見出し画像

【失敗しないワーホリ先の選び方】

「ワーホリに行きたい!」と思って最初に悩むのは”どこの国に渡航しようか”ということではないでしょうか?
せっかく時間や費用をかけて行くのであれば、失敗しない渡航先選びをしたいですよね。この記事では、自身の経験を元にワーホリ先の選び方をナビゲートします。

著者:hato oga
21歳で大学を休学してワーホリのためカナダへ渡航。現在は来年の交換留学のためにIELTSの勉強に励んでいる。

目次

  1. ”ワーホリ”で何がしたい?を決める

  2. 自分の性格を知る

  3. 自分の英語力を知る

  4. 費用を決める

  5. その国について興味があるか知る

  6. 帰国後の目標を決める

  7. 最後に

  1. ”ワーホリ”で何がしたい?を決める
    まずは自分はワーホリで何がしたいのか、何を目標として海外に住むのか明確にする必要があります。「帰国後外資系の企業に勤めたい」「現地に永住したい」「観光もしたいし、現地で働いてみたい」等、人によってワーキングホリデーをする意義は異なってくると思います。。ワーホリは国によってビザの期限が決まっているので、日本で生活する時よりも具体的なプランを必要があります。まずはあなたのワーホリ後のことを、明確にしていきましょう。
    私はワーホリに行く前、普通の大学生をしていました。毎日サークルの友達と飲み歩いては堕落した生活を過ごしていました。”海外に行きたい”という強い気持ちが自分の中に潜んでいたので私の場合は、「とりあえず海外で生活をしてみる」ことが目標でした。

  2. 自分の性格を知る
    実はこれはほとんどの人が見落としがちのポイントです。ワーホリは日本でのライフスタイルとは異なり、接したことのない人や自分の知らない文化に囲まれる生活になります。些細なことでストレスが溜まったり、”ホームシック”、になる原因になります。例えば、ワーホリではないけど数日間の旅行に一人で行ってみて自分がどのようなものに興味を持ち、どういうことは自分の気性にあわないのか、自分の性格をより深く知る機会を作ってみましょう。もし、何らかの事情で海外に行くことができない、、、という方は、自分の過去に戻ってみましょう。学生の時、ずっと友達といるのは平気でしたか?共同でご飯を作ったり、片付けを共同で作業するのは得意でしたか?逆に小さい音でも気になって、十分にねることができなかったり、一人の時間が必要という人もいます。ワーホリでは、費用に応じて滞在出来るタイプが変わってきます。安いものだと、2段ベッドが1部屋に3〜4台つめられていて、寝る時も誰かと一緒にいるケースです。個室を契約するのはもちろんコストがより大きくなります。自分がどんな環境ならやっていけるのか、自分の気性を知ることはとても重要です。

  3. 自分の英語力を知る
    ワーホリでは様々な仕事を選択することが出来ますが、採用では英語力が大きく関係してきます。例えばジャパレスやファームジョブ、パッキングは比較的高い英語力を要求されないところが多いです。今あなたが考えている国、都市にはあなたの英語力に合っている仕事はありそうでしょうか?大都市には農園等が存在しなかったり、田舎ではそもそも仕事が少なかったりと「自分の英語力で出来る仕事がある国や都市か」ということを軸に考えるのは重要です。

  4. 費用を決める
    費用は多くの人が一番に懸念しているポイントではないでしょうか。1.”ワーホリ”で何がしたい?おおもとになる軸を決めることが費用に大きく関わります。英語が初級の初級レベルで会話や挨拶から学びたい場合、多くの人が現地の語学学校に通う選択をします。ワーホリで、語学学校に通うことは家賃と同じぐらい大きな出費となります。私の場合は語学学校は必要ないと持ったので選びませんでした。大学自体のバイトで、挨拶や金銭のやりとりは初級レベルであるものの英語を使えていました。”全く初心者ではない”と当時は思っていました。しかし、カナダにいた日本人の方たちに費用を聞いたのですが、おおよそ一カ月で20万円ほどだそうです。また、海外滞在1年間の保険料で10万円かかりました。生活の面では会社が寮を持っていたのでそこで安く暮らし、食事も職場が出してくれたので比較的楽に生活を送れました。目的、自分の性格、英語力を理解することが費用を検討する際に重要なのです。

  5. その国について興味があるかを知る
    英語習得ばかりを書いてきましたが、実は私がカナダでワーホリをした時、「英語を勉強したいから」という理由で渡航している人もいましたが、それ以外にも大自然を感じたい、様々なアクティビティを経験してみたいという方が結構多かった印象です。カナダはBanffと呼ばれる山岳リゾート地がありそこではスノーボードや登山が有名でたくさんの人に人気があります。

とても自然が豊かな街で、山に囲まれているので冬はスキーやスノーボード、夏はハイキングやトレッキングができます。川やきれいな湖があるので夏になるとみんなカヌーや泳いだりして楽しんでいます。私がワーホリ中に知り合った全世界からの友人たちのほとんどは、この自然を堪能することが渡航の目的でした。もちろん、英語学習を目標にすることも素晴らしいですが、その国の何かに興味がある、近くで知りたいと思う気持ちも大事にしてほしいです。

6.帰国後の目標を決める
最後に、「ワーホリが終わった後どんな自分になりたいか」ということを想像したり目標を決めることをおすすめします。これは大きな目標じゃなくて良いと思います。”日本にいる時より、発言できるようになる”とか、”ニュージーランドで歩いたハイキングコースについてSNSにまとめる”等、何をやりたいかを思いながら過ごすことをおすすめします。最初に書いたように、ワーホリの期間は有限です。濃密な時間を過ごす為に、ワーホリが終わった後のことを最初に考えておくことをお勧めします。

7.最後に
私は大学を休学して、ワーホリにいって良かったといえます。渡航直後はホームシックになったりと様々な困難もありました。しかし、英語を身に付けるという目標を掲げて渡航し、それが本来の目標ではなくなるぐらいもっと世界中の人と話、文化を経験し、交流してみたいと心の底から感じています。上記に挙げた【失敗しないワーホリ先の選び方】を参考に、ぜひ一歩を踏み出して欲しいと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?