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「招待状のない夢」に向かって

「36年前の今日」
 
「先生が鍼灸マッサージ師に
 なったきっかけは?」
 
と患者さんに聞かれたので
当時のことを思い出してみた
 
 
当時大学4年生で
一応内定はもらったものの
 
「何となくスッキリしない」
 
毎日を過ごしていました
 
 
そんなある日父親が読んでいる
週刊雑誌が無造作に机の上に
置いてあったのが目についた
 
 

そして
その中にあった記事が
私の運命を変えたのでした
 
「これだ」
「これがやりたい」
 
と一人で心の中で叫んでいました
 
 
その記事は
 
「日本人の
 鍼灸マッサージ師が
 スポーツ選手の治療をして
 
 怪我で出場が危ぶまれている
 選手を治し復活させ
 チームを優勝に導いた」
 
と言うものでした
 
 
私も
 
「この人みたいになりたい」
 
 

私もこの人みたいに
 

アメリカのプロ選手を
治療して
チームを勝たせたい
チームの一員として

サイドラインに立って

選手と一緒に
 
「国歌を歌いたい」
 

とそう思ったのです
 
 
そして
その時読んだ
雑誌の連載記事をまとめたものが
この「招待状のない夢」
 
 
確かに私にとっても
アメリカのプロスポーツチームの
 
「トレーナーになる」
 
という夢も
 
当時は
 
〇招待状もない
〇誰かを真似ることもできない
〇日本人の誰もやったことがない
 
そんな夢だったのです
 
 
そんな私が
日本の
 
「鍼灸マッサージ師」
 
の資格と
 
アメリカの
 
「公認アスレチックトレーナー」
 
の資格を持って
 
アメリカメジャーリーグ
デトロイト・タイガースに
 
日本人として
初めてトレーナーとして
採用されたのは

それから
12年後のお話

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