だめおんなぶるーす

こんにちは、早瀬くもりです。
わたしは、1年間休学をして、移住系プログラムに参加して暮らしています。
今は自動車免許の合宿中。
今回は、はじめましての方にもリアルな友達にも、note読んでくださる方に改めて自己紹介みたいな感覚で書きます。
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今のわたしには、お守りが5つある。

コンビニで牛乳を買ったレシート 


高3の受験が終わった直後から、大学入学までのわずかな期間、地元のコンビニで早朝アルバイトをしていたことがある。どうしてもお金がほしかったから。
その時そこで、若い女性がセブンプレミアムの牛乳を買っていった。何故だかとてもかっこよく見えた。絶対にスーパーで買った方が安いのに、彼女はスーパーが開店する時間より早く、コンビニで買った。わたしにはそのなんとなく投げやりな姿が、大人に見えた。

それから "コンビニで牛乳を買う女" に憧れていた。

大学生になったわたしは、バイトばかりの生活を始めた。お金が稼げるのならば、と空いている時間全てを使いたくなった。そして、疲れて帰る道すがら、いつもは通り過ぎるローソンで牛乳を買った。明日わざわざスーパーに行くのがめんどくさかったから。

あの時の自分の頑張りを忘れたくなくて、このレシートは約2年半スマホケースの隙間にいつも入れてある。


一本減ってるWinstonとラクガキ

4月末〜8月末まで、岩手県のど田舎に移住するプログラムに参加していた。どれぐらい田舎かって言うと、最寄りのコンビニは徒歩40分のところにあるヤマザキショップ。朝7時〜19時までしかやってない。

わたしはタバコがなんでか好きだった。苦い恋の思い出とかはない。でもなんか、人間らしさとか弱さが見えるのがいいと思ったのかもしれない。

プログラムが終わり岩手県から帰宅する日、シェアハウスで一緒に暮らしていた子と一緒にタバコを買いに行った。都会のコンビニでタバコを買う勇気はないけれど、いつかは買いたいと思っていたから実行した。ワクワクした。

ハウスメイトは、わたしにとって戦友だった。本当に大事な出会いだった。
たしかその子の提案で、中のタバコにラクガキをしてもらった。「これから先辛くなった時に見る」そんな約束をした。

まだ見てないよ。今回の旅立ちで見ようと思ったけど、もったいなくてできなかった。
だからわたしはまだ大丈夫みたい。

減ってる一本は、ミステリーにしておけばいい。


二色のネイル

誕生日に友達から、ベージュとブルーグレーのネイルをプレゼントしてもらった。友達は大学のある静岡、わたしは1人岩手県にいた。可愛い箱に、ネイルとメッセージと写真が入って送られてきた。

静岡の友達の住所と、わたしの住む岩手県の住所が並ぶのを見た時、心が動くのがわかった。
離れていても、大事な大事な友達だった。

わたしは今年、畑をやったり、インターンの仕事の都合でネイルができない時期が多い。
しかし、静岡に戻った3週間程の僅かな期間だが、わたしは毎日自分のネイルを塗った爪を眺めて幸せな気分になった。

働く自分も好きだけど、やっぱりおしゃれも好きだった。わたしは一人の体ではいられないくらいにやりたいこと、行きたい場所、なりたい自分がある。でも分身はやっぱりできないから、その都度一つずつ叶えていくしかないし、簡単に変わることができるんだなぁと現実を真っ直ぐに受け止めることができた。

ネイルかわいいって褒めてもらえてうれしかった。センスいいでしょって友達自慢で返した。

しかも、大好きなあいみょんとお揃いなんだ!


舌の上を転がるボール

「わたしは割と、肉体は入れ物だと思ってる」

そんな話を友達とした。失恋もどきをしたら、なんか良くも悪くも全てがどうでもよくなった。

絶対邪魔だし、印象悪そうだし、必要性は微塵も感じないけど、それでも開けてみたかった舌ピを開けちゃった。
結果、予想通りめちゃくちゃ邪魔で、食事は上手にできないし、滑舌はだいぶ悪い。

でも超愛おしい。「戦ってんな、自分!」っていつも思う。なんかがむしゃらなんだよね。強くなりたいんだよね。

心の痛みを知った自分と、コロナでマスクをする毎日がいつかの笑い話になるようにって願ってる。

このエピソードを笑ってくれる人が、わたしの側にたくさんいる気がするんだ。


可愛くなりたいときの香水

わたしはいい匂いが好きだ。

甘ったるいホワイトムスクは癒されたいとき
ホワイトリリーは可愛くなりたいとき
ジャスミンと紅茶の香りは強くなりたいとき

「最近いつもと匂いが違う」
って心変わりしたからだよー。

今回は、可愛くなりたいときの香水だけ持ってきた。強くなる必要ないから助けてって言わせてくれる人と過ごすから。

聴いてた音楽をうつされて忘れられなくされたけど、わたしは人気の香水の呪いをかけてきたつもり。

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今回は、わたしの「これぞエッセイ」を書きました。発信に大きな意図もなければ、役に立つ情報なんて一つもないでしょう。
でもいろんな人に読んでほしい。
実は先日、このnoteの存在を身近な友達たちに明かしました。というか、大好きだからわたしのことわかってほしくて送りつけたら読んでくれたって言う方が真実に近い。

早瀬くもりだから書けることを書きたい。

今、わたしの周りには「早瀬だなぁ〜」って言って笑ってくれる友達がたくさんいるから、ほんの少しだけ、調子に乗らせてもらいました。

なんでも思ってることを外に出せるのは、みんなのおかげ。やっぱり大好きだなぁと何度も思う。

心の中に大好きな人たちがいて、自分だけがわかればいいって思える感覚があれば、大抵のことは乗り越えられるとも思う。
神様はほとんど信じてないけど、今の自分は信じられる!と神様の国、島根県から投稿します。

読んでくださりありがとうございます。
(タイトルは最近ハマってる、the pulloversの楽曲からお借りしました!)

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