口呼吸、鼻呼吸何が違うの?

皆さんこんにちは!

ここ数日天気がイマイチでなかなか洗濯物を干しても乾いておらず、テンションが下がっております😭

それはさておき、今回は口呼吸と鼻呼吸について書いていきます。是非御覧ください!!

①呼吸法はどのくらいの割合になっているのか?

実際口呼吸、鼻呼吸どちらが大きのか論文で調べましたが成人について記している論文が見つからなかったため子供を対象とした論文結果をご紹介します。

・小久江らが保育園年長児の保護者に
 アンケート調査を行った。
 結果、22.8%の小児が口呼吸をしている
 可能性
が高いと報告している。
・小林らによると小学4,5年生の676名を
 対象として行った。
 調査では約半数の49%で口唇閉鎖
 認められた。
・Rubems Rafaelらによるとブラジルの
 アバエテという町の3~9歳を対象とした
 調査で55%が口呼吸と診断された。

以上の様に子供を対象としている研究がいくつか確認できた。

②口呼吸のデメリット

では口呼吸のメリット・デメリットについて調べて見ましたが、メリットについて記載がなかったため、デメリットを紹介します。

・口呼吸は歯肉を含む口腔粘膜に
 持続的脱水、乾燥を引き起こし、
 歯肉の抵抗力を弱め炎症を誘発する。
・歯面に付着したプラークの水分が抜けて、 
 強固に付着してしまい、プラークも対する 
 抵抗力の低下、歯肉組織の病変を
 進行させてしまう。
・口呼吸の習慣化は、唾液分泌や味覚機能に 
 影響を与えることなく、味覚劣化のリスク
 をもたらす。
・口呼吸によって睡眠障害、仕事、学習に
 おける持久力、活動量の低下を引き起こ  
 し、注意欠損・多動障害などの精神疾患も 
 引き起こす。

ここでは一部をご紹介しまいたが、他にもいろいろな報告があります。
原因としては
①鼻疾患による鼻閉鎖、鼻咽頭疾患により、呼吸  
 が出来なくなる場合
②上顎前突、上下顎前突などの歯列不正及び顎の
 変形のため口唇閉鎖不全となる場合
③鼻疾患、歯列不正が認められず、日常的に口唇
 が開いている場合
がある。

③鼻呼吸のメリット

続いて鼻呼吸のメリット、デメリットを紹介しようとしましたがこちらは口呼吸と違いメリットしか記載がなかったためメリットについて紹介します。

・鼻毛が塵、埃、花粉等を取り除く
 フィルターとしての機能を有している。
・鼻腔、鼻甲介を通ることで加温、加湿
 され、気管・肺の冷却を防ぐ。
・副鼻腔由来の一酸化窒素(NO)が副鼻腔内を 
 清潔に保ち、鼻呼吸により肺に運ばれ肺胞
 循環の調整に寄与している。

と鼻呼吸のメリットを一部抜粋しました。

④結局どっちがいいのか?

結局鼻呼吸、口呼吸どっちがいいのかというと
上で説明した様に鼻呼吸にはメリットが多く
口呼吸についてはデメリットが多いということもあり鼻呼吸の方が良いという結果となりました。

しかし私も経験があるんですが、花粉症や慢性の鼻炎により鼻呼吸が難しい場合もあります。
その際には口呼吸になるのは致し方ないのではないかと思います。

⑤まとめ

口呼吸についてはデメリットを報告している論文がほとんどであり、鼻呼吸についてはメリットの報告が多くありました。

私自身小さい頃から口が空いていることが多く、現在でも口呼吸になりやすいため日々意識して鼻呼吸することを心がけ様と思いました。😌

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