バイク日記〜3台目のバイク(Ducati Panigale 899)の思い出
前回の記事で、突如出会ってしまったDucatiのミドルクラスのスーパーバイク、Panigale 899に出会ってしまいすっかり心奪われた記事を書きました。
そして結果としてすごく気に入っていたバイクを下取りに出して、このバイクを買うことにしました。しかし… このバイクには大きな問題がありました。それは…
日本仕様のマフラーが格好悪い!(テルミニョーニのマフラーなのに)
バイク自体はすごく格好良くて、それまでに所有していたどのバイクよりも抜群のスタイルだったのですが、このマフラーがちょっと微妙でした。こういうのが好きって人もいるとは思いますが、本国仕様のデザインを知っていたので…
ということで、納車前にマフラーは、本国仕様のセンターマフラーに交換してもらってから納車してもらいました。本国仕様になってようやくこのバイク本来の魅力が発揮されたと思います。まずスタイルがいいですし、音が良い! 以前乗っていたネイキッドタイプと比較するドコドコドコドコ!とかなり速い鼓動感でのドゥカティのサウンド! すごく良い感じになりました。
そして本国仕様のセンターマフラーにすると共にROMも交換してもらってエンジンパワーも本来のものに。実は日本仕様だとパワーが30馬力も落とされて118馬力になっていたのです。それを本国仕様にすることによっていっきに148馬力に! 街中で148馬力必要になることはないんですけど、どうせだなら本来の形で乗りたいってものです。
ただ、このバイクの熱は相当のものでした。以前のネイキッドタイプの696に乗っていた時は、気温25℃くらいの日だと、バイクに乗って暑くも寒くもなく丁度いいくらいでした。
でも、この写真を見てもらうと分かるとおり、エキパイがお尻のシートの下でぐるっと回っているじゃないですか?これが結構熱いんです。感覚としては、コタツヒーター(強)の上に跨っているようなもんです。25℃くらいの日に街中走ると、
暑い、 熱かったです!
そんなこんなで、とにかく納車された新しいバイク。白いボディが眩しい! でも真っ白じゃなくてホイールがイタリアンレッドなのがアクセントになっていい感じでした。
この美しい車体、絶対に倒すわけにはいかない!と思っていました。でもなんと3回も倒してしまいました。1回目はコンビニでスタンド掛けたつもりが掛かってなくて、2回目はT字路で軽自動車にのったおばちゃんが一時停止しないですーっと出てきてそれをよけようとして転倒(こちらが倒れている隙にそのままそのおばちゃんは、すーっと逃走)、3回目は狭い道を走っていたときに突然中学生が飛び出してきて避けて転倒(轢かなくて良かった!)でも、3回も転けたのに幅広ハンドルのおかげでボディには傷なしでした。(その代わり、幅広ハンドルはすり抜けがしにくかった)
こうして、なんだかんだで、こうして3台目のバイクに乗り換えたのですが、知り合いに良く聞かれました。
「こんなに頻繁にバイク乗り換えて奥さんに怒られなかったの?」
はい。怒られました!
というか、暫くは口を聞いてもらえませんでした。当時子供達は中学生と小学生、まさにこれからお金が掛かるって時でしたしね。あと、買った直後に憧れのバイクを手に入れてちょっと浮かれ過ぎてしまって、その様子を見て余計に腹がたったらしいです(奥さんによる後日談)😂
ちなみに数々のこうした数々の経験を経ての学びであるバイク購入の際の奥さんとのアライメント取得とフォローアップについては、以下記事にまとめました。未だに学びは継続中ですが、直近にバイクを増車したときには(すでに呆れられているのかもしれませんが)テクニックを駆使した結果、奥さんからは何も言われませんでした。結構くだらない内容(更に一部を大胆に有料記事に!😅)ですが、宜しければこちらもご欄になってください。
このバイク納車されてからは、色んな所にツーリングに行きました。今までは仲間のバイクについていくのが大変でしたが、これでようやくついていくことが出来るようになりました。一緒によくツーリングにいく仲間のバイクがSUZUKIの隼とGSX-R1000だったのですが、2台とも激速なのでこれでなんとか付いていけるようになりました(とはいえ、排気量の差があるので自分が一番疲れましたが)
白いバイクに乗っていると、遠目で一瞬白バイに見えるのか、高速道路を走っていると前方の車がどんどん道をあけてくれたりも。特に写真の隼と一緒に走っていると2台とも白いバイクなのでバックミラー越しにみるとそうみえたのかも。でも、気のせいかな?
ツーリングでいく距離も以前よりも長距離になった、千葉から岐阜にいったりもしました。ただ乗車姿勢は前傾でなんだかんだいっても疲れるので一泊してのツーリングでしたが。
そんなこんなで、このバイクは初めて車検を通して4年間乗りました。でも、逆に4年間でまたもや手放してしまうことになったのです。手放した理由… 3台続けて Ducatiだったので何か他のバイクにも乗りたくなってしまったってのがあったかもしれません。あと初めて試乗した時には水冷Ducatiのバイクサウンド、オーケストラみたいで凄い!と感激したのですが、長く乗っていると、やや不満も感じるようになってきました。
低回転~中点回転くらいはすごく良いんですよ。アイドリング時には速いビートで2気筒独特のドコドコしたサウンド、そこから回転を上げると、低い唸るような感じでグゥォォォっと。 最初に試乗したときはこの音に感激したものでした。
しかし高回転に回した時の音、それがビイィーンといった感じになり、まあこれがDucatiの音なんですけど、ちょっと個人的な好みからはやや外れていました。
ただ、一番の理由は… また目移りしてしまったんです。この3連マフラーを搭載した3気筒エンジンのバイクに… 次回の記事に続きます(2-3日後に更新予定)
Ducati Panigale 899 (自分の中での相対評価)
格好良さ ★★★★
加速性能 ★★★★★
サウンド ★★★☆
信頼性 ★★★★
個人的愛着度 ★★★☆
個人的満足度 ★★★★
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