[映画レビュー4/5点]硫黄島からの手紙 軍国主義がヤバい。これはまだつい最近の日本だなんて恐ろしい。
「お国のために命を捧げる」
ことが、当たり前の考え方。
この映画は、
とにかく自決シーンが印象的。
「天皇陛下万歳ーー!!」
と、叫んで手榴弾を持って次々と自決するシーンはマジで恐ろしい( ̄□ ̄;)
実際本気で国のためと思ってたのか、疑問に思っていた人間はどれくらいいたんだろう。。
これ1945年だよ!?
100年も経ってないよ!?
洗脳されたように国への忠誠が強かった時代はつい最近のことです。。
恐ろしい。。
でもその忠誠心が、戦争では奮闘できたというのは皮肉なもんです。
舞台は1945年の太平洋戦争。
完全に日本の負け戦とわかって始まった戦争の中で36日間も粘り、歴史的な長期戦となってアメリカを苦しめました。
この映画は、日本の軍国主義の時代がめちゃくちゃわかりやすいシナリオで描かれています。
主人公の西郷(二宮和也)は愛する妻とお腹の子供を残して、軍の召集に仕方なく応じます。
誇りや使命といった、植えつけられた忠誠心。
いまの日本のサラリーマンのようです笑( ̄□ ̄;)
会社の立場、役職、責任感を重んじる日本人です。。
この時代とは真逆の時代を僕たちはいま生きていますから、命に対する価値観も全然違うでしょうね( ̄□ ̄;)
命を投げ出す覚悟で突っ込んでくる人はなによりも恐ろしいということです💧💧
こんな時代を生き抜く人々を見ると、少し勇気がもらえる気がする。。。
言い忘れてましたが、
こちらの映画はあのクリント・イーストウッド監督の作品です。
二つの作品で構成されています。
「硫黄島からの手紙」は、日本側の視点で描かれていて、音声も日本語ですけど、なぜか洋画コーナーにある笑
そして、「父親たちの星条旗」はアメリカ側の視点です。
もう一つも見てみまーす。
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