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行動に必要なもの!それは理由!?


普段通っている道を車で走っていると、急に渋滞していて足止めを受けました。

これイライラしますよね。

「いつも混んでないのになんでだよ!!」と思ったのは先日のわたしです。

渋滞は続いていますが、立てかけてある看板に「工事中」の文字が書いてあるのを見つけます。

するとこう思いました。

「なんだ工事で渋滞してたのか。しょうがないな。」と。

イライラはまだありましたが、「工事なら仕方ないか」となんだか納得しちゃった部分がありました。

似たような体験ないですか?

「これやっといてもらえる?」「子どもが体調悪いんだよ」と言われたとき。

「今月からここを変えます。」「上層部より指摘が入りました」と言われたとき。

言われて「なんでだよ」とイラっとすることも、理由を聞くと「まぁ、しょうがないか」と納得してしまいませんか?

実はこれ『カチッサー効果』といわれる心理現象なんです。

『カチッサー効果』

ある働きかけによって、深く考えずにある行動を起こしてしまう心理現象

渋滞でも納得できたのは、工事中の看板が働きかけになったからです。

分かりやすくすると、どんな理由でも一言あるだけで納得してしまうということになります。

ポイントはどんな理由でもいいということです。

相手に言いにくいことを伝えなければいきけない。無理なことをお願いしなければいけない。そんなときありますよね。

このカチッサー効果を使えば「○○をお願いしたいんですけど。」と言うより、「○○なので、○○をお願いできますか?」と理由をつけてあげたほうがスムーズに事が運ぶということになります。

わたしも患者さんと接するときに、無理なことをお願いされるときがあります。

そこで「すいません。病院の規則で決まっていることなんですよ。」と規則を理由にするだけで、大体の患者さんが理解を示してくれます。多少のイラつきは否めませんがね。

子どもや認知症の方や精神疾患のある方でも、理解しやすい納得できる理由があれば意外とカチッサー効果は通じるんです。

人に何かを頼む時に「○○してもらえますか?」と言うよりも「○○なので、○○してもらえますか?」と理由をつけると引き受けてくれる可能性は高まると思います。

何かしらの理由を付け加えることで、意外と相手は納得してくれるものです。

理由を一つ付け加えることは、相手をイライラさせないための「思いやり」の一つになるのではないかと思います。

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わたしはこんな人です(*'ω'*)


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