「一生頭が良くなり続ける すごい脳の使い方」を読んだまとめ
どうも上かるびです。
「一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方」という本を読み終えました。
ふらっと本屋に立ち寄った際につい気になって買ったのですが、買って大正解でした👏
ざっと感想をまとめましたので、中身が気になった方はぜひ本を買ってみてください。
良かったポイント
イラスト多めなので読みやすい
著者が色んな患者を診てきた脳内外科の先生なので説得力がある
プロローグで「脳の成長はいつでも右肩上がり」と発言されていて、20代~60代までどんな年代の方も希望が持てる内容になっている
個人的に覚えておきたいこと&実践していきたいこと
”30代男性・フロントエンドエンジニア(デスクワーク)”の自分がこれから勉強していく上で覚えておきたいこと、実践していきたいことをまとめました。
学生時代の脳よりも大人の脳の方が完成しているから、勉強に適している!
序盤からとても希望的なことが書かれていてつい引き込まれました。
記憶力、判断力、決断力など、総合的に”学生脳”より”大人脳”の方がレベルが上!ついつい伸び盛りの10代や20代前半が学びやすいと考えがちですが、そうでもないみたいです。
ただ記憶力に関していうと、大人脳は”暗記”は向いていないとのこと。
「物覚えが悪くなったな」と感じるのは学生のときと同じような勉強方法をやっているからだそう。
なお脳のピークは30~50代だそうです。
記憶力アップのコツ
「覚える」より「理解する」
感情を加える
脳をやる気にさせるコツ
新しいことを学ぶときは今までの知識との”接点”から広げる
1週間のうち1日2時間より「1日10分を12日連続」の方が断然覚えやすい
アウトプットを意識することが大事
なぜ?→脳には取り込んだ情報を思い起こそうとしたときの方がより強く記憶される”出力強化性”という特性があるから。
脳の特徴を活かした勉強法
男性は視覚、女性は聴覚を通じた勉強が相性良い(あくまで傾向)
聴覚の方が記憶する海馬へのアクセスがよいので、視覚派の人も音読などで聴覚トレーニングすることが大事
📝コーディングの参考書や記事などを見るときも音読するようにしたい。理想はYouTubeで発信…。
脳を強化する習慣術
脳は締め切りやデッドラインがあると働きやすくなるという特性がある
自分が目指す姿を声に出すだけで、記憶の定着を助けるドーパミンが分泌される→「自分は〇〇になる」と言えば言うほど、脳内でその願望が達成したところを想像しそこに向けた行動が増えるようになる。
📝ルフィの「海賊王に俺はなる!」仕事終わりは仕事とは違った脳番地の勉強法やリラックス法がおすすめ
→デスクワークの人は運動や英会話など
📝やはり今年はYouTubeまたはスペースなど話す場を増やしたい
年代別 脳の取り扱い説明書
自分の30代のところだけまとめました。他の年代も気になる方は是非本を買ってください。
30代の脳の特徴
無意味記憶に対して意味記憶が優位になる。
物事をきちんと理解することで、記憶に定着するようになる。記憶や理解に関連する超側頭野が成長のピークを迎える。
30代のおすすめの脳の使い方
超側頭野の成長に欠かせない体験学習を軸にしよう。
実際に体験をして知識を身に付けることで、運動系・視覚形・聴覚系・思考系・理解系脳番地のネットワークが強化され、脳がより効率よく働くようになる。
20代で学んだ知識の中から、興味があることをとことん掘り下げて専門性を深めてみよう。
20代から専門性の高い仕事に従事している人の場合、30代半ばから新しいことをやりたがらない「脳のおじさん化」が始まる人もいる。そういったケースでは、おじさん化を防ぐためにも、仕事でも趣味でも、新しい分野へ挑戦して脳を活性化させることが大事。
まとめ
大人脳では「覚える」より「理解する」が大事ですが、Web業界でいうと初学者や転職しようと勉強している人は例えばCSSのプロパティなどとにかく「覚えよう」と思いがちな気がします。
もし知り合いやTwitterなどで仲良くなった人がそのような覚える勉強方法をしようとしていたら、まずは本書を読むように薦めたいところです。
アディオス!
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