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量子精神学の地平2.人間の能力拡張には外部IOTとのナノ技術による融合(マイクロ・ナノ流体チップは開発済み。)と、持って生まれた量子場開発の2極がある。

シャーマンの脳には世界とその背景世界[超自然領域]の基本デザインである、磁性世界に投射可能な量子場があるという仮説に導かれて来た。渡り鳥だけでなく、昆虫や哺乳類にも、磁場を知覚できる体内コンパスがありる。網膜にある、青色光受容体含有のクリプトクロムという器官の生化学反応で、弱い磁場変異を感知するらしい。犬、狼、狐、熊、オランウータンなどにも。(マックスプランク研究所がネイチャー誌に発表。)  太古からシャーマン達が、祈り~脱魂などの身体技法によって、豊漁や豊作、勝利や平和を実現させ、さらに気候や自然を制御した仮説の根幹が、この脳内磁場の開発運用可能性だった。当然、体内磁場を覚醒安定させ(小周天)、次に外界磁場に投射し、同調した強大な磁場を体内磁場に還流させたに違いない(大周天)。そのプロセスで磁場操作の為のシンボルと名前、神々や外界宇宙の成り立ち、生死と死後世界の構造からなる神話、宇宙論(量子世界の解釈)が発生するのは当たり前だ。ここまで来ると、クリプトクロムではすまない。確固たる脳機能があったが、今は喪失したというか、発現していない。この磁場という表現を素粒子や量子場と置き換えるのはごく自然と思われる。大宇宙に存在する全ての存在現象は、素粒子の運動状態であり、量子場であり、体内量子場とつなげる事によって、単なる生物から霊長類に到達した、とすれば、肉体、物質の器には量子場が重なって機能していると考えるのは自然だ。転じて、ユダヤ教と仏教という数千年の命脈を保つ、超自然領域を扱う宗教から2つのシンボル技法を取り出す。カバラ修習者の瞑想行法に用いられる[生命の樹]と、密教指導者訓練用の[胎蔵界・金剛界マンダラ]。気功、ヨーガ等で、明らかなる治癒力、遠隔作用力を実証可能な特異能力者に、この2つの行法を修習させ、脳内磁場の変化を、量子力学的に観測するべきだ。(画像は1960年代の嵯峨野風景。平凡社、世界大百科事典より。)

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