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「子供は幼稚だと決めつけるのをやめて、きちんとした人間だと扱う」

まず上記動画を見ていただきたいです。(該当部分からスタートするようになってます、5分程度)

僕は今世界に必要な変化として「子供を子供と扱わず、きちんとした人間だと扱う」ことが最重要であると思っています。

人間社会はあらゆる問題を抱えています。
戦争、人種差別、環境問題、貧困、その他諸々
それらは全て「大人が解決する」ようにデザインされています。
これはつまり政治のことです。
子供はまだ幼稚だから大人たちの議論には参加できないよ、と区別して法律としてルールまで設けてます。

動画内でも述べているように、「じゃあ戦争するか」と大人が言ったとしましょう。
子供は「えっ?何で人を殺す必要があるの?なんで話し合いができないの?」と純粋無垢な心で疑問を投げかけてくるでしょう。
「僕は今日○○くんと喧嘩したけど、最後は仲直りしたよ!」と笑顔で人は仲直りができることを教えてくれるでしょう。
僕たちが作ってきた社会はこの純粋な子供の心を「まだ早い」と決めつけ、その間は学校に閉じ込めます。
僕はこれを大人が子供に対する差別だと断言します。

会社も同じです。
基本的には、子供は学校に通い、ある程度大人になってから社会人として働けるようになります。これもそう僕たち人間がそうデザインしてきたからです。
よく社会の闇だとか、社畜生活だ、とか社会人になってからは辛いことばかりのように言われますが、それもそのはずそこには純粋な子供の意見が存在しません。
もし子供が社会に混じったとした時「なんで朝早くに起きて、帰ってくるのがそんなに遅いの?」「なんで人を騙してお金をとるの?良いことしてお金を稼いだ方がいいのに」「どうしてじょうし?さんには意見が言えないの?言わないとわかってくれないよ」と言われてしまうでしょう。
ホントだよね。。大人たちってバカなんだ。。

僕は「大人だけの社会」とか「子供だけの社会」とかそんなことが言いたのではありません。
「大人」「子供」って区別を徐々に無くしていこうよということが、これからの人間が生きていく社会をもっとより良いものにすると本気で信じています。

ちなみに身体的には大人の方が子供を守れるので、それは他者への思いやりとしてやっていくべきです。それは差別じゃなく、人間本来が持っている思いやりの心です。

「大人」と「子供」の区別をなくすようなデザインを自分も取り組んでいきたいと思います。
それがきっと僕が目指す「やりたいことを本気で遊ぶ」世界への一歩だと思います。


僕は元々この考えを持っていたわけではなく、孫泰蔵さん著『冒険の書 AI時代のアンラーニング』を読んで気付かされました。良かったら読んでみてください。


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