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45歳からの体質改善 二千円握ってドラッグストアへ行こう

若い頃の不摂生や無理なダイエット、過労がたたって日々不定愁訴に悩まされているみなさまこんにちは。情緒安定してますか?

私も散々寝ない、食べない、運動しないをやらかして心身をぶっ壊したクチです。デカいツケを払っている最中です。
体は太り過ぎて重く、睡眠薬なしでは眠れず、何か食べるたびに罪悪感を覚え、腰が痛く、爪はすぐ割れ…書き始めたらキリがありません。
現在でもそれらに悩まされていますが、一部良くなりつつあります。

健康の基本にして究極は食事運動睡眠ですが、そんな理屈が分かったところで三食整った食事や適度な運動、そして問題のない睡眠など我々にはできない。できたらこんなになるまで体壊してない。だけど健康をあきらめたわけでもない。
ならばできることからやっていこうではないか、という趣旨のライフハックです。
よろしくお願いします。

コンセプトは「足す」
不摂生を続けた心身から何かを引き算したら、本当にとりかえしのつかないところまで壊れます。だからこのテキストでは基本「足す」ことを提案していきたいと思います。

ビタミン、ミネラル
食事改善とひとことでいってもそんな簡単には改善できないし、ぶっちゃけ過不足ない栄養を食事からすべて摂るのはまあ無理です。
というか私がそうだったんですが、いきなり栄養たっぷりの食事を摂っても内臓が受け付けない。そこまで衰えてしまっている。だからサプリでとります。
さて、さまざまなビタミンミネラルが体に良いから摂れといわれていますが、何が足りないのかわからないし正直ピンとこない。
ならばマルチビタミンとマルチミネラルをとるのです。どうせ何もかも足りないのだから、全部のせです。
サプリのメーカーとか飲むタイミングとかどうでもいい、近所のドラッグストアで手に入る一番安いやつを買ってきて、とにかく飲むのだ。
「油溶性ビタミンの摂りすぎが心配」とかずーっとあと。基本毎日飲んで、たまにうっかり飲み忘れるぐらいがちょうどいい。

ビタミンミネラルをとるとどうなるか
カフェインや安い栄養剤で体調不良をごまかしてきた我々がビタミンミネラルをとるとどうなるか。
まずカフェインや安い栄養剤がさほど要らなくなります。つまり極度の疲労感が減ります。
疲れないわけではない、生きている限り疲れるのだけど、動けないほどの疲労感は減ります。
極度の疲労感がなくなっても、食生活が改善されてなければすぐ元に戻るので、マルチビタミンマルチミネラルは飲み続けてください。そうすると今度は疲労を感じるようになります。正確にいうと眠くなります。そして眠れます。
昨日私は何年かぶりに(いつから不眠かもう覚えてない)「眠りたい、さらさらのシーツに横になりたい」という睡眠の欲求を覚え、23時前に眠り、うっかり寝過ごすほど眠りました。びっくりした!
途中悪夢をみて飛び起きたりはしたけど、とりあえず自然に夜「眠い」と感じ、眠れました。
よく「疲れすぎるとかえって眠れなくなる」といいますが、心身が常に疲労困憊しているから眠れない。とくに心とか精神を直接癒すのはやはり難しい。
話はちょっとそれますが、心とか精神と呼んでいるものがどこにあるかというとだいたい脳です。脳とは臓器です。つまり心身ではなく身身ではないのか。
心や精神などない、という話ではないです。
「心を癒す」「精神を休める」というと抽象的すぎるけど、「脳という臓器を休ませる」ならまあできるのではないか? という仮説です。

今の私は(これを書いているのは夜なので)眠気と、とんでもない腰の疲れを感じています。
眠気も腰痛も突然現れたわけではなく、おそらくずっとあった。それらを感じられないほど麻痺していたのだと思います。

ガソリンはある、だがオイルがない
雑に栄養の話をすると、エネルギーはまあ足りてるのです。足りてるというか余ってる。だから太る。だが摂取したエネルギーを効率よく使ったり必要なところに回す役割のビタミンミネラルが足りないから、食べているのに疲れる、あるいは食べても食べても足りない。
そこで食べるものを減らしたら余計に栄養状態が悪くなってしまう。
そりゃ食事を改善できればいいのだろうけど、健やかな食事がとれない我々にも理由がある。時間がなかったりお金がなかったり、その両方だったり。
それに精神をすり減らした人間に「今から努力して結果が出るのは3ヶ月後」なんてのは無理なのです。そんなに待てない。明日にでも、なんなら今すぐ成果が欲しい。
ビタミンミネラルは早い人は飲んだ翌日ぐらいから体調が変わるのを感じます。無理に栄養剤をやめる必要はないです。引くのではなく、足しましょう。

次回は「たんぱく質を足す」です。

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