見出し画像

人は誰しも唯一無二の存在

私がブランディングを通して伝えていきたい事はいくつかあるのですが、その一つが、「人は誰しも唯一無二の存在」であるという事です。 これは私の人生経験から来る価値観なのですが、今日はそのストーリーをシェアさせてください。

この写真は約7年前、ドイツでザ、暗黒時代を過ごしていた時期の私。

折紙のお仕事を始めて本当にすぐの頃、ご縁あってドイツ雑誌の表紙を飾らせていただいた時に撮影してもらったものです。 当時はまだドイツ語も文化も、出産も子育てもよくわからない、友達も家族もいない。辛い時期。


何気ないスーパーのレジの人が言った一言も、病院の受付の人が言うこともわからなくて、 こんなことすらわからない自分が情けなくて、いつ泣き出すか分からない赤ちゃんを連れて買い物に行くのも怖かった。誰にも会いたくなくなって、家にこもってた日々もあります。


日常生活さえこんなに苦労するの?って、生まれたばかりの娘と一緒に泣いて、孤独と戦ってたんですね。 自分がちっぽけに感じて、ネガティブな気持ちになることが多かったんですね。自分らしさも見失ってたなあ。

これって、海外に移住した多くの人が感じる、経験することじゃないかな?って思うのです。 自分の国にいた時は、自立してて、自分の好きなこともして、仕事して、友達も家族もいて、当たり前に日常生活をこなしてたのに、外国に住んだ途端に急に何もできなくなったように感じる。

今年でドイツ生活も8年目、暗黒時代からはとっくに抜け出してはいますが、いまだにチャレンジな事はあるし、戸惑う事もあります。 自分らしさとか、自信とか、失いがちになる時がある。私って結局何がしたいんだろう?と、自問自答の無限ループみたいなところにハマったりしてました。

コロナをきっかけにブランディングという考え方に出会って、自分ととことん向き合ってから、少しずつ自信を持つことができたんですね。起こった出来事から生まれた価値観も、強みも、自分だけのもの。

普段の生活では見落としがちだけど、自分が思ってる何倍も、強みも、魅力もある、自分では当たり前、大した事ないと思って気付いてないだけ。 そして一人一人、誰とも被らないストーリーを必ず持ってる。

それは自己啓発本読んで、なんとなくわかった気になって、読んだ直後だけなんとなく自信持てた!ような表面上のものじゃなくって、全てが自分の人生に基づいて導き出された答えなので、これ以上の説得力はないわけです。

人はみな存在自体が唯一無二だし、生まれながらにしてブランドだと思う。 そしてこれは、じっくりと自分の棚卸をしてこそわかる事。 自分の中にはどんなものがあるのか、把握するだけで次の一手が見えてくるようになる。

起業しようとするまいと、ブランディングって人生を豊かにしてくれるものだと思うんです。 もっとブランディングという考え方が身近なものになったら、今よりも多くの人が自分の魅力に気づいて、そこに気付けたからこそできる事が生まれたり、自信を持てたり。人生が生きやすく、豊かなものになるんじゃないか? って本気で思うから、苦手な発信もしていこうと決めました。笑 (下手したら半年くらいSNS開かなかったような、ズボラ女がです。)

もしも今まさに、暗黒期を過ごしてる方がいたら、是非今こそ人生ヒストリーを振り返ってみてください。案外探している答えは、過去にあったりするから。

最後までお読み頂きありがとうございました。 折り紙のお仕事を通して、ドイツで雑誌の表紙を飾らせて頂いたインタビュー記事、興味あるよって方はこちらのリンクから^^

それでは皆様、素敵な週末をお過ごしください💖


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?