目標に関連している名作絵本は・・・?!

おおきなかぶ


『おおきなかぶ』

ロシアの昔話

おじいさんが植えたかぶが、甘くて元気のよいとてつもなく大きなかぶになりました。おじいさんは、「うんとこしょどっこいしょ」とかけ声をかけてかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おじいさんはおばあさんを呼んできて一緒にかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おばあさんは孫を呼び、孫は犬を呼び、犬は猫を呼んできますが、それでもかぶは抜けません。とうとう猫はねずみを呼んできますが……。力強いロシアの昔話が絵本になりました。(福音館書店HPより)

これも誰もが知っているロシアの昔ばなしです。
子どもの頃、学芸会でやったという人も多いのではないでしょうか。

大きなかぶを、「うんとこしょどっこいしょ」という掛け声で、みんなで引き抜きます。
1人では達成できないことも、みんなで力を合わせれば達成できる!という内容がパートナーシップで目標を達成しようにピッタリだと考えました。

いかがでしたか。

こうして考えてみると、絵本そのものが多様性のあるもので、SDGsの普及を担うのにも頼もしい存在かもしれません。

絵本に限らず、身近にある大好きなものが、SDGsの目標に結び付けられるかもしれません。

SDGsをより身近な“自分ごと”として捉えられるようなきっかけとなれば良いなと思いました😊

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以上、今月の絵本通信でした📚💗

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