あなたの代謝爆上げ?''フルクトース''
ご覧いただきありがとうございます🫐
さて、今日はフルクトースについてです!
フルクトースに対する誤解は酷いです。
健康系の発信をしている人でも勘違いを
しているのがほとんどです。
高果糖コーンシロップ(以下:HFCS)と
果糖(フルクトース)を一緒にしている
ことがほとんど。
本当に紛らわしいので辞めて頂きたい。
*HFCS(high fructose corn syrup)
僕が言いたい果糖はこれではありません。
単糖の果糖(フルクトース)です。
以前所属する臨床栄養医学協会の
オンラインでの栄養フォーラムで
蜂蜜について発表しました🍯
その時の資料一枚共有します。
『ハニーフルクトースの実力』と
書いていますが、果糖(フルクトース)
でも同じです。
蜂蜜に関してはフルクトースの含有量が
多いため、ハニーフルクトースと表現
をしています。
僕が減PU!と言っているPUFAは、
このスライドにもあるように、糖質での
スムーズなエネルギー作りをブロックします。
しかし、フルクトースはそのブロックを
すり抜けるのです(バイパスする)。
ざっとこんな感じです👇🏻
こんな感じです(笑)
そしてエネルギーを作るために必要である
PDH(ピルビン酸脱水素酵素)も活性化して
エネルギー作りを促進します。
脂質での代謝も抑制します。
つまり、グルコースよりフルクトース
の方がスムーズにエネルギーを作ること
が可能なのです。
これまで僕はエネルギーについて
いくつか記事にしてきました。
我々人間は、活動すること、生きること、
それらを含めて、何をするにもエネルギー
を必要とします。
こちらの記事👆🏻にも書いていますが、
我々はエネルギーがあってこそです。
消化も、寝ることも、💩をする時にも、
エネルギーを使っているのです。
となればやはり効率よくエネルギーを
作る方が良いと思いませんか??
実際にフルクトースの摂取により、
糖尿病患者の血糖値の改善が見られました⑴。
ちなみにGI値(グリセミック指数)は、
果糖は低いです⑵。
それとまた別の記事に書きますが、
GI値には問題点があります。
GI値を参考にするのはオススメしません。
血糖値を気にする方が多い印象ですが、
果糖はGI値が低く設定されています。
これは即座に細胞内に取り込まれるから。
即座にエネルギーになるのです。
GI値は個々の状態で決まるので、
全てを参考にするものではないのですが、
低い数値で表記されているということは⑵、
✔血中に残りにくい(バイパスする)
✔即座にエネルギーとして使われる
ということになりますよね。
もうメリットしかありません。
毎日の生活の中にフルクトースを
摂りいれませんか?🍏🫐🍑
☆参考文献
⑴ Rebecca A Evans et al. Am J Clin Nutr. 2017 Aug.
⑵ 糖尿病 56(12):906~909,2013
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