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「押すなよ、絶対押すなよ」と言われたら押したくなる心理

ダチョウ俱楽部の鉄板のネタといえば熱湯風呂に近づき「押すなよ、絶対押すなよ」と言って押されしまうあれですね。

展開が分かっているのにオチを楽しめる、名人芸の領域だと個人的には思っていますww 


あの「押すなよ、絶対押すなよ」と言われると、なぜか押したくなる気持ちになりますよね。


他の例えでもいきましょうか。

「ここだけの話なんだけど」「絶対言っちゃダメなやつだからね」「これは秘密のことだから」と言われたとします。

重大な話、大事な話、秘密の話ほど人に言いたくなりますよね。

内緒なのは分かっているけど、あまりにも大きな情報なので自分だけ知ってるのはもったいない。誰かに言いたい気持ちになりませんか?

これも人の心理なんですよね。

これは『カリギュラ効果』によるものです。

『カリギュラ効果』

禁止された行動ほどやりたくなる心理


この心理ちょっとわかりますよね。ダメと言われるほどやりたくなるし、ダメと言われるほど気になってしまいますよね。


なぜダメと言われるほど気になってしまうかといいますと、これは自分の意志や行動を制限されると、ストレスを感じ反射的に反発してしまうからなんです。



この「カリギュラ効果」は反射的な反発であるため正確さに欠けています。瞬間的に反発的な行動をとってしまうので誤った選択をする可能性が非常に高いんです。

雑誌や広告によくある「閲覧注意」の文字や「モザイク加工」が施されていると、つい気になって購入したくなりますよね。これもカリギュラ効果を使って興味を引くためのものです。

「ダメ」「やるな」と言われるほどやりたくなる、人はなんともひねくれた生き物なんですね。

意志や行動を制限されることが、それだけわたしたちに不快感を与える行為だということです。逆にいうと自分らしさ、自由を求めることは自然なことなんです。

おとぎ話でもよくありますよね。

浦島太郎も「玉手箱」を開けちゃいましたね。

つるの恩返しも「見るな」と言われて見ちゃいましたね。

これらもカリギュラ効果によるものです。昔から人はカリギュラ効果によって間違いをおかしてきたんです。

カリギュラ効果で考えるとルールや約束も破りたくなる対象になります。

「言うなよ、絶対言うなよ。」と言っても守ってもらえないかもですからねww

ではどうすれば約束を守ってもらえるのでしょうか。

例えば他の人へ内緒話をするときに、どうすれば約束を守ってもらえるのか気になりませんか?

本当に秘密にしたい話、打ち明けたい話なら「内緒なんだけど」と伝えるより「言われたら仕事を止めなければいけない」「バレたら友達を止めなくてはいけない」と事の重大さと共に相手に責任をもたせると効果的です。

責任感を持たせることで相手に「約束を守らなくてはいけない」気持ちを生み出します。

これは約束した自分の行動を裏切りたくない「一貫性の法則」を利用しています。

そこまで言われて相手の秘密を聞きたいかいえば、そこまでして聞きたくない、責任を負いたくない人の方が多いと思います。

なにより本当に秘密な話は内に秘めておくか、話すなら心の底から信用できる人に限定することをおススメします。

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わたしはこんな人です(*'ω'*)

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最後までお付き合いいただきありがとうございました(^^♪ このnoteが少しでも貴方の役に立てれば幸いです。