CSS Nite in Sapporo, vol.22に参加#03

2人目のセッションはGear8の待島 亘さんによる「良いデザインのための、マインドセットの作り方」。

「やり始めるとやる気が出るのは本当か?」

という質問から始まった待島さんのセッション。

正解は「本当」

人が体を動かすと活性化モードに入り、これを作業興奮というのだそう。


待島さんはこういった「人間の脳の性質を使いこなす」ことを中心にセッションしてくださいました。


特にやる気が出る時に活発化する脳の部位である「淡蒼球(たんそうきゅう)」の動かし方についてはすぐに実践できるものばかりなので、早速取り入れたいと思いました。

※淡蒼球そのものは意識的に動かすことはできないが、脳の別の部位を動かすことで淡蒼球を刺激する方法です。

BODYスイッチ

→眠たくて何もしたくない時、立ち上がってみる。

→元気がない時作り笑いしてみる。

EXPERIENCEスイッチ

→ダイエットのためのランニングを音楽を聴きながらする。

→エレベーターではなく階段を使ってみる。

※いつもと違うことで入るスイッチなのでマンネリ化している時にちょっとした違いを意識することで続けろことができる。やる気が戻ってくる。三日坊主も防げる。(自分自身を責めなくて大丈夫になる!)

REWARDスイッチ

→納品後のビール、ボーナスで旅行などのご褒美。

IDEOMOTORスイッチ

→憧れの人になりきる

→なりたい自分になった姿を想像する。



そうした待島さんのセッションの中で最も自分の中に残っているのはインプットとアウトプットの比率。

インプット2に対してアウトプット8くらいが理想とのこと。

そう考えると自分のアウトプットの少なさに心痛くなりました。



しかし、アウトプットはすぐに100点を目指さなくても良いとのこと。

まずはtwitterやブログなど簡単にまとめ流だけでもOK。

何より凝り固まらずに他者からのフィードバックを1つでも受け入れ柔軟にアウトプットを重ねることが大切と教えていただきました。


待島さんのまとめは

「日々の生活に取り入れてベストな自分をデザインしよう」

ということでした。

まずは小さなことからでも初めてみようと思います!



【セッション後レポート】

セッション後、待島さんにアウトプットを個人的に行うのではなく社内共有としてする場合にはどうしたら良いか伺ったところ、下記のようにお答えいただけました!

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A. 社内での共有ということですよね。直接会って話せる環境があるなら、30分でも1時間でも良いので、集まって時間を取ってもらって、社内勉強会という形はおすすめです!

私の場合は、どうやって伝えたら、メンバーの次の行動に繋がるかな?というのをイメージするようにしています。
(なかなか、うまく伝えられないことも多々ですが)

印象に残ったこと、感じたこと、(これからのことで良いので)自分の仕事ではこういう風に生かしていきたい、など、伝える相手の琴線に触れるポイントがどこかな?というのをイメージして伝えられるとベストかな、と思っています。

スピーカー(登壇者)のスライドや資料をそのまま見せるのもありですが、ブログなどでアウトプットしたものを見せながら話をできたら素敵ですね!

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地元で起業し、フォトグラファーとディレクターとして活動しています。 仕事のこと、撮影のこと、ジャンル問わず備忘録として書き残しています。