ハヤシヒロナオ

フォトグラファーとして活動してます。 写真、映像、ウェブについて。 olbb株式会社 …

ハヤシヒロナオ

フォトグラファーとして活動してます。 写真、映像、ウェブについて。 olbb株式会社 取締役

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  • #写真のハナシ

    僕が写真やカメラについて綴った記事たちです。

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1週間で来場者400人+Instagramのメンション120人を生んだ写真展。元Webマーケターで現フォトグラファーが本気で考えた施策と展示内容。

先日初めて、個人で写真展「ジッケン」を行いました。 人口30万人の旭川という地方都市で、一介のフォトグラファーが写真展。 写真の内容はもちろん拘っていますが、展示するからにはたくさんの方に来てほしい! そこで元Webマーケター(※)としての経験を活かして、集客と拡散というものをかなり意識して開催しました。 その結果タイトルにもある通り、来場者数400人超。Instagramのメンションは120人。という結果になりました。 東京や札幌に比べれば大した人数ではないのですが、この

    • 知らないと思えることは限られてる

      知識は円。 最近知った好きな言葉。 「知らないことは円の外にあって、知らないと認識できるのは円周と接してるところだけ。」この言葉の解釈で1番好きなこと。 もう少し噛み砕くと、知ってることに近いことしか「知らない」と認識できないということ。 “3歳児二次関数を知らない” これは客観的に知らない状態なだけであって、本人は知るとか知らないとかの外にいる。 数学を勉強して一次関数を勉強して、初めて二次関数を知らないことを知る。 無知の知を得られるだけのところにいるかどうかも

      • 自分の家に知らない人がいるのは嫌だ

        実家には人があまり来なかった。 友達の中にも僕の実家を訪れたことのある人はごく数人だと思う。 その反動なのか一人暮らしの頃にはしょっちゅう家に人を呼んでは、鍋を食べたり、映画を見たりしていた。 最近、尊敬する経営者の方に久しぶりにお会いした(以後Aさんとする)。いつも気さくで僕なんかにもフランクに話しかけてくれる。髭とデニムが似合うまさにカッコいい大人。 Aさんの運営するサロンにお邪魔した。 相変わらずフランクで優しかった。本当に誰にでも、最近どう?なにやってるの?と声

        • 人生ハードモードとは?

          自分の人生イージーかハードか? と、聞かれたらなんで答えるだろう? きっと多くの人がハードと答えると思う。僕も多分に漏れない。 ハードな方が背景が濃そう。なんか含みがありそう。ストーリー深そう。そんな邪な気持ちもある。 でも、ハードモード、つまり難しいと思うのはなぜだろうか? 難しいって思うには理由が必要だ。 「数学の計算問題が難しい」というように、特定のゴールがあって、その課題の難易度なのだから。 でも人生ハードモードと思ってる大半の人はゴールを想像していないんじゃ

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        1週間で来場者400人+Instagramのメンション120人を生んだ写真展。元Webマーケターで現フォトグラファーが本気で考えた施策と展示内容。

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        • #写真のハナシ
          9本

        記事

          75歳の娘さん。

          5年くらい前のばあちゃんの誕生日のこと。 多分75歳くらいになるタイミングだったと思う。(正直、家族や親戚の歳を覚えていない。親でもギリギリわからない。) 誕生日プレゼントを親戚みんなが渡していた。自分が何を渡したか覚えていないけど、はっきり2人分だけ覚えている。母とひいじいちゃんがあげたもの。 2人とも革のカバンをあげていた。ばあちゃんのことだから欲しがったんだと思う。 母は茶色の普段使いしやすようなバッグ。これぞバッグ。バッグオブバッグなバッグ。 対するひいじいちゃ

          75歳の娘さん。

          都合が悪くて何が悪い。

          なぜか最近よく相談をされることが増えた。自営業をしたり色々な人と関わらせてもらって、人生経験が増えたからなんだろうか?もしそうだったら嬉しい。 自分の経験が誰かの役に立つとわかっているなら、これからの人生挑戦もしやすくなるし。 相談の中で多いのが仕事や撮影での人間関係について。 いろんな話を聞いて特に感じるのが”みんな断ることが辛そう”。 何かを提案された時、ちょっと嫌な誘いを受けた時、(今は少ないけど)上司に飲みに誘われた時。 あの手この手で断る理由を探す。 体調が良

          都合が悪くて何が悪い。

          卒業の思い出がない。

          至る所で卒業という言葉を耳にする時期がまたやってきた。 Z世代に聞いた「卒業ソングといえば?」の第一位は3月9日らしい。 もう17年も前の曲らしい。レミオロメンすげえ。 僕は卒業に対して特別思い出がない。 なぜなら最後の卒業は中学校。まだまだ先の長い人生だと思ってた中坊の時に最後としての覚悟はなく、ただ義務教育が終わっただけ。 でも最後に参加した卒業式は20歳の時。 通っていた高専の卒業式だ。 僕が退学する年、同時期に入学した同期生たちは皆卒業した。 同じ年月を費やした

          卒業の思い出がない。

          いい写真ってなんだろう? #写真のハナシ

          写真を撮り続けていると一度は思ったことがあるはず。 「いい写真ってなんだろう?」 人それぞれの答えがあると思うので、一概なことは言えませんが1人のカメラマンとしての見解です。 いい写真を1つに決める必要はないのですが、自分の中の“いい写真”を明確にすることで、撮影の時に安定して写真が撮れるようになりました! いい写真を自分の中で整理することは、自分の撮影スタイルを知ることにもつながりました。 いい写真を明確にするためのプロセスは大きく3つあると思います。 1.どんな

          いい写真ってなんだろう? #写真のハナシ

          撮影に応じてカメラを変える理由。#写真のハナシ

          動きの早いものだから動体に強いやつとか、紙媒体用だから画素数の高いものを選ぶ。みたいな話ではありません。 もう少し精神論というか、気持ちの面で。 僕は普段一眼レフカメラを使ってます。ミラーレスが主流の昨今、大きくて重たいと揶揄されがちですが、個人的にはあんまり気にならないです。 ですが、つい先日撮影のために準備をしていたら「このカメラ今回の撮影に相応しくないかも」と思いミラーレスを手に取り撮影に臨みました。 この感覚、忘れないうちに書き残したくなりました。 カメラを

          撮影に応じてカメラを変える理由。#写真のハナシ

          写真でお金をもらうことについて。#写真のハナシ

          写真家でもなくて、フォトグラファーでもない。カメラマンの話。そしてお金の話。 【はじめに】 読む人によっては暗い話に感じたり、少し不愉快な思いをしてしまうかもしれませんが、誰かを攻撃したいわけではないんです。この内容は自分への戒めだったりもします。 【本編】 写真を撮ることも、撮った写真をSNSでシェアするのも、すごく良いことだと思う。 でもその写真でお金を貰おうとするのは少し待ってほしい(特にカメラ歴の浅い方)。 カメラマンという肩書きには資格が必要ない分、当人たちの

          写真でお金をもらうことについて。#写真のハナシ

          レタッチ記録02_ローキーのフィルム感あるポートレート に仕上げる。#カメラのハナシ

          Lightroomでレタッチをしている方の中にはフィルム風レタッチをする方も多いのではないでしょうか? 僕もそのうちの1人です。 フィルム風にすることで写真の雰囲気がグッと良くなりまよね。 もちろん闇雲になんでもというわけではないですが、困ったらフィルム風に頼りたくなってしまいます…笑 「フィルム風」といっても一概にコレ!というものはありません。 撮る人によって雰囲気が変わるように、フィルムによっても色々特徴があります。 ただ、フィルムあるあるを押さえておくと、すぐに

          レタッチ記録02_ローキーのフィルム感あるポートレート に仕上げる。#カメラのハナシ

          レタッチ記録01_ポートレートをマジックアワー調に仕上げる。#カメラのハナシ

          レタッチの記録を少しずつ乗せていければいいなぁと思い間隔はかなりまちまちだと思うけど、連載したいから01としてスタート。 備忘録と発信を兼ねて。 夕方にポートレートを撮っていると1時間で光がめまぐるしく変わっていて欲しかったカットを取り逃がしてしまうことも… でも、日没前後40分くらいならなんとかマジックアワーの要素を引き出せます。 今回は日没から30分くらい経った薄暗い状況で撮ったポートレートをLightroomのみでマジックアワー調に仕上げます。 Before

          レタッチ記録01_ポートレートをマジックアワー調に仕上げる。#カメラのハナシ

          絞り優先モードでISO感度をオートにしてはいけない理由。#カメラのハナシ

          よく「カメラの設定はどうしたらいいの?」という質問を受ける事があって、そういう時にはまず設定の液晶を写真で撮って送ってもらいます。 モードは色々だけども自分の周りには絞り優先で撮影し、露出補正で明るさを決め、絞りで被写界深度を調整している人が多い気がします。 しかし、せっかく絞りを調整しているにも関わらず、ISO感度はオートになってしまっている人の割合が高くて、もったいないなぁと思うことが多いです。 そもそもISO感度は「カメラが光をとらえる能力」を指し、高いほどシャッ

          絞り優先モードでISO感度をオートにしてはいけない理由。#カメラのハナシ

          撮影時の被写体とのコミュニケーション。「ほめる」と「伝える」を両立させる方法。#カメラのハナシ

          カメラを構えてモデルさんと話をする時、必ずコミュニケーションを撮る必要があります。 自分はポージングなどについて具体的な指示はせずに方向性や撮りたい雰囲気だけを伝えて、あとはモデルさんなりにポージングしてもらうようにしています。 でも、撮りたい写真と少し違っていたり、あと一歩という場面に出会すことが出てきます。 しかし、「違う」や「そうじゃない」といったマイナス要素はご法度。 この時「ほめ方」が鍵になってくると思います。 大きく分けて「ただ誉める」のと「伝えながら誉める

          撮影時の被写体とのコミュニケーション。「ほめる」と「伝える」を両立させる方法。#カメラのハナシ

          被写体が1人と複数人の時の露出の違い。#カメラのハナシ

          被写体が1人と複数の時、気をつけることの代表例としては「絞り」。 複数人にピントを合わせて、被写界深度を深くするために絞りを高めに設定するとか、集合写真では斜め上から撮ることで複数人と距離を同じにするとか。 では露出についてはどうだろうと考えてみました。 1つだけ、被写体の人数によって変えるのは、 「現像するときの露出にどれだけ近づけるか。」 自分個人のルールとしては、複数人を撮る場合には少し暗めに撮って、1人を撮る時には現像する時をイメージしてなるべく露出をそれに

          被写体が1人と複数人の時の露出の違い。#カメラのハナシ

          シンゲキCAMP2019~北海道デジタルマーケティングの祭典~に参加#06

          最後のセッションは株式会社サイバーエージェントの木村 賢さんによる「データとガイドラインから読み解く今行うべきSEO」でした。 良い商品や良いコンテンツを売ったり作っているはずなのに上位に表示されない。 少しでもネットで"何か"を提供する側にいれば必ず訪れる課題だと思います。 そんな悩みや課題に対して ・そもそも検索者のためとは何か? ・SEOをやるとして、どう対策を練っていけば良いの? といった視点で、膨大なデータとガイドラインから読み取った傾向を教えてください

          シンゲキCAMP2019~北海道デジタルマーケティングの祭典~に参加#06