理学療法士の限界と引退
ご覧いただきありがとうございます😊
僕の本職は今は理学療法士です。
理学療法士にどんなイメージをお持ちですか?
「リハビリの仕事」「マッサージの人」とか、
色んなイメージがあるのではないでしょうか。
ちなみに理学療法士とは、
主に動作を専門としたリハビリ職です。
僕も理学療法士になってから、
周りからは、すごい!専門職だ!と言われ、
浮かれることも多々ありました。
「いい職に就いた」と思っていましたし、
誇りを持って取り組んでいました。
実際これまでにリハビリを通して、
たくさんの方の症状を和らげるお手伝いを
してきました。
過去の栄光なんて所詮過去のものですが、
所属していた外来(通院する方を担当する)
リハビリの部署では、一番多く患者さんを
回していました。
つまり、リハビリを卒業させた方の数が、
以前勤務していた病院では一番多かったです。
僕はマンネリ化が嫌いなので...
痛みが落ち着き、症状が和らいだ方は
リハビリを卒業させていました。
もちろん家での過ごし方とか、
氣をつけることとかは説明した上でです。
ある意味、リハビリが必要ない方を、
必要以上にリハビリする必要はありません。
それは依存を作ってしまい、1年2年・・・と、
年単位で通ってしまいます。
早く卒業させることが正解ではないですが、
なるべく依存しないうちに卒業させることも、
セラピストの技術であると思います。
やはり最終は通院させない、
自立した状態へ導くのが役割だと思うので。
しかし、僕は理学療法士にとてつもなく
限界を感じでいます。
そして理学療法士や作業療法士とかを含めた
セラピスト業界にも正直限界を感じています。
.
現代医療は通わせてなんぼです。
結局薬では臭いものに蓋をするだけで、
根本解決にはならないので、治りません。
そのため、年単位で通院する方がいるのです。
ずっと通院する=治っていない
僕はなるべく依存しないうちに卒業させたい、
患者さんに自立をしてほしい。
しかし、現代医療は通院させてなんぼ。
通院する方がいないとお金が回らない。
スタイルが噛み合わないのです。。。
そして現代医療は西洋医学が主です。
そんな西洋医学の枠の中での理学療法は、
正直狭すぎるのです。
また、理学療法士含めたセラピストの業界は、
西洋医学と目の前の現象を見るだけです。
(数値、咳には咳止めなどなど)
また理学療法士は、姿勢、関節、筋肉など、
「名詞」に執着しています。
これ、患者さん自身を見ていないんです。
◯これは痛みの定義が浸透していない、
◯現象・名詞を見るモデルが浸透している
といった理由によるものです。
海外と比べて色々と遅れている日本。
業界が変わるのを待っていても、歳を重ねる
だけだと思います。
理学療法士という枠を超えて、
伝えていけたらと思います。
患者力育てていきます。
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