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家族のカタチ

上京して一年経っちゃいました!
勢いで東京に来て、イッツフォーリーズに入団して、何かわーーーーって色々なことがあって…
一年ってあっという間に過ぎちゃいますね


前にも自己紹介で書きましたが、私は北海道出身です。道産子道産子

家族もみんな北海道に居て、私だけ東京。
絶対寂しくなるなー!って思ったけどそんなことは無かったです。


進学するために地元から札幌に住むことになった時も何故か寂しさはあまりなくて、周りがホームシックで泣きながら親に電話したりしている中、私はろくに連絡もせず専門学校生活を送っていました。


さすがに北海道と東京の距離になったら寂しくなるだろう!と思っていましたが、全然でしたね。
もちろん会いたい気持ちはありますよ
何なら高校生になるまで母ちゃんと寝てたぐらい寂しがり屋で怖がりです。


こんなに離れているのに近くにいる気がして、まぁそんなわけないんですけど。

離れていても温かさが伝わってくる気がするんです。



この前劇団で「正劇団員になれるか」という面談があったんですけど、その時に「上京する時に親は反対しなかったの?」と地方民ならあるあるの質問がありました。


全然、反対されなかったんですよね。


何で反対されなかったのか気になって母ちゃんに電話したんです。
そしたら母ちゃんが「うちは放任主義だからー!」って明るく笑いながら言っていました。

放任主義って…と思ったんですけど、確かに生まれて21年、親に縛られたり強制されることなんてほとんど無かったなと気づきました。


野球少年団に入りたい!と言ったらすぐ練習場に連れてってくれて(女の子だから、という理由で入れませんでしたが)

犬飼いたい!と言ったら「あんた世話出来ないでしょ!」と言いつつ、今では2匹と一緒に暮らしているし

ミュージカル体験に参加して、役者という仕事が何かわからないくせに「役者になる!」と言ったら、馬鹿にすることなく応援し続けてくれました。


でも一度だけ、猛反対を受けたことがありました。

それは高校生の時に今まで続けていた吹奏楽部ではなく、バレー部に入部しようとした時


反対と言っても「向いてない!」とか「続けてきたのにもったいない!」とかそういうのではなくて、

「好きなのに辞めちゃうの?」と言われました。


中学生の時に色々嫌になって、吹奏楽も嫌になっちゃったんです。
でも私が音楽大好きなのは知っていたから、負けずに頑張ってほしかったみたいで


まぁ思春期の葉月ちゃんはそれでもバレー部に入部して、才能開花なんてせずに膝壊して、結局吹奏楽部に転部したんですけど笑


転部して初めてのコンサートが終わって、母ちゃんが嬉しそうに「良かったよ」と言ってくれたのを今でも覚えています。


父ちゃんも不器用なんですけど、優しいんです。
言葉数は少ないし誤解もされがちで、私も思春期だったというのもあって、上手くいかないことは多々ありました。

それでも、私が何かを始めると「お前には才能がある!」と言って何でも応援してくれました。

空き地でサッカーと野球を教えてくれたり、コンサートや舞台の終演後にドラムスティック、花束をプレゼントしてくれたこともありました。

兄ちゃんも本当に不器用。
でも不器用なりに私の兄でいてくれようとしてくれる愛情深い可愛い兄ちゃん。

「葉月の好きなことなら」とどこまでも応援してくれる温かい家族。

どんなに辛くてもいつでも味方でいてくれるから寂しさに勝つことができます。


家族の他にも親戚、専門同期、日本各地にいる私の友達の支えがあって今の私がいます。


改めて感謝しなきゃなぁ〜〜と思いました。


なぜその考えになったかというとですねぇ!
『佐藤家のぬかどこ〜白いシチュー〜』という父と八姉妹の日常を描いたハートフルコメディに出演が決まったからです!!

シズカ式『佐藤家のぬかどこ〜白いシチュー〜』

私は八姉妹の六女、睦実を演じます!
天才サッカー少女です。父ちゃんと空き地で練習したあの技術を使える日がやっときました。

私はB班とD班に出演します!

B班は個性が強く、それぞれのキャラが愛おしくてたまらん!って感じです。

D班はベテランが多いので安定!それでいて挑戦も忘れない強さがあります。


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