マレーシア人の僕が語るラマダン 〜断食しなくていい人とは?〜
どうもこんにちは。
マレーシアのブロガーのカカです。
ご機嫌はいかがでしょうか。
マレーシアはこの度ラマダン月で、一ヵ月ムスリムとして断食することになります。
イスラム教の断食といえば、飲食から我慢することだけではありません。
他のことも、例えば鼻を掘ったり、ウソをついたり、要するに悪いことは全て禁止です。
ラマダン月以外の時は別にやってもいいよっていうわけでもありませんがラマダン月はとても神聖な時期ですので、みんなそういったことをやるのはやめておくものです。
ところで、エッチをすることもできません。
ただし朝から夕方までの期間のみですね。
ラマダンとはいえ、普段の仕事をやめるわけではありません。
日常生活は普通に送ります。
断食はイスラム教の中でも不可欠なものです。
なぜかというと、イスラム教の五行の三番目にあるからです。
一番目は宣誓陳述のシャハーダです。
「アッラーの他に神はなし。ムハマドはアッラーの使徒である」
とアラビア語で唱えることです。
二番目は一日五回の祈りです。
三番目はラマダン月の日中で、飲食と性行為をやらないことです。
四番目は喜捨です。貧しい人に収入の一部を課金することです。
最後はハッジで、経済的と健康的に大丈夫そうであれば
サウジアラビアのメッカ神殿で巡礼することです。
前述通り断食は五回の一つですから、世界中のムスリムはやらなければなりません。
僕は小さいころからもう慣れてきましたから、一日何も食べなくても平気です。
ただし、断食をやらなくてもいい人もいます。
おっぱいを飲ませる母親達、治療を受けている人達、あるいは旅人なんです。
こう言った人達は断食の負担から解放されます。
ラマダン月が終わったら、我々はお祭りを祝います。
ラマダンを攻略した意味の祭りで、最もでっかいイスラム教のお祭りです。
以上で少しラマダンについての話です。
では。