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インタビューライター、産後のビジネス構想

こんにちは、インタビューライターの林春花です。

先日、リブランディングを発表しました。

あれから3日経て、計画出産予定日まで、2週間を切りました。
本当に、いよいよって感じ。確定申告も提出できたので(えらすぎる)、本当に仕事納めの時期です。

こんなタイミングですが、今回は、新しいブランド「ヒキダス」のビジネス構想についてお伝えしたいと思います。私のこの先の人生が楽しく、健やかであるためにはどうすべきかを考え抜いた、構想です。

今回話すのは産前の私の計画で、おそらく産後は考えが変わっていくし、すべて思い通りに進むことはないと思うんです。でも、それは悪いことではないし、むしろ流れに身を任せながら、柔軟に楽しんでいきたい。とはいえどこかに残しておかないと忘れちゃうから、記録として残しておきます。


では、本題に入ります。
ヒキダスは、大きく4つの事業からなるブランドです。


詳しく説明していきます。

①広報支援

私がこれまでしてきた仕事の延長線上にある事業です。主にベンチャー企業の採用広報や社内広報を支援します。内部では気づいていない価値を引き出し、ターゲットに刺さるようなコンテンツを制作します。

産後に挑戦したいと構想しているポイントは2つあります。

1つ目は、戦略から携わること。これまではインタビューの依頼を受けて、インタビューを実施して記事を納品するまで携わるケースが多かったのですが、今後はその一段階上の、「どんな記事を発信すべきか」から相談できる、伴走者を目指します。

2つ目は、低予算の会社向けの編集サービスの提供です。採用広報や社内広報の必要性を感じていても、なかなか予算を出せない企業は多いと思います。実際のところ、必ずしも外部のライターを雇う必要はありません。むしろ社員自らが書くことで、帰属意識の高まりにもつながりますし、コスト削減につながります。とはいえ、自分たちだけで書き続けるのは大変ですし、ターゲットに刺さるコンテンツにならず、せっかくの労力が無駄になる可能性もあります。プロの編集として支援することで、自走できる体制づくりをサポートします。

②キャリア支援

このサービスは、インタビューを通じて自己理解を深めるとともに、林による三人称記事を提供することで、他己分析を手に入れられる新しいキャリア支援サービスです。

きっかけは、インタビューをしたお客様から、「自分の新しい一面に気づけた」「自己紹介用に使っている」とお言葉をいただいたこと。インタビューには、その人すら気づいていなかった価値を引き出す力があること、そして自己PRの大きな武器になることを実感しました。

キャリア支援のサービスは、キャリアコンサルタントや、コーチング、カウンセリング、転職エージェントなど、すでにたくさん存在しています。しかし、「インタビュー記事」を提供できるキャリア支援は、まだ世の中にありません。しかも私が提供するのは、ライター目線の三人称記事。他者からの視点で書くことで、説得力の高い記事に仕上がります。単なる事実を述べる記事ではなく、想いを深掘りしていくことで、本人の価値観が手に取るようにわかる記事を作成します。

もちろん、キャリアに関する相談にも対応できます。私はこれまで、数多くの業界・職種の採用広報に携わってきました。企業が採用でみるポイントをお伝えしながら、共にキャリアを考えていく伴走者を目指します。

③メディア


こちらは、能登半島地震を経て思いついたアイデア。Xで投稿したところ、協力したいという声もたくさんいただきました。

東日本大震災の報道をみていると、UターンやIターンは美談として語られます。一方で、「地元に帰らなくなった若者」はどこか非難されているようなニュアンスで語られるのがずっと気になっていました。きっとこれから、能登半島地震においても「ふるさとを捨てる」決断をする人は大勢いると思います。

本当は、本人の人生なんだから、罪悪感なんて感じる必要はまったくありません。でも人間だから、そう簡単には割り切れないのも現実です。

もし、「ふるさとを捨てた」人が集まるメディアがあれば、自分だけではないんだと、ちょっと心が軽くなると思うんです。かつ、外に出たからこその、ふるさとへの貢献の道も見つけ出せるのではと考えています。

こちらはいわゆるライフワークであり、はじめはnoteの自主企画としてスモールスタートするつもり。でもいずれは、企業や自治体と連携して収益化を目指します。必要な人に届けるためにも、規模の拡大なので。すでに何人か協力したいというありがたいお声をいただいているので、いずれグロースさせたいですね。

④ライターギルド『ヒキダス』


これらの事業を運営する土台となるのが、ライターギルド『ヒキダス』。いわゆる編プロでも、ライタースクールでも、コミュニティでもありません。質の高いコンテンツをつくり、インタビューライターとして存分に活躍できることを目的とした、私のためのギルドです。

特徴は大きく3つ。

1つ目は、質の向上を目指せること。特に企業広報案件の場合、編集者などの言葉のプロがいないことが少なくありません。ライターが質を担保しなければならないものの、一人では主観が入り、限界があります。そこでギルドの中で編集工程を設けることで、第三者の目線からコンテンツを確認し、質の向上につなげます。

2つ目は、リスクヘッジ。会社員であれば急病になっても代わりがいますが、フリーランスにはいません。とはいえインタビューは、時間が決まっている仕事。ママさんなど予定が読みにくい人にとっては、不可避な事情で信頼を落としてしまう可能性があります。そこでギルドメンバーに、事前に情報を共有し、インタビューの日程を仮押さえしてもらうことで、もしもの事態を防ぎます。

3つ目は、ライター育成。インタビューライターのスクールはいくつかありますが、学んだ実績があっても、はじめの案件獲得のハードルが高いのが現実です。かつ、秘密保持契約を企業と結ぶため、実案件で他者からサポートを得られることはありません。継続的に案件を獲得できるインタビューライターはごくわずかだと思います。
そんな悩みを抱えている初心者ライターさんと、私の要望はマッチすると考えています。初心者ライターさんは、編集を通じて質を向上させることができ、インタビュー同席などの機会も得られる。私はライターさんを育てることで、共に支え合えるパートナーが得られる。WinWinの関係です。企業から、「ヒキダスに入っているライターさんならば、まだ実績は少ないけれど安心して任せられそう」と思っていただけるのが理想です。
詳しい募集はこちら。

このギルドは、あくまで私の活動の土台です。ギルドがあることで、子育て中だからと70%しか発揮できなかった力が、110%発揮できるようになる。そんなギルドにしたいと考えています。

構想はあくまで構想。一歩ずつ進んでいきます。

さて、壮大な構想を話しましたが。もちろん産後すぐすべてに取りかかるつもりはないし、自分の感情に正直に、無理しすぎずに、歩んでいけたらと思っています。やりたいことも変わるかもしれないしね。

予定としてはとりあえず産後1ヶ月は体調の回復を最優先にし、その後はゆるゆると1時間程度でできる仕事をして。9月くらいで保育園に入園し、慣れてきたらインタビュー案件も再開したいなと。メディア事業は本当に落ち着いてからのつもりです。自分の身体と子どもを優先に動いていきます。


正直いって今、やりたいことがたくさん溢れているのに、大きく動けないのがとても歯がゆいです。特にギルドについては、問い合わせをいただいた方が素敵な方ばかりで、今すぐ仕事をしたくて仕方がない!

一方で、赤ちゃんに会えるのがとても楽しみな気持ちもあって。もしかしたら数週間後には、「1年間は全く仕事をしない!」と決断しているかもななんて思ったり。この先の人生、今まで以上にわからないや。

まあでも、その変化さえも、楽しんでいけたらなと思っています。

さて、どう締めようか。

本当は、問い合わせ待っています!といいたいですが、いえるような状況ではないので。
応援のスキをいただけると喜びます。
また、産後でいいからいつか話そう!なんてお誘いも大歓迎です。Xで気軽にDMしていただければすぐに返します!

長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました!

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