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日記【書き始めて一年の振り返りとAIへの気付き】


小説を書き始めてもう一年が経った。
あっという間の一年。

最初の半年は自分が読みたいものを書いては「私が読みたいのとは少し違うな」と思いながらも、表現力の無さや語彙力の無さに言い訳をし「細かいところを気にしたらいつまでも投稿出来ない」と言い聞かせながら投稿していた。
なかなか書けないときには「ピカソは生涯で14万以上もの作品を作ったとされている」という言葉を思い出し、とりあえず意味不明でも良いから文章を綴った。

それからまた半年。
一人で書き続けることの難しさや苦しさを味わった。
いや、今も味わい続けている。
噛めば噛むほど旨味が出るスルメとは違い、苦味や渋味が出続けている。
それすらも美味いと思うときもあるが、大抵は顔をしかめるものだ。
なんなら体調さえもおかしくさせる毒物になるときもある。

そんなとき「AIに小説を書いてもらう」という記事が目に入った。
最初は「自分の書き方もまだ分かっていないのに手を出すのはな」と、とりあえずそういうものがあるとだけ頭の片隅に置いた。
しかし、不味い食事を食べ続けるのは精神的に辛い。
気分転換にnoteの街を彷徨っていたら「AIに小説を書いてもらうのではなく、相談するくらいに使うのはありかも」というような内容の記事を読んだ。
他にも色々読んだが、私の心に響いたのは「AIに相談する」ということだ。

何で気が付かなかったんだろう。
「これ分からないから教えて!」
「このアプリ見つからないから探してほしい」
「これって漢字でどう書くんだっけ?」
という普段は音声認識で話しかけたり、何かを調べるときに検索したりと、気軽に使っているはずの媒体と似たようなものじゃないか。
何なら子供の頃に夢見ていた世界のすぐ側まで来ていたのに。
何で気が付かなかったんだろう。

まあ最初の認識が「AIに全てを任せる」みたいで嫌だったから、視野が狭くなっていたんだろうな。
AIの話を書いているのに、なんて浅はかだったんだろうか。
これからは自分の世界を破壊しに来る敵ではなく、自分の世界の中立、または隣人のような存在として接していこう。

ありがとう。気付かせてくれた人達。
ありがとう。AIを開発し研究している人達。
ありがたく使わせて頂きます!

2年目も書き続けていられるよう、のんびり色々試していこう。



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