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大学で100分講義をしてきました

やっほー宮崎(わんぱくハッピー)です。
先週、関東学院大学の法学部で「サスティナブル地域実践論」のゲストスピーカーを務めてきました。町長が講師を務める講義の一部で、葉山人財塾のメンバーがそれぞれ登壇しているのですが、その時間、なんと一人で100分…!
終わったあと信じられないくらい声が枯れていたんですが、どんな話をしてきたか、実際の資料の一部とともに紹介します。

講義タイトルは「SNSで行政課題を解決する」

大学生に向けた講義を行う際、本題の内容以外で気を付けたことは次の三つです。

  • 偉そうにしない

  • 公務員は楽しいということを伝える

  • 大体の仕事は仕組みで乗り切れると安心させる

「偉そうにしない」とは

登壇する立場ですが、私は教員でなくただの社会人。むしろ世の中のほとんどのことに対して、若い世代の意見の方が現実であり未来であると思っているアンチ年功序列マン(!)な私は、若者に物事を上から教える立場ではないと考えています。そのため「教える」ではなく「伝える」を意識しました。
「これが正しい」「こうしなさい」ではなく、事例や事実を淡々と話す。町の事例を取り上げたスライドはこんな感じです。

運用のポイント(事実)を箇条書きで

SEKAI NO OWARIさんも歌っていましたけど、年齢を重ねるにつれて説教くさくなっちゃうんですよね、それが本当に嫌なので気を付けました。一生気を付けるので、偉そうに説教している私を見かけたら、どうぞ叩いてください。

そして「公務員は楽しい」ということを伝える

 公務員以外の皆さんは、公務員にどんなイメージを持っているでしょうか? 「堅い仕事でつまんなそう」、「言われたことをやるだけ」みたいなイメージですかね。
これらの言葉、公務員になって10年以上の私には実感がありません(性格がわんぱくハッピーだからということもありますが)。
なので、そのイメージを払拭できたらなと思い、最後の最後にこんな話をしました。

学生時代の夢「書籍の編集」に近い業務もできている!

講義テーマがSNSだったので、各自治体に面白い取組みがたくさんあり、楽しそうな事例を紹介しやすかったという幸運さもあります。そのまとめとして、「公務員の仕事楽しそうって思った?」と問いかけました。
後日提出されたレポートを見たところ、「楽しみながら継続する仕事があるというのは新しい発見でした」や「行動する実行力に憧れを抱きました」などのコメントをいただけたので、シンプルに嬉しかったです!

「大体の仕事は仕組みで乗り切れる」という考え

最後にエールのような意味で送ったこの言葉。
わたし自身、経営学部を卒業して新卒で公務員になったため、入庁当初は「法律に関する知識もないよう(ブルブル)」と思っていましたが、仕事をしながら様々な事例を通じて【課題解決の仕組み】のパターンを学んでいき、その応用で仕事ができているという実感があります(もちろん法律や専門的な知識も必要ですが)。だからこそ、こんなスライドを入れました。

あーんど うぇるびーいんぐ★

「大学受験のために暗記したことって社会人で必要あるの?」
「大学の授業で一生役立つ知識ってある?」
そんな風に思っている人がいたら、大学生活で得られる大事なものの一つに「仕組みを学ぶこと」があるとお伝えしたいです。授業でも部活やサークルでもバイトでも推し活でもね(参考:こんな記事もありました▼)。

あとは、学生をなるべく寝かせない工夫。
人財塾メンバーみんなの共通ミッションでしたが、スライド内に写真や動画を増やし、なるべく顔をあげてもらうようにしました。
この動画は1分ちょっとなので、皆さんぐぐっと集中して見ているようでした。

ということで、感想

もう1回やりたいです!!!

実は大学で講義をするのは4度目だったので、そこまで緊張はしていないつもりでした……が、他自治体の事例を含めての話をするのは初めてで、準備不足・練習不足があったな~学生さんごめんなさいと思っています。
次回は完璧な講義をやるので、大学関係者の皆様方、機会があればお声がけお待ちしています。

ちなみに資料作成はCanvaでやりました

講義資料は43ページ。デザインのテンプレートが多様で、イメージ写真やイラストをすぐに探せること、PDF化したときに動画リンクが使えることからCanvaで作りました!

使ったテンプレートはこちら
https://www.canva.com/templates/EAEu7o8dYH8-beige-natural-colour-latest-social-media-trends-presentation/

Canvaの活用方法については、また別の記事でご紹介できればと思っています。
まだゲストスピーカーとして登壇するメンバーもいますからね(あと二人!)。……がんばれ!!!

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