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一緒にいると自分の気づかない多くのことに気づく人、周りにはいませんか?

目が2つ以上搭載されているかのように、細かいところにまで気づけて羨ましい限りですよね。

逆にどうしてこんなことに気づかないのだろうと思う人もいますよね。

見ていないのか、聞いていないのか、考えていないのか。こちらは目が2つ搭載されていないかのように、気づかないですからね。


この気づく、気づかないの違いはどこから生まれてくるのでしょうか。   

子どものほうが大人よりも気づきや発見が多いですから、単に頭が良いから、観察が鋭いから、といった理由ではなさそうですよね。



観察力の違いなの?

では観察力の違いなのでしょうか。

わたしは観察力の言葉を見ると、看護師成りたての頃を思い出します。

患者の異変に気づけるようになるため「観察力を養え」とよく言われました。たしかそのときに養える方法を聞いたら「良く見ればわかる」と言われた記憶があります。

わたしの中では「見ていないから気づかない」というより「見ていても変化を感じない」といったほうが近いと思ったんですよね。


気づくというより「そこを見ようと意識していたから情報が入る」といった考え方なら『カラーバス効果』が近いのではと答えを出してみました。



カラーバス効果

『カラーバス効果』
 
意識したものに対して、関連情報が自然と目に留まりやすくなる心理効果


意識していることの情報を得ようとする、気にしている情報だから目に入ってくる、といった意味合いです。

例えば
妊娠した ➡️ ベビー用品が気になる
野球を始める ➡️ 高校野球の大会日程が入ってくる
髪を切りたくなった ➡️ 美容室が目に入る
免許を取得する ➡️ ほしい車が路上で走っていると反応する


意識をしているから、他よりも多くの情報が入ってきます。

言い換えれば、意識をしていないと気づくことができない情報が入ってこない、ということになります。



カラーバス効果による他への影響も

カラーバス効果は日常生活の中でよくあることです。

なのでこの効果によって他への影響が生まれることも、忘れてはいけないところかと思います。

例えば
・カギを忘れないようにしていたら財布を忘れた
・相手の悪いところばかりが気になってしまう
・肉を焼いていたら、煮物を焦がした
・不倫をすると夫に冷たくなる


意識をしていることに対しては多くの情報を得ることができます。その分他の情報は目に入りにくくなります。

それは意識した情報量が増えても、処理する頭の容量自体は以前と変わっていないので、他の情報が入る余地がなくなってしまうからです。




バランスが大事

人はマルチタスクが苦手です。同時に作業をするとどちらも中途半端になってしまいます。なので複数の情報を同時に得ることもまた、難しいということになりそうですよね。

バランスのとれた食事を心掛けるように、一部の情報だけでなくバランス良く万遍に情報を得ることを心掛けたいですね。

ここはカラーバス効果を利用して『バランスよく物事を見る』ことを意識することで、偏りの少ない、多くの視点から情報が得られれるのではないかと思います。


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わたしはこんな人です(*'ω'*)



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